山地に生えるスズメノヤリの仲間です。春の中ごろから小さな花をつけ、夏までに種子を落とします。写真は若い果実です。

草丈は４０ｃｍ程度で、葉は線形、茎の先端の苞付近から分かれた数本の枝の先に数個ずつまとめて花をつけます。
花は直径２−３ｍｍで、外側が褐色を帯びた花被片が６枚つき、大きな葯が目立ちます。
果実は茶褐色で下部に白い付属物（種枕）が目立ちます。

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見分け方

よく似たヌカボシソウは、花序の枝の先に花が一つしかつかないことで区別できます。スズメノヤリは花序が一つにかたまってつくことで区別できます。