2014年3月8日01時14分27秒、
岡山県上空に火球が出現した。この火球は、SonotaCo Networkの観測者、
大阪府の上田昌良氏、東京都のSonotaCo氏、岡山県のmars氏の他、岡山理科大学の自動カメラによって撮影された。
上田昌良氏により軌道計算され、司馬が隕石落下の予報計算を行った。
突入仰角が大きく突入速度が21km/sとやや速かった火球だが、消滅点高度は地上約30kmにまで達した。
また、光度変化がなめらかであることから、大気中の大規模な分裂は無かったと思われ、ごく小さな単体の隕石が落下したと推定する。
落下位置予報は岡山県総社市南部を中心とする東西に広い範囲で、落下予報質量は30g程度以下である。
落下予報域が東西に広いのは、落下予報質量の誤差に対して偏西風の効果が大きく影響するためである。。
落下予想域
楕円内が隕石が落下した可能性が高い地域
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