四日市火球


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1989年3月10日20時57分40秒、静岡県西部上空から四日市市付近上空に向けて飛行。
司馬康生が愛知県岡崎市から、東京大学木曽観測所の全天カメラが長野県内からそれぞれ自動撮影する。
岡崎の写真は経路途中までで、木曽の写真は回転シャッターによる流星像の切断がなく角速度不明である。
、 目撃報告約10件。最後に4個に分裂したというものを2例含む。写真による最大光度は-10等。
大塚勝仁氏により軌道計算され、木曽の写真による消滅点高度は25.7kmだったが、
至近距離ではもう少し見えていたようである。
四日市市内もしくは東側海中に数十〜数百グラム程度の小隕石が落下したと推定する。


落下予想域
楕円内が隕石が落下したと予想する地域
(国土地理院の地図に加筆)


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