只見火球


隕石一覧に戻る

2000年12月27日18時41分、新潟県東部上空より福島県只見町上空に火球が出現した。
この火球は、長野県の下田力氏、仙台市の佐藤孝悦氏の日本火球ネットワーク(JN)の自動カメラと、
栃木県日光戦場ヶ原で撮影しておられた山野井理氏のカメラの3箇所から撮影された。
大塚勝仁氏により軌道が計算され、消滅点高度が21km台であり、隕石が落下したことが確実である。
落下位置は金山町内、スキー場、フェアリーランド金山付近、
落下質量は、1kgをやや超えているものを期待している。
平凡な光度変化や、やや赤い色の報告などから隕石組成は、普通球粒隕石だろうか?


落下予想域
赤の楕円内が隕石が落下した可能性が高い地域
黄色は可能性があると思われる地域