甲斐南火球


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2013年12月13/14日、18時36分47秒頃、静岡県上空を南から北に飛ぶ火球が出現した。
落下中の映像は井上氏(神奈川県)とmasuzawa氏(長野)の自動監視TVカメラ、
岡野幸次氏(静岡県)によるデジタルカメラによって撮影され、
上田昌良氏によって軌道計算された。

突入速度は14.25km/s程度と低速で、突入仰角が比較的低かった。
消滅点高度は30.4km程度と、比較的低くまで達し、途中で爆発や分裂がほとんど認められない火球だった。
突入質量はせいぜい1kg程度と小さかったと思われるが、大気中であまり質量が失われず。
200g程度以下の小隕石が山梨県南部町もしくは静岡県富士宮市に落下したと見られる。


落下予想域
山梨県南部町〜静岡県富士宮市
赤の楕円内が隕石が落下したと予想する地域


(mapionの地図に加筆修正)



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