土佐山田火球


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2011年7月26日01時33分(JST)、愛媛県から高知県中部にかけて、火球が出現した。
この火球は、大阪府から上田昌良氏、岡山県よりmars氏により、自動TVカメラにより撮影された。
これらはUFOCaptureによる検出、UFOAnalyserによる解析を経て、上田昌良氏による軌道計算が行われた。
この結果は、隕石としては最も一般的な、火星−木星間に遠日点を持つ軌道だった。

火球は経路末端で少なくとも2度分裂しており、複数の隕石落下の可能性が高い。
火球の明るさは−4等程度とあまり明るくなかったが、効率よく減速が働く形状だったと思われ、100g以下程度の隕石が落下したと思われる。
落下位置は、高知県香美市土佐山田町繁藤付近が有力である。


国土地理院地図に加筆

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