冒頭からラブラブカップルぶりをみせつける、タカマルとゆきえ。すでにバカップルの領域だ。
しかしこの甘酸っぱいイチゴ空間はいいな。
タカマルがはじまった当初は、やっぱり香椎綾とタカマルをくっつける予定だっただろう。
しかし、ゆきえちゃんの可愛さ、いじらしさ、奥ゆかしさ、にくじゅばんが圧倒的で
綾のキャラが立たなかった。
綾ちゃんはヒロインになりきれなかったなあ、という感じ。美少女でアイドル研のエース
でタカマルからみて高嶺の花という一見有利な立場も、心理的にもストーリー的にもタカマルから
遠ざけ、くっつきにくかった。
性格も「面白い」であって、「可愛い」ではなかった。お肉も足りなかったと思う。
そういえば、綾はあばらがみえるくらい痩せ型で、幸地は太っている、体型は対照的だなあ。
なによりゆきえちゃんの可愛さは圧倒的だったろう。
他の漫画にもあまり類例のない萌え要素だったと思う。
まず、太っている。あまり太っているヒロインなどいないだろう。
昨今の殺伐とした乾いた世の中に、この母性的でふくよかな肉の海は
安心感と包容力で癒しまくってくれた。
このふくよかな、丸いキャラによる「癒し」は新鮮でほほえましく、そして凄く可愛かった。
いったいいつから近藤るるる先生は太いキャラに注目しはじめたのだろう。
おそらくは、サバラン姉ちゃんがはじまりだったろうとはおもう。
しかし実はにじいろいんこさんの発言がきっかけだったのでは
ないかと、私は予想している。近藤るるる界の大御所、にじいろいんこさんのホームページ
るるゐゑのBBSで以前、にじいろいんこさんが太った佐倉さんにときめいてます、と書いていた。
その後、近藤るるる先生の元アシスタント和六里ハル氏は自分のエロ漫画のなかにゆきえちゃん似
太いキャラを入れてきた。また、詳細は忘れてしまったがなにかの本のコメントに
「ゆきえちゃんがもう痩せたりしませんように」と書いているのを見たことがある。
ゆきえちゃんがダイエットで痩せる話を見てショックを受けたらしい。
どうも、るるる界のきわめて近いところで、太いキャラブームがあったらしい。
まずサバラン姉ちゃんのヒットがあり、その後、肥満佐倉さんで肉ブームができ
ゆきえちゃんの誕生となったのではないか。
それはさておき、今週のタカマル。
佐藤先生ひさしぶりの登場。いつもおっぱいをぶるんぶるんいわせながら登場するな。
アイデンティティーの主張か。
去年の喫茶店というと先生が大活躍でしたね・・・思い出してしまいました。
いつもタカマルはセクハラぎみのイベントを用意するけれど、いざその段になると
あまりエッチな描写が無い。
掲載誌の都合なのだろうか。もっと読者サービスを充実してもらいたい。
そんなわけで、コスプレ大会は、おもいっきりセクハラな格好でお願いします。ぽろりもあるよ。
しかし編集長はどこにいってしまったのか・・・
まさかひとりでゲーム雑誌を作ってるんじゃないだろうなあ。まあ何らかの逆襲があるとは思う。
ちょっと期待。
それにしても最近、ゲーム雑誌を作ってる描写が無い。編集長が抜けても平気なんだろうか。
あまり役に立ってなかったんですね・・・やっぱり。
タカマルとゆきえちゃんがくっついたわけだが、私としてはタカマルハーレム化の方向性は
まだ期待している。
ゆきえちゃん、モモちゃん、蓮沼さんもタカマルに少し気があるようだった。
とくに、モモちゃんフラグは消して欲しくないな。
ゆきえちゃんからタカマルを引き離そうと、さまざまな攻撃をしかけるモモちゃん。
しかしタカマルにイラつくこの気持ちは、実はゆきえさんを盗られたからではなく、自分もタカマルの事が
好きだったからなのかもしれない・・・自分の気持ちに気がつきかけるモモちゃん。
「そ、そんなことあるわけが・・・でも・・」あせるモモちゃん。
気持ちの整理がつかないまま、今日もとりあえずタカマルにちょっかいをだしつづけるのだった。
「もう!小笠原、ゆきえさんにくっついたらゆるさないから・・・・!」(ゲシッ)
2007年8月6日
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