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2023年10月6日20時46分30秒(JST)、長野県上空に北北西に向いて飛行する低速の火球が出現した。
この火球は、SonotaCo Networkの観測者など、11名により撮影された。
光跡は、経路途中に小破片を後方に分裂させながら飛行したが、小破片は落下に至っていないと思われる。
消滅点の地上高度は27.5kmとやや低空まで貫入し、大気突入速度は15.7km/s程度だった。
この火球の残存質量は小さく、20g程度と見込まれる。これは直径では1-2cmに該当する。
落下予報域は長野県木祖村のおそらく山間部となり発見チャンスは少ないと推定する。
落下予想域
赤の小円隕石はモデル計算落下地点
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