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2012/06/13(水) | 近所迷惑な老人達と東京の人情 | |||||||||||
私は猫が大好きなのです。 その上で、東京の野良猫にいろいろ想うことがある。 |
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毎年の行事ではあるけれども今年もまた、うちのアパートの隣で野良猫の子供たちが沢山産まれた。 馬鹿な老人達が近所迷惑を顧みず、また猫達の将来を考えることもなく 自己満足で野良猫をどんどん増やしていく。 その結果が保健所行きであろうと、野垂れ死にであろうと、彼らは全く気にしない。 自分達が適当に愛玩してその場限りで満足できればそれで良いのだ。 少し前まではそれを見るたびに怒りを抑えきれずに いつかこの老人達をブッ飛ばしてやろうと思っていたけれども 最近はもう諦めた。高齢の馬鹿は死ななきゃ治らない。 去年もそうだったけれど、梅雨に入る直前の時期に、夜に急に冷え込む日がある。 そんな時、雨の中でも外に放置されている子猫達が 私の住むアパートの入り口に集まって寒さを凌いでいることがあって そんな彼らのために、タオルを用意してあげる優しい人がいる。 私の住んでいるアパートの誰かではあるのだけれど 毎年毎年、この心の優しさを見るたびに、人間とは良いものだと思う。 野良猫を増やし続ける馬鹿老人と子猫を助ける優しい人とで差し引きゼロかもしれないが、 子猫のためにタオルをあげる人の心の温かさは、それを眺める人の心を穏やかにさせる。 |
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■タオルに包まって眠る子猫 |
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とても小さな子猫が、布団をかけてもらうようにタオルに包まってうつぶせに寝ていた。 そんなとても暖かい風景。 私のアパートの階段には猫の糞が転がっていて悪臭を放っているし、ハエも集まってくる。 毎日階段を上り下りするだけで嫌な思いをするけれども 一番下の階段で人からもらったタオルにくるまっている寝ている子猫を見ると 心がほっこりするのです。 |
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