2014年3月18日20時06分12秒、
福井県北部沿岸上空に低速の火球が西南西から東北東に向けて飛行した。
この火球は、SonotaCo Networkの観測者、長野県のmasuzawa氏、岡山県のmars氏の自動カメラによって撮影された。
記録された光跡は、なめらかな光度変化に小さな増光を数度繰り返していた。
おそらく中核となる隕石物質があり、そこから小破片がこぼれ落ちるような分裂があったと思われる。
大気突入速度は13.8km/s程度、消滅点の地上高度は33.5kmだった。
落下位置予報は石川県加賀市南部、栢野町を含む山岳地帯にあたり、落下予報質量は10g程度以下である。
落下予想域
楕円内が隕石が落下した可能性が高い地域
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