写真

2002年4月30日設置

[メインページ] > [写真館]
2010/11/10(水) デジタルカメラの性能とその表現力について
特集 古いデジタルカメラの撮影特集

デジタルカメラの性能とその表現力は、直接は比例していない。

最近のデジタルカメラの性能の向上には目を見張るものがあるし
表現できる幅は確実に広がっているのですが、それが実際の表現力とは直接比例していなくて
表現できるか否かは結局、人の撮影能力に比例するのです。

使用
カメラ
Nikon CoolPix P7000

使用
カメラ
DiMAGE F100
■DiMAGE F100
DiMAGE F100

今から8年前の古いデジカメ、DiMAGE F100での撮影。2年前に撮影しました。
ISO感度 200  絞り 2.8

古いカメラでそこそこ綺麗に撮れていますが、元画像を拡大するとノイズが非常に多いのです。
あとホワイトバランスが少し変で、実際より赤い色になっていますがこれはこれで良いと思う。

■Nikon CoolPix P7000
Nikon CoolPix P7000

こちらは最新のデジカメ Nikon CoolPix P7000。
ISO感度 200  絞り 2.8

元画像を拡大してもほとんどノイズが見られないし、色も実際に見たとおりなのですが
カメラの性能というより「絵」としてみた場合、全体が明るすぎてポイントがよくわからないし雰囲気も無い。
古いF100の写真と比較すると写真が安っぽくなっています。

■Nikon CoolPix P7000(加工後)
Nikon CoolPix P7000(加工後)

この写真は一枚前の写真のデジタル現像処理後。
トイカメラ現像+露出補正‐1.5で暗くしています。

ここからは主観的な評価になるので、人によって違うと思いますが
トイカメラ現像によって、
 ・四隅に向かって徐々に減光させて昔のカメラの雰囲気を出す
 ・街灯に照らされた鉄橋と電車の光をメインに残す
このほうが写真としての雰囲気が出ると思うのです。

最新のNikon CoolPix P7000は確かに表現能力の幅が広いのですが
私はまだその能力を生かしきれていません。
だから撮影後の画像処理に頼らざるをえないのです。

もっと写真撮影の勉強をしようと思いました。

特集 古いデジタルカメラの撮影特集
[メインページ] > [写真館]