プ ロ ッ ト を 書 く
プロットは、いわゆる「あらすじ」ですが、漫画にとっては「企画書」みたいなものです。
仕事の依頼があってからプロットを書いたり、仕事を取るために企画としてプロットを提出したりします。
もちろん、中にはプロットを書かずにいきなりネーム、または大御所の先生ではいきなり原稿に描き始める方もいらっしゃると聞きます。でも、それは新人には無理ですし、プロット書かないのでしたらボツは覚悟の上になるんじゃないでしょうか。プロットでボツになる場合もありますよ、念のため(笑)。
どちらにしても、プロットは書いたほうがいいと私は思います。自分のイメージを他人(編集さん)に伝えるのももちろんですが、自分の頭の中を整理整頓して冷静にストーリーを見つめるためにも必要な作業ではないかと思います

下は、この作品のプロットの1枚目。ストーリー1本につき、だいたいA4の紙で8〜10枚になりましょうか。
でも私はかなり簡略版の小説形式です。込み入ったストーリーですと、もっと長くなります。
鉛筆で下線が入っている部分は、担当さんから突込みが入った所ですね〜(笑)

ちなみに、プロットはきっちりびっちりシナリオ形式で書かれる方もいらっしゃいますよ。漫画家は、まず文章が書けないとお絵かきまで辿り着けない…ってことですね。


      
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