Click Return: TOP − Impression − 逢魔ぷち怪討伝
タイトル | 逢魔ぷち怪討伝 | 戦力グラフ |
ブランド | さくらねこ | |
発売日/価格 | 2002/5/24 ¥8800 | |
対応OS | Win98/Me/2000/XP | |
攻略可能キャラ | 3人 ボイス有り | |
総合戦力 | 2/5点満点 | |
逢魔ぷち怪討伝、こちらは 「さくらねこ」のデビュー作品になります。 あらすじ むかし、京の都を荒らしまわった鬼、酒呑童子。 だが、帝の命を受けた武将とその配下により 身体をばらばらにされて封印されていたのだが 最近、その封印の様子がおかしいという。 そして、鬼の末裔である主人公、逢魔殿之輔は 義父の命を受け、その鬼の右手の封印された 横浜、聖ムートン学園へと 事件解決のため、やってくるのであったー ・・・と書くとまじめな伝奇物のストーリーのように思えるかもしれませんが 実際は学園ラブコメといった趣の作品になっています。 CG:3・5 CG総数は98枚。 一枚絵、立ちキャラのCG、背景とも 綺麗な仕上がりをしています。 ただ、光が差し込んでいるようなシーンが多くて、 そこがなんとなく霞んでいるというか ぼやけているようなのが多少気になります。 H:2 エッチシーンはヒロインが1回か2回。 あと、サブキャラのエッチシーