岐阜山県火球


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2019年8月3日00時06分09秒、滋賀県から岐阜県南部上空に向けて明るい火球が出現した。
この火球は、SonotaCo Networkの観測者、岡山県の横道氏、東京都のSonotaCo氏、石川県の室石氏の自動カメラの他、岐阜県から山川氏によって撮影された。
記録された光跡は、経路前半の一部で周期的光度変化を示し、極大光度の後、小爆発とそれに続く2個への分裂が記録された。
周期的光度変化は、おそらく破砕では無く隕石物質の回転に伴うものではないだろう。
大気突入速度は17.5km/s程度、消滅点の地上高度は27.1kmだった。
落下位置予報は岐阜県山県市、史跡でもある古城山付近であり、落下予報質量は最大で200g、おそらく50-100g程度の同程度の大きさの2個と推定する。


落下予想域
楕円内が隕石が落下した可能性が高い地域


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  SonotaCo Network による観測のまとめ