●ジョギングを始めたきっかけ |
私の勤めている業界には東京広告業健康保険組合というのがありまして、ここが毎年10月に皇居一周マラソン大会というイベントを開催しています。 ある時、1989年の9月、同じ部の女性が、「この大会に出たいけど一人じゃ恥ずかしいから一緒に出て」、と言ってきました。それまで、運動の「う」の字も存在しない、「酒」の「さ」の字があれば充分という生活だったので、当然とんでもないことでしたが、「いつも仕事手伝っているじゃない」、とか何とか言われて、やむなく出場することを承諾しました。 |
●初めてのジョギング | |
1989年9月19日、押入れから何故あるのかわからない短パンを見つけ、Tシャツ、普段履いているスニーカーで走りはじめました。36歳、残暑の秋の出来事でした。 1日目:地図で距離を測って、500メートル走って戻る。人がいて恥ずかしいので全力ダッシュ。恥ずかしかったけど、部屋へ戻って、デヘデヘ、やっちゃった、という感じでおいしくビールを飲みました。2日目:1キロ地点まで走って戻る。やはり、うれしはずかしという感じ。 3日目:筋肉痛で歩けなくて、会社を休む。 |
●初めてのジョギングシューズ |
ジョギングを始めた時は、ふだん履いているスニーカーで走っていましたが、ランナーズを読んだりしていて、やはり専用のシューズをはいたほうがいいかと思い、スポーツ用品店へ行ってみました。しかし、これまでスポーツ用品と関ったことがないので、どこで買っていいかわからず、とりあえずアルペンとかそういうところへ行ってみました。しかし、あの手の店はスキーとゴルフとテニスの用品しか置いていないのでした。どこで買えるのか、というのが第一の問題点。結局、専門売場が充実している池袋西武か、丸井スポーツ館にするか、ということになりました。 1989年10月8日の日曜日夕方、意を決して池袋の丸井スポーツ館へ出かけました。ランナーズのシューズ特集で初心者用というのをチェックしておいて、いろいろ見たあげく、結局リーボックERSというのを選びました。当時エアロビクスブームで、シューズはリーボックがブームでした。かかとにERS(Energie Return System)というプラスチックのチューブが2本入っていて、走ったら非常にクッションがいいので感動しました。 その後もう一度リーボックのシューズを買いましたが、これはハニカムなんとかといって、ソールのパターンが蜂の巣形状になっているもの。果たして何の効果があるのやら。この後リーボックのシューズはどんどん企画倒れに終わって、今ではあまり見かけることもないようです。 |
●初めてのレース | |
日 付:1989年10月29日 この後から、キロ5分を目指して練習するようになりました。 |
●初レースの記録 |
10キロ 日 付:1990年3月11日 |
ハーフマラソン 日 付:1993年3月14日 |
フルマラソン 日 付:1998年2月1日 ビギナーズラックに、何だこんなものかと、なめてしまったわけです。 |