第13回かすみがうらマラソン

(2003.4.15)

(概要)

期日 2003年4月13日(日)
会場 土浦市川口運動公園
スタート 午前10時00分(フルマラソンの部)
タイム 3時間44分24秒(公式結果)
順位 747位/4767人中(262位/1479人中)

(記録)

地点 タイム ペース ピッチ ストライド
5k 26:21 5:16 173 110
10k 22:51 4:34 176 125
15k 25:13 5:03 175 113
20k 24:20 4:52 174 118
25k 26:10 5:14 171 112
30k 26:02 5:12 175 110
35k 26:57 5:23 174 106
40k 28:42 5:44 173 101
42.195k 17:43 8:04 121 102
Total 3:44:24 5:19 170 111

(道中記)

<出発>
 いつも通り4時半に起きて、いつも通りの朝食を済ませて、6時24分の始発のバスで出かける。去年までは上野駅からだったが、今年は武蔵野線経由なので1本早い特急に乗れる。柏で30分ほど待って特急に乗るが、その前の各駅でも良かったかもしれない。1本遅いバスだと遅れるかもしれないのだ。

<会場>
 土浦の駅から会場の川口運動公園まではそれほど遠くはなく、会場には8時半頃着く。とりあえず行列に並んでプログラム・参加賞をもらう。中を覗くとなぜか氷結缶チューハイが入っている。
 会場は広いので、いつも迷ってしまう。とりあえずメイングランドのスタンドに陣取って、ワセリンを塗ったりバンドエイドを貼って準備をして、スポーツドリンクを飲みながらバナナを食べ、ゼリーを食べてレモンC1000を飲む。デジカメで下の写真を撮って、ランシャツ・ランパン姿になって荷物を預ける。9時15分頃から15分ほどアップして、トイレを済ませ、去年なかなかスタート地点に入れなかったので早めに行き、歩道で待つ。時間があるのだから、アップを済ませてから荷物を預けたほうが良かった。

kasumi1.jpg kasumi2.jpg

<スタート>
 スタートを待っている間にまたトイレへ行きたくなるが、行きそびれてしまう。先に10マイルの部がスタートし、最後尾が出た後でスタートラインに着く。今回も3時間半以内の前に並ぶが、もっと前でも良かった。音がしたようなのでウォッチのボタンを押すが、しばらく進まず、スタートラインを踏んだのは1分20秒過ぎ。混んでいてなかなか前へ進めないが、空いているところへどんどん入っていく。しかし、茂みに人が走っていくと、一緒に行こうかなとつい気が散ってしまい、その後も迷いながら走る。5キロ地点は、26分。この混雑にしてはいいほうかと思い、順調にペースを上げて行き10キロ地点は22分台。よし、いい調子。

<中盤からの不調>
 ピッチが上がりすぎなのでやや抑えて、いい調子で走っているつもりで、15キロ地点はまた23分切っているかなと思ったらなぜか25分。距離が長いんじゃないかと思っていたら20キロも24分。中間点過ぎに公園があって、トイレもあったのでつい寄ってしまう。ここからまた上げていくつもりだったが、だんだん胃腸が重苦しくなってくる。実は、昨晩と今朝、ご飯を1合ずつ食べてしまったのだ。胃にも腸にもご飯がパンパンに詰まっているという感じで、下痢ではないが気持ち悪くなり、水が飲めなくなってしまい、30キロ過ぎまで給水をとらない。
 このコースでは、なぜか毎回後半鼓膜が変になり、よけい走りづらくなる。それに遠くにコースやビルが見えるので、気もなえてくる。30キロまでがんばればもう少しだという思いだけでがんばり、30キロ過ぎからは歩く誘惑との戦い。残り5キロ過ぎからはあごも上がって、まともに走っているような状態じゃない。前のほうに「渡辺康幸」というナンバーカードが見え、近づいて追い越しざまに顔を見ると、よく日焼けしてはいるが、ランナーというよりはただのデブという感じの顔が。挨拶もしないで通り過ぎてしまった。

<太腿と指をつる>
 40キロの給水では立ち止まって思いっきりごっくんと飲んで、また走り出す。今日はラストスパートもできないなと思っていたら、残り1キロで右太腿の裏と左の指が同時につってしまった。靴を脱いで左指を押さえ、片足で立って右足をストレッチする。靴を履いて走ろうとするとまだ指がつりそうになるので、しばらく止まってしまう。しばらくして靴を履いて、ちょっと歩いてからまた走り出す。これでやっと終わりかと思ったら、会場の入口でまた指がつってしまう。靴を脱いでしばらく指を押さえ、はだしのまま歩いて、最後靴を履いて走ってやっとゴールする。44分。止まらず走っていても40分切るのがやっとだっただろう。

<ゴール後もふくらはぎをつる>
 チップをはずしてもらって、Tシャツをもらう。今年のTシャツは質がいいようだ。荷物を取りにいこうと道を迷っている間に、また指がつる。荷物を受け取って着替えようとすると、また指がつってしまい、座り込むと今度は右のふくらはぎが猛烈につる。収まって着替えようとすると、今度は左のふくらはぎが猛烈につる。結局しばらく座って休んで、ぬれたランパンの上にじかにジャージを着て、上だけ着替えて会場を後にする。トイレへ寄ると、真黄色で量も少ない。脱水症状だったのかもしれない。土浦駅でちょうど各駅が出るところだったので乗り込み、何とか座れたので柏までうとうとする。武蔵野線も座れた。朝霞台からはタクシーで帰る。

<夕食>
 荷物を片付けて、しばらく横になる。42キロ走ったというのに、食欲は全然ない。風呂に浸かるが、全身真っ赤赤でひりひりする。夜、一応ビールとフルーツワインでステーキを食べる。

<反省記>
 フルマラソンは本当に難しい。前8週間の練習量はこれまで最高で、4週前に36キロ、2週前に30キロ走っていて、距離への不安もなかったのに。考えられるのは、ご飯の食べすぎで胃腸が気持ち悪かった。そのせいで給水が充分取れなかった。後、へその辺りの具合が悪くて、それでトイレが近くなっている。どこか悪いのかもしれない。それと、最近ピッチが落ち気味だったのだ。暑さに関しては、別に何の問題もなかった。むしろ、途中日が翳って涼しくていやだと思ったほど。惨敗。もうフルマラソンやめる。とか思いつつ、30キロのLSDじゃなくて、ペース走をやらなければだめかなと思い始めている。

back

home