第55回勝田全国マラソン

(2007.1.30)

(概要)

期日 2007年1月28日(日)
会場 茨城県ひたちなか市石川運動ひろば
スタート 午前11時00分(フルマラソンの部)
タイム 3時間19分20秒(自己ベスト)
順位 584位/92位(男子50歳代)速報順位

(記録)

地点 スプリット ラップ ペース
5k 0:24:24 24:24 4:53
10k 0:47:38 23:14 4:39
15k 1:11:15 23:37 4:43
20k 1:34:48 23:33 4:43
25k 1:58:10 23:22 4:40
30k 2:22:11 24:01 4:48
35k 2:46:35 24:24 4:53
40k 3:09:38 23:03 4:37
42.195k 3:19:20 9:42 4:25
Total 3:19:20   4:43

 

(レース日記)

<出発>
 ベッドに入ってしばらくして、鼻がムズムズするので、いったん起きて風邪薬を飲んで寝直す。ウトウトしていたら電話が鳴って、結局10時前には寝れなかった。一度目が覚めたら まだ2時。3時にも目が覚めて、その後夢の中で宇宙からの通信があって、なんだろうと思ったら目覚ましの音で目が覚めていた。4時半起床。缶コーヒーと牛乳を電子レンジで温めて飲み、卵かけご飯とカップ豚汁の朝食。おかずを食べる気になれなかった。ネットで天気をチェックすると最高気温が8度になっていたので、ロングスリーブシャツ・ロングタイツで走る準備もして出かけ た。早めに出て時間に余裕があったので、柏駅でトイレに寄っておにぎりを買う。

<レース前>
  勝田駅でY田さんと待ち合わせる。同じ特急に乗ったはずのK藤さんは相変わらず連絡が取れないので、二人で歩いて会場へ向かう。受付を済ませて体育館へ行くと、体育館がない。日立の経費節減だろうか。更衣室のテントの横にシートを敷いて、K藤さんを待つ。携帯は、昨日充電したばかりなのに、一度使うとバッテリーサインが赤になってしまう。ナンバーカードの準備をして、トイレへ行く。計測は、先週の千葉マリンに続いて、シューズのチップではなくナンバーカードにつけるタグだった。日差しが暑いので、 ウェアはTシャツ・ランパンにした。1時間前におにぎりを一個食べ、今回の秘密兵器アミノバイタルプロ・レッド持久力系をアクエリアスに溶かして飲み、ウィダーインゼリーを食べる。貴重品を預けに行くと、預かり料は100円。しかし、あとでジュースをもらったのでただのようなもの。45分前に10分ほどアップ。30分前にブッシェを食べてビタミンレモンを飲んで、もう一度トイレへ行って、20分前スタート地点へ向か った。

 
  ウルトラランナー・K藤さん
 
愛走会最速ランナー・Y田さん   三人一緒に

<スタートから序盤>
 Y田さんは陸連登録の部へ並び、K藤さんとずうずうしくも3時間以内のところへ並ぶ。とりあえず、サブスリーらしく見えるように、高度なストレッチや腿上げとかをやってごまかす。スタート地点が狭いので、スタートしても足踏み状態。スタート地点を通ったら35秒過ぎていた。その後割りと自由に走れるようになって、 K藤さんと並んで広い通りを走る。5キロ地点は24分24秒。スタートロスを考慮すれば、23分50秒ほど。まずまず。狭い道に入ったところで、K藤さんに「下げます」と言って離れる。それでも10キロ地点は23分14秒。24分ぐらいに落とそうかとも思ったが、行けるところまで行くことにする。10キロ過ぎで右太腿が痛くなっ て、千葉マリンがいけなかったかなと思ったが、すぐ収まった。向かい風があるが、集団に追いついて風除けに後ろにつくとペースが落ちるので、積極的に抜いていく。きつい上りもあったが、得意のステップ走法でどんどん抜いていく。

<中盤>
 
20キロ地点まで23分30秒前後をキープでき、中間点は1時間39分59秒。3時間20分ペースだ。とりあえず、Y田さんが言っていた25キロから35キロは落とすに従って、25キロまではがんばる。25キロ以降少し落としたら、30キロが24分01秒。ここらで、コースは曲がり角が続いて、どこを走っているかわからなくなってくる。35キロは24分24秒。これはまずい。残り5キロスパートできるのか、不安になってきた。

<終盤>
 登りのコースを終えたところで、前方に黄色の色鮮やかで目立ちすぎるK藤さんのTシャツが見えてきた。気力が途切れそうになったところで、そこを目標にして、呼吸を3拍子に変えてピッチを上げて追い上げる。最後の大通りで並べればいいと思っていたが、その前残り5キロ地点の手前で追いついたので、中国電力の佐藤方式でダッシュして追い抜いた。大通りに入って最初の下りで後ろからペタペタと靴音が近づいてきて、見たらK藤さんが追いついて追い越していった。さすがウルトラ ・ランナーだ。しかし、次の登りで右に離れてステップ走法で追い越してスパートする。しばらくペタペタという足音が聞こえていたがそのうち聞こえなくなった。しかし、残り4キロ、このペースで走れるのか不安。少し先に見える日産とか、ホンダベルノとか、はせがわとか、損保ジャパンとかを目印にして走る。 200mごとに目標を変えれば、5回で1キロだ。一度左脹脛がつりそうになってジャンプしたが、これも大丈夫だった。40キロ地点は3時間9分38秒、20分切る可能性がある。とにかく必死で呼吸して手足を動かす。残り1キロ地点は見落としたし、いつものラスト1キロのスパートをする余力はなかった。会場までの道に入ってあと300mとかいってもその直線が長い。会場に入って時計が見えたら3時間19分。必死でゴールしたら20秒だった。タグを取ってもらってTシャツをもらい、K藤さんを待つ。2分ほど遅れたようだ。記録 証をもらったら、間違いなく3時間19分20秒。自己ベスト更新、そして目標の20分切り達成だ。

<レースが終わって>
 荷物を受け取りに行くと、指がつりそうで右膝も痛い。荷物を受け取ってから、何度も指がつって立ち往生してしまった。体力、気力とも限界。自己ベスト更新がうれしいというより、もう走りたくないという気持ちのほうが大き かった。
 帰りはバスにして、勝田駅でそばを食べて、Y田さんは先に各駅で帰り、K藤さんと3時46分の特急の自由席で帰る。
 荷物を片付けて、風呂に入って、ストレッチをして、枝豆、チキンカツ、刺身の盛り合わせで飲んだ。

<反省記>
 今回の反省。今回の結果が良いとしてその要因を探ると、会場に着いてからおにぎり1個食べたこと(ふだんは家で食べるだけで済ませる)?、アミノバイタルプロ・レッド?暖かだったこと(寒いとつりやすい)?前にK藤さんが見えたこと?わからない。マラソンは走ってみないとわからない。ただ、今は記録を目指して走るなんて、もうしたくはない。