南東から飛来した隕石は上空で多数の破片に分裂して落下。
香川県国分寺町に落下したことから国分寺隕石と呼ばれることになる。
坂出市に落下した最大破片が発見されたのは、「国分寺隕石」と名付けられた後だった。
普通球粒隕石らしく、落下して割れた内面は、若干青みがかった明るい灰色。
ちょうどコンクリートの新鮮な断面のような色合い。
ここの写真は落下後時間が経ってからの撮影だが、多くの破片は保存が良い。
普通は、時間が経つと、含まれる鉄分の錆で、茶色いシミがもっとできるのだが。
割れていない面の溶融被殻(黒皮)は、上空における大気との衝突で
熔けた名残だが、この隕石では凹凸の目立つものが多い。
そういった面は、やや低い上空で割れたのだろう。
これは、もっと大きな隕石表面で見られる
空気力学的に削られた指で押さえたような窪みとは異質のもの。
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東山 |
リンク
国分寺中学 : 国分寺隕石落下に関する記事。