オーストラリアドライブの旅-2

平成17年4月28日〜5月8日


やっとの思いでほとんど完成しました。写真を選択中です


5月3日(火)

 今日は予定を変えて、ロベの先40kmほどのキングストンまで行くことに する。今回のドライブには、ちゃんとした道路地図を購入しなかった。今考えると、これは、かなり 無謀なことであった。手元にあるのは、レンタカー会社でもらった地図と観光案内所でもらう地図 だけである。この地図がまた、かなりいい加減な地図で、この地図を頼りに走っていると時々とん でもないところを走っていたりする。

この日も、2回ほど道を間違えて、かなりのロスをした。 また、道を間違えたことが分かると、現在位置を確認するまでとても不安になる。日本では、カーナ ビゲーションシステムが、かなり普及しているが、こちらでは、レンタカーには、まだついていない ようである。キングストンまでは、快適なドライブ路であるが単調な道が続く。

これという感動する ような景色もないがオーストラリアらしい広大な景色である。途中、ロベで昼食を摂り、休憩したあと、 早めに宿を探し、チェックインした。今宵の宿は、モーテル形式となっており海岸にあった。時間も あり、運動不足気味でもあったので、持参したランニングウェアに着替えて海岸を20分ほど走った。 そして、たまっていた洗濯物をコインランドリーで洗濯した。今日の洗濯で、今回の旅行での着替の 心配がなくなった。今日は約270km走行したことになる。


5月4日(水)

 今日は、アデレードの近くのアデレードヒルまで行って泊まることにしよう。 個人旅行の強みは、予定が自由に変えられることである。昨日に引き続き単調であるが、快適なドライブ ウェイである。

途中から本格的な高速道路であるサウス・イースタンフリーウェイになり、最高速度は 110kmとなる。アデレードの手前25km位のところにあるアデレードヒルのドイツ村ハーンドル フに立ち寄る。この付近には、ワイナリーが点在し、人気のスポットとなっている。ここは、駐車場は 無料で適当に停める事が出来た。昼の時間も過ぎていたので、ドイツの雰囲気のレストランで昼食を とった。レストランの傍に、ホテルがあったので、部屋を確認してまずまずだったので、今夜はここに 泊まることにした。

チェックインした後、時間もあったのでアデレードヒルを車で廻ることにした。 ここで、前述したようにドライブ用の地図を持たずに観光用の地図だけであったために、道に迷って しまった。一旦道に迷うとパニックである。同じところをぐるぐる廻ったり、袋小路に入り込んだり してしまった。車を止めて2回ほど近くの人に聞いたが、地図がいい加減なので、正確に現在位置を 聞いても、チョット走るとまた、分からなくなる。そのうち、サウス・イースタンフリーウェイがあ ったので、これに乗って戻ることにした。結局、アデレードヒルをぐるぐる廻っただけになってしま った。あ〜っ、疲れた!


5月5日(木)

 今日で、レンタカーを返却する。事故もなくドライブを終えられることを 感謝しよう。アデレードの市街地のイメージをしっかり頭に叩き込んでレンタカーの事務所を 捜そう。昨日の失敗を繰り返さないようにしっかりと今日の目的地を頭に叩き込んで出発した。

最初に、マウントロフティサミットである。あいにくの小雨模様(ほとんど傘がいらないくらい) で、視界が悪く何も見えないが1時間ほど散策した。というより、ここでは歩いて道に迷ってしま った。次に、クリーランド自然保護公園へ行った。ここは、カンガルー、ダチョウなどのオースト ラリアの動物が放し飼いになっており、動物と触れ合える公園である。入場料が1000円くらい するが、コアラに触れることで人気がある。コアラと一緒に写真も撮る事が出来る。コアラは、ユ ーカリの葉を食べている時は、ほとんど危険がないとのことで写真を撮るときは、係りの人がユー カリの葉を与えていた。また、お尻をなでると機嫌が良いようである。

このあといよいよ最終目的地のアデレード市内へと入っていった。その前に、ガソリンを満タンに しなくてはいけない。オーストラリアは、ほとんどがセルフサービスである。 ガソリンの価格は、日本とそれほど変わらないように思う。

アデレードの街も大都市であるが、きれいな町である。まるで公園の中に街があると言った方が良い くらいきれいな街である。初めて訪れて車を運転しても、不安はまったくない。今日泊まるホテルの前を 通り、レンタカーのオフィスへと向った。オフィスの前の道路に車を止めて、 荷物を降ろし、事務所で契約書を渡し、手続きが終わった。この間数分である。サインの必要もない。 ホテルまでは、歩いて10分くらいであり、街の様子を知るためにも、ゆっくり歩いていくことに した。治安についても、何も不安はない町である。


