6月28日から2泊3日で北海道の旭川・美瑛・富良野に行ってきました。
ハワイ以来久しぶりの飛行機の旅です。通常なら旭川直行便で行けるのですが、ANNはAIR−DOの小型機しか飛ばないということで、呼吸器使用者の私には乗れないということなので、時間のロスはあるけど千歳空港から旭川までは列車で移動することになりました。
列車に車椅子席が一席しかなく、発売当日に予約に行ったのですが、取れなかった
ので、2時間デッキでの列車の旅となりました。窓からの景色は広々とした
道路や緑の大地が見えました。
旭川に着いたのは夕方でとても涼しい風が吹いていました。やっぱり関東と違って
あのじめじめした湿気はなかったです。旭川の町は歩道も車道のように広い道で神奈川と違って繁華街なのに人がまばらでした。普通あの時間帯なら混雑しているのになあ。
一旦ホテルに入りました。少ししたら、予約をしていた福祉タクシーの担当者が
きて翌日からの予定を決めたいと打ち合わせに来てくれました。次の日からの予定もばっちり組み立ててくれました。その後、行く前からメールでやり取りしていて、グルメ情報など教えてもらっていた方と会い「いせや」という居酒屋に連れて行ってもらいました。
初対面でしたが、とても感じのいい方で、すぐに打ち解けることができました。北海道産の野菜や海の幸を食べさせてくれる小さな庶民的なお店でした。
いつもは朝寝坊の私ですが、みっちりといろんなところへ行きたかったので前日打ち合わせの結果9時出発で、ホテルでの朝食を済ませ、一緒に行った看護婦さんの旭川に住んでいる友達も、合流して、いざ旭山動物園に向かいました。天気予報は雨だったのですが、うれしいことに曇り時々晴れ。
動物園は丘にあるので、見晴らしはいいのですが急坂が多かったです。一応バリアフリーで、スロープもあるのですが何しろ車椅子を押す人は大変です。
テレビでも良く出てくる、しろくまは飛び掛るどころかじゅうたんのようになっていました。
ペンギンは今は産卵期ということで殆ど泳がず夫婦で交代で卵を温めていました一匹は石を集めてきて巣を作っていました。とてもけなげで感動しました。
あざらし館はとても混んでいたのですが、車椅子の人を優先してくれたので良く見えました。
一番の衝撃はチンパンジー館でした。ガラスのトンネルを通った時なんと!真上で交尾をし始めてしまいました。ビックリー!
オランウータンの、もぐもぐタイムが見られなかったのが残念でした。結局一つももぐもぐタイムが見られませんでした。