<出発>
いつも通り4時半に起きて、いつも通りの朝食を済ませて、6時24分の始発のバスで出かける。武蔵野線から常磐線に乗り換え、柏で30分ほど待って特急に乗
って席に座ると西山さんがやってきて、自由席に席を取っているそうなので、そちらに移って加藤さん、藤原さんと合流する。
<会場>
会場の石川運動ひろばまではすぐだが送迎バスに乗り、受付を済ませて、更衣室に当てられている体育館にシートを敷いて場所をとる。Tシャツにナンバーカードを取り付け、シューズにチップをつけて、アミノサプリを飲みながらバナナを食べてアミノバイタルのゼリーを飲む。10時過ぎに軽くアップに出て、12、3分走るが風が冷たくて汗が出ない。
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会場の石川運動ひろば入り口 |
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更衣室の体育館入り口 |
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西山さん、加藤さん、藤原さん |
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藤原さん、関川、西山さん |
<スタート>
20分ほど前にスタート地点へ向かい、藤原さんは陸連登録の部、西山さんと加藤さんは先頭のほうへ並び、こちらは3時間以内の後ろのほうに立つ。号砲が鳴ってスタート地点までは52秒、しばらくマイペースで走り、5キロ地点あたりでペースを上げていくと5分ペースで行くと言っていた藤原さんに追いつく。eAのTシャツを着ている人がいて、顔を見たらよく見る顔だった。樹林公園にいる人か、それともセントラル志木で慶応高校の外周を走っている人か。右ふくらはぎに違和感があって心配だったが、10キロは23分台でまずまず。非常に長い直線で風が当たって冷たいが、風除けを探すとペースが狂うのでずっと風に当たって走る。15キロ地点は計測できなかったが、20キロ地点では48分、ここまではまあまあだった。
<スローダウン>
20キロ過ぎて、不安だった右のふくらはぎがぴくっと来た。だましだまし走っていたが、とても持ちそうにないので、ストライドを落としてピッチを上げて走る。いつもなら35キロ過ぎの走りだ。陽があたって風がやむといいのだが、陽がかげったり向かい風があたったりすると冷えてつりそうになる。棄権しても制限時間が長いからなかなか収容車も来ないだろうし、@ランナーのメールマガジンのアンケートに何が何でも完走と答えたばかりなので、がんばって走る。30キロで、足の甲や指、右足をかばっていたせいか左足の股関節もつりそうな感じになってきて、ついにペースダウン。あと10キロLSDでがんばろうと思い、ただひたすら忍耐を続ける。痙攣を防ぐため少しでもミネラル補給をと思ってスポーツドリンクをこまめにとり、ラスト2キロでチョコレートをもらってバリバリかみながら
、鼻をたらし涙を流して走る。会場にたどり着いて、時計が45分を指しているのを見て、ゆっくりダウンしながらゴール。
<戦い終わって>
体育館に戻ると西山さんが寝ている。加藤さんが13分の自己ベストだったそうだ。抜かれたと思った藤原さんもまだ戻っていない。その後磯前さんが戻ってくる。西山さんは加藤さんのペースメーカー、藤原さんも磯前さんもマメができたりつったりで調子悪かったようだ。すぐ着替えるが、寒くて身体ががたがた震える。送迎バスで勝田駅まで戻り、44分のフレッシュひたちの自由席に席を取って、缶ビールで乾杯する。次の特急の上野までの指定券と北朝霞までの乗車券を買っていたのだが、特に清算の必要もなかった。池袋で別れて東武線に乗って、朝霞台からタクシーで帰る。
お湯をたっぷり入れた風呂につかって身体の芯まで温めて、ステーキと焼きそばで飲む。
<反省記>
練習1ヶ月でフルマラソンは無謀、ということに尽きる。仮に最初からキロ5分程度のスピードで走っていたとしても、ロングタイツで走っていたとしても、ゲルフェザーで走っていたとしても、たぶんだめだったろう。しかし、もう走れないような状態で残り12キロ走り続けられたこと、長い直線や坂を苦にしなかったことは、今後につながるだろう。ただ、痙攣しやすい体質は変えないとだめだな。 |