5月6日(金)

  今日は。アデレードの街の散策である。ここもメルボルン と同じく無料の乗り物があるが、ここは電車ではなくバスが走っている。ノーステラスと呼ばれる 一帯は、大学、病院、博物館、美術館、植物園、動物園おまけにカジノまで揃っており朝から夜まで 飽きることはないようである。
そして更に北へ行くと、広い一帯全体が公園みたいなところがあり、 川を越えると、アデレード市街が見下ろせるライト展望台や聖ビーターズ大聖堂がある。ほとんどが チョット歩けば行けるし、もちろんバスもある。住みやすそうな町である。ホテルの前は、アデレー ド駅であり、ヨーロッパ式の駅の造りでホームの片端が駅である。ショッピングモールの閉店は、 早く昨日は、暗くなったらほとんどの店が閉まっていた。

今日は、2時40分の飛行機でシドニーに 向けて出発する。初めての飛行場なので、早めにホテルに預けた荷物を受け取り、タクシーを頼んで アデレード空港の国内線乗り場へ行って食事でもしようと思ったら、空港は、意外と質素で食事を するところもない。近くの人に尋ねると、空港の内部にあるとのことで、すぐにチェックインをし て、食事をした。アデレードからシドニーは、時差の関係で飛行時間約1時間20分、5時過ぎには シドニー空港へ到着した。
空港からは、エアーポータと呼ばれるワンボックスタイプバンでホテル まで行くことが出来る。シドニーの地下鉄は、総2階建てでみんなが座れるようになっているよ うだ。キングスクロスの駅は市街地から相当深い地下に下りていくのだが、電車は、駅を出ると すぐに外に出ることになる。初めて乗ったとき不思議な感じがした。キングスクロスはシドニー でも、治安が悪いところである。と言うことは、オーストラリアでも相当治安が悪いところである。 女性だけで泊まるところではない。とはいえ、表通りを歩いている分には、雰囲気は良くないが 危険を感じるほどではない。


5月7日(土)

  今日は、丸一日シドニー観光である。そして夜10時過ぎの飛行機で オーストラリアを離れることになっている。シドニーは、当初予定に入れていなかったが、オースト ラリアでシドニー経由の飛行機となるとシドニーでストップオーバーを考えないほうがもったいない くらいである。まして日本向けの飛行機は、夜遅いとなれば丸一日使えるので考えるまでもなく1泊 決定となった。

サーキュラーキーで定番のオペラハウスを見学、遠くから見る形と、傍で見る形、表 面の材質感など、全然違うものである。ハーバーブリッジは、歩いて対岸まで行ってきた。結構、ジ ョギングをしている人も多い。この橋は、人、車、電車も通っている。黒っぽい色なので、きれいで はないが、この色が潮風に強い塗料なのだろう。ハーバーブリッジには、橋の最高点まで登るツアー もあるが、足がすくみそうなので止めた。登る人は、155ドルを払い、作業服みたいなものに着替 えて、命綱を付けて結構きついところを登っていた。風が強い日は安全確保のために昇れないとのこ とである。その代わりという訳ではないが、ランチクルーズ船に乗り、海からの眺めを楽しんだ。
空港から市内へは、エアポータを使ったが、渋滞にはまってしまい結構時間をくったので、空港へは、 地下鉄を使うことにした。空港は、日本からメルボルンへ行く時にトランジットで降りたため、見覚 えのあるところもあった。

ここで最後の大失敗をしてしまった。免税店で買い物をしたのであるが、 チェックイン後受け取るはずの品物を、飛行機に乗る直前に受け取るものだと固く信じていたため、 受け取ることが出来なかった。悪いことに飛行機が遅い時間のため気がついた時は、免税品の受取り 場所は閉まっており、時は既に遅し、泣く泣く飛行機に乗り込んだ。帰宅後にインターネットでリフ ァウンドの手続きをしたが、換金するのに手数料がかなり掛かり、現金は目減りするは、品物は手に 入らないは、で大損であった。


5月8日(日)
   朝6時35分予定通り飛行機は成田に着いた。時差がないということが こんなに楽とは!空港で雑用を済ませて自宅近くで早めの昼食を取り、12時前には 自宅に着いた。

 写真をお楽しみください


動物園のコアラ


長〜い桟橋


アデレードの町並み


シドニークルーズ船


カンガルーの放飼い-(1)


カンガルーの放飼い-(2)


運転してます


広大なオーストラリア


ドライブ途中の田舎町


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