安曇野火球


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2014年9月5日19時12分38秒、 石川県南部沖日本海上空から岐阜県北部に向けて低速の火球が東北東に向けて飛行した。
この火球は、SonotaCo Networkの観測者、石川県の室石氏、米口氏、岡山県のmars氏の自動カメラによって撮影された。
近くの室石氏のカメラによる光跡は、なめらかに増光し、経路半ばを過ぎたあたりで極大光度となっていた。
この典型的な隕石的な火球の大気突入速度は17.8km/s程度、消滅点の地上高度は32.9kmだった。
落下位置予報は長野県安曇野市北西部と大町市との境界付近、北アルプス燕岳、大天井岳をつなぐ尾根筋を中心とする地域に当たる。
落下予報質量は最大で100g程度、おそらく50g程度である。


落下予想域
楕円内が隕石が落下した可能性が高い地域


リンク

  SonotaCo Network による観測のまとめ