鈴鹿火球


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2010年3月30日23時41分17秒(JST)、奈良県上空より滋賀県上空に−6等級の火球が出現した。
この火球は、SonotaCo Network のメンバー(司馬康生、上田昌良氏、SonotaCo氏、三本松高等学校、ada氏)によって自動TV観測された。
司馬−上田の撮影データから、上田昌良氏によって軌道計算された。
この火球は経路末端で5,6個に分裂しているが、計算で速度変化を再現すると、低い摩耗率で比較的観測と近くなり、小規模な隕石落下が見込まれる。
落下隕石は、司馬によって計算され、50g±1桁程度と見積もっている。組成は一般的な石質隕石だろう。
予報落下場所は、国道1号線沿いの鈴鹿峠付近で、ゴルフ場を中心とする地域であり、発見の機会があることを願っている。


落下予想域
赤の楕円内が隕石が落下した可能性が高い地域



動画


参考資料 SonotaCo Network