<出発>
一度目が覚めたら3時。その後目覚ましで4時半起床。いつも通り缶コーヒー、ホットミルクを飲んで、卵かけご飯と豚汁の朝食にC1000タケダビタミンレモン。それにマルチビタミン&ミネラルとグルコサミンのサプリメントに、食べすぎでお腹が張るので胃腸薬とビオフェルミンを飲んで、雨の中、朝一番のバスで出かける。新宿に着くと、降りる人の半分以上はマラソンの出場者らしい。
<レース前>
地下道を都庁方面へ進むと、地下道の終りのところでナンバー確認と荷物は指定の荷物袋だけ、というアナウンスをしている。このアナウンスで、地下道で着替えて荷物を袋に入れる人たちが出てきた。これが今回のまずかった点。結局ナンバーだけ見せて入り、都庁の地下に着替えスペースがあった。まずトイレを済まし、アミノバイタルとスポーツドリンクとウィダーインゼリーを飲んで、ウェアの上に携帯用ビニール合羽を着て、外に出て指定番号のトラックに荷物を預ける。この辺は順調。地下の道路で上に屋根のあるところでグルグルアップしている人たちがいたので、10分ほどアップしてもう一度トイレへ寄る。8時45分までに整列ということなので、35分頃スタート地点(Dブロック、Aブロックは車椅子、Bブロックは選考レース、Cブロックは陸連登録選手なので、Dブロックは一般の中では一番前)に並ぶ。合羽を着ているとはいえ、雨の中スタートまで35分立ちっぱなしで、手袋とシューズはびしょ濡れで寒いし、脚も固まってきて、またトイレへ行きたくなった。
<スタートから序盤>
君が代斉唱などのイベントがあり(後ろのほうにはほとんど聞こえない、これが第2の課題)、車椅子の部がスタートした5分後にスタート。号砲に続いて爆発音がして、紙吹雪が飛んできた。結局合羽を着たままスタートし、スタートラインまでは約2分40秒、その後も足踏み状態だったが、靖国通りに入ってしばらくしてまずまず走れるようになった。しかし寒いしトイレが近くなった。早めに済ませようかと思い、神楽坂付近の5キロ地点で仮設トイレへ寄って、数もたくさんあるし楽勝と思っていたら、前がなんと全員大。この期に及んで大なんかするなと思いながら待っていると、目の前をランナーたちが波のように通り過ぎていき、テレビがおもしろがって取材に来た。
暑くなっていたので合羽を脱いでコースへ戻ったが、今度は寒い。遅い流れに入ってしまうと、歩いても変わらないぐらいになり、右へ左へと移動しながら前へ出て行き、飯田橋、竹橋、皇居、日比谷と難儀しながら走る。日比谷公園が10キロのフィニッシュ。
<中盤>
日比谷通り、増上寺前を通り、15キロ地点の先が品川駅の折り返し。この辺はまあいいペースで走れた。給水が心配なのでアクエリアスのハンディパックを持っていったが、寒いせいか給水に余裕があり、全然問題なかった。しかし、給水はとらず、アクエリアスを飲んで済ませた。20キロ地点を過ぎて銀座に入る。この辺からキロ5分切れなくなった。向かい風のせいかもと思い、このペースでしのいでいくことにする。日本橋、茅場町から水天宮前を過ぎて25キロ地点。浅草を目指すが、土地勘がないせいかここからが長く感じた。浅草橋のガードをくぐり、しばらくするとやっと浅草雷門の前。ぐるっと回ってきた道を引き返す。ここで、上りと下り両
車線を遙か彼方までランナーが埋め尽くしている光景が見えてきて、グッと来るものがあった。
<終盤>
寒さや勝田の疲れから右太腿、右膝とか、すねとか少し痛んだりはしていたが、浅草橋過ぎの30キロ地点あたりで左膝が痛み出した。こりゃリタイアして地下鉄でゴール地点まで行くことになるかなと思いながら、ズルズル抜かれていく。やっと銀座まで戻り、築地の35キロ地点で30分超えていなかったのでほっとして、最初の大会だから記念になんとしても完走したいと、またがんばる。最後の難所佃大橋を何とか駆け上がり、月は月島だと思っていたら、そのまま超えてしまったらしく、ずいぶんと橋が長かった。この先はあと5キロ、あと4キロと1キロごとに根性を出して豊洲、東雲を通過し、残り1キロになるとなぜかまた走れるようになって、東京ビッグサイトで軽くスパートしてフィニッシュ。タイムは3時間50分。とりあえず4時間切れて良かったが、どうせなら40分台にしたかった。
<レースが終わって>
ゴールして完走メダルを受け取り、ヒートジャケットをかぶせてもらい、チップを外してもらう。(これは良かった)アミノバリューを飲んで、バナナ、ソイジョイ、東京水をもらう。
女性には全員花のプレゼントがあった。荷物の受け取りもわりとすぐ済んで、ビッグサイトの中で着替え。ヒートジャケットを着ると、下着の着替えがしやすい。靴下が、両足とも穴が開いていた。愛走会のF原さんに電話したが連絡が取れないので、しばらく待っていたら和光樹林公園のT田さんと会えた。T田さんが持ってきてくれたビールで乾杯して、新木場から有楽町線経由で帰った。
風呂にたっぷりお湯を張って浸かり、豚カツで飲む。
<反省記>
今回の反省。タイム的にはトイレが失敗だったが、寒かったのでやむをえない。ウェアはロングスリーブシャツ(内側にTシャツ)とロングタイツにしたが、この雨だと薄手のウィンドブレーカーでも良かったかもしれない。キャップも何度も飛ばされかかったので、もっときつくしないと。列にも早く並んでしまった。時間ぎりぎりでも良かったかもしれない。それと、肉体的には勝田から中3週というのは、能力的に無理だった。
しかし、記念すべき初めての大会に出場して完走できて良かった。 |