女子高生コンクリ詰め殺人関連ページ


  ゆずの北川悠仁主演・Vシネマ『女子高生コンクリ詰め殺人事件』の画像、漫画『真・現代猟奇伝 女子高生コンクリ詰め殺人』のレビュー、関連リンクなどが置いてあります。



■Vシネマ『女子高生コンクリ詰め殺人事件』画像

ビデオ安売王制作のVシネマ『女子高生コンクリ詰め殺人事件』。
なかなかハードな内容で、まあまあのデキだと思います。
湊伸治役の北川悠仁の演技が光ってました。
他に有名どころでは、湊伸治の父親役で斉藤暁が出演。

■氏賀Y太 『真・現代猟奇伝 女子高生コンクリ詰め殺人事件』レビュー

当時の記事のまま転載したので、お見苦しい点がありますがご容赦を。

『真・現代猟奇伝』第1話 感想
『真・現代猟奇伝』というタイトルで、実話を元にそれを脚色して描いていく作品らしい。
そして、最初の題材は、あの女子高生コンクリート詰め殺人事件・・・

今回は導入部ということで、最初の暴行までの普通な内容。
To Be Continuedとあったので、次回から本格的な内容になるようだ。
しかし、よりによってこの事件を扱うとは、相当な勇気が要ったろうなあ。
一体どのように描いていくのか、非常に注目しています。

『真・現代猟奇伝』第2話 感想
個人的に、今最も注目している漫画、「真・現代猟奇伝」を読むため夢雅を購入。
氏賀Y太の連載漫画で、あの女子高生コンクリ詰め殺人事件を題材にしている。

今回は、監禁の開始から、繰り返される陵辱・暴行、警察に助けを呼ぶ電話をかけようとしたのが見つかり、暴行がエスカレートしていった辺りまでを描いている。

共犯・湊伸治の母親が、被害者が何日も滞在している事に気づくところ、被害者に「家出をしているから自分を探さないで」と自宅に電話させるところ、性器への異物挿入で弄ぶ、失神した被害者の頭を水につけて起こし更に犯す、酒を強引に飲ませて犯す、武田鉄矢の『声援』という歌を歌いながら陵辱する、被害者が小声で「がんばれ、がんばれ」と自分に言い聞かせる、など実際の事件をもとにしたシーンがかなり出てきた。

しかし、細かいところが違うのは、あくまで実話をもとにした物語ということで仕方ないが、実際の事件のエピソードがもっと悲惨でおぞましいことや、氏賀Y太がこれまで描いてきた作品の過激度・鬼畜度を考えると、まだおとなしい内容だと思う。
正直なところ、不満に感じる。無責任な言い方かも知れないが、この事件を漫画化する
と決めた時点で、作者は心中を覚悟し、全力で表現をしなければいけないと思う。
もちろん、これから変わっていくのかも知れないが。

注目の第2話だったが、今回は扉絵のところに編集部より「企画意図について」という文章が掲載されている。

文章の内容は、「架空と現実の世界の違い」を伝えたいという意図のため、あえて現実に起きた事件を参考に、氏賀Y太先生に再構築してもらっています。この作品を読む事で、そのなまなましさを感じて、このような凶悪犯罪に対し憤りを感じてもらえたらと考えています、というようなものだった。

やはり多少は、読者や事件の漫画化を知った人から、非難や抗議があったのだろうか。

しかし、編集部がどんなことを言っても掲載誌がエロマンガ本である以上、白い目で見られるのは当然のことだろう。
この作品が、被害者を更に辱める不謹慎な俗悪エロマンガとなるか、フィクションとは違う「現実の重み」と事件の悲惨さを伝える価値あるマンガとなるかは、全て氏賀Y太の力量にかかっていると言える。
「現実の重み」を出せば出すほど、エロマンガとは逆のベクトルに向かってしまうし、軽く描けば不謹慎なだけだ。そこを、どう描き上げるのか。

この作品は、氏賀Y太の漫画家としての力量を問われる相当にシビアな挑戦だと思う。
これからも、注目していきたい。

『真・現代猟奇伝』第3話 感想

「COMIC夢雅」に連載中の氏賀Y太さんの漫画。
何と、あの女子高生コンクリ詰め殺人事件を漫画化している。

2話目までは控えめの内容で、正直どうかと思っていた。
中途半端にやるなら、この漫画は描かれない方が良いと思うからだ。
しかし、今回の第3話目は暴行などの描写も過激になり佳境に入ってきた様子だ。
被害者の身体にライターオイルをかけて火をつけたり、嘔吐して部屋を汚したことに怒り肛門に花火を打ち込んで破裂させたりと、悲惨な描写が続く。
事実とは多少異なる部分もあるものの、今回はなかなか良く描いている方だと思う。
そして、個人的に「頬が鼻の高さまで腫れあがり、目の位置が判別できないほど」という描写をどうするのか気になっていたが、それもまあ描き切っていた。

この作品を中途半端に描く事は被害者への冒涜となると思う。
公式掲示板によると、あと1話で終了となるようだが、作者には、凄惨で重い事実を読者に伝える、更にリアルな描写を徹底的にして欲しいと期待する。


『真・現代猟奇伝』 最終回感想
氏賀Y太さんの、実際に起きた女子高生コンクリ詰め殺人を題材にした「COMIC夢雅」
に連載されている猟奇犯罪漫画。
連載第1回から感想を続けてきたが、今回4回目でついに完結となる。

火傷が化膿し、ストレスのため頭髪も抜け落ち、もはや性の対象ですらなくなった被害者への陰惨な暴力行為が続く。
実際の事件でもあった、小泉今日子の『なんてったってアイドル』に合わせて裸で踊らせ、リズムに合わせて被害者を殴ったり、火を着けたロウソクで被害者の顔面にロウを垂らしたり、被害者の身体に鉄アレイを落としたりといった非道行為も描かれている。
堪りかねた被害者が、「殺して」と哀願する場面も事実に基づいている。
最初の頃は心配していた暴力描写だが、この終盤になって作者の本領発揮とも呼べる壮絶さになったと思う。
作者もペンに力が入ったと言っているように、なかなかの迫力で素晴らしい。
そして、作品の結末は、実際の事件と同じく、凄惨な暴力を受けた上にテープで拘束された被害者が独り寂しく亡くなっていくとても悲しいものだ。
最後のページの、屈託ない笑顔を浮かべる被害者の写真とたむけられた花が、事件の悲惨さ、罪無き少女が鬼畜になぶり殺された現実に対する怒りをさらに強める。

こういった作品を描くのは、被害者の家族に対しても、社会的にも気をつかう作業だったろう。エロマンガ本だったとしても、多少の抗議の声はあったと思う。
その中で、これだけの作品に仕上げた作者はさすがと言える。

しかし、私はどうしても、実際の事件はもっと悲惨だったはずだという思いから、この作品を手放しで褒める気にならない。
暴力描写は素晴らしいのだが、実際の事件はこんなものではないと思うからだ。
もちろんマンガとしては十分なのだが、実際の事件の重みを伝えるには軽い。
細かい例を挙げればキリが無いが、実際の事件では発見された被害者の腐敗した死体の膣には小瓶が2本押し込まれたままだった、ということだけでも、このマンガでは到底及ばないほど凄惨なものだったということがわかってもらえると思う。
絵柄のせいもあるかも知れないが、被害者の容貌ももっと悲惨な状態になっていただろうことは容易に想像がつく。
この辺は遠慮と、あくまでエロマンガにしなくては、ということなのだろうか。

私は実際の凶悪犯罪を題材にして、現実の重みを伝えるため、事件の風化を防ぐための価値ある作品が描ける漫画家は、今、氏賀さんしかいないと思っている。
氏賀さんの作品も大好きで、漫画家として尊敬すらしている。
だからあえて言うが、もっともっと凄惨に、読者が目をそむけるほどに、読者に痛みや辛さや悲しみが、2度と読みたくないと思うほど伝わってくる作品にして欲しかった。
そうでなければ、この作品の普遍的価値は薄れてしまうと思うからだ。

今回の『女子高生コンクリ詰め殺人事件』の終了で一旦連載は終わるようだ。
おそらくある程度の期間をおいて、別の事件をあつかった『真・現代猟奇伝』が連載されるのだと思う。その時は、目を覆うほどの内容になっていることを期待したい。
そして、この連載はこれからもずっと追っていきたいと思う。
繰り返すが、猟奇事件の重み、痛み、悲しみをマンガという手法で伝える事のできる作家は、絶対に氏賀Y太しかいないと思っている。
だからこそ、これから氏賀Y太さんには、作品がマンガであることを超えるところまで行って欲しいと、私は勝手な期待を寄せてしまうのだ。


■『女子高生コンクリ詰め殺人事件』関連リンク

「週刊新潮」特集記事 「監禁」再逮捕の元少年(神作譲)が「女子高生コンクリ詰め殺人」で行った「鬼畜行為」のすべて
被害者の顔写真もありますので、興味本位の閲覧は控えてください。

無限回廊 女子高生コンクリ詰め殺人事件

プロファイル研究所 女子高生コンクリート詰め殺人

クソガキどもを糾弾するHP 女子高生監禁暴行コンクリート詰め殺害事件
犯人たちの本名、顔写真があります。

女子高生コンクリート詰め殺人 - 2chライブラリー

「実名報道と少年法」を考える 「女子高生コンクリ殺人」加害者少年たちのその後

【YouTube動画】テレビ朝日 報道ステーション 女子高生コンクリート詰め殺人part1/part2part3/part4

教育学 事件から生育歴を考える 女子高校生監禁殺人事件

映画『コンクリート』公式サイト

氏賀Y太公式サイト『毒どく猟奇画廊』


Back


シンプルなカウンター素材と無料レンタルカウンターの「pitacount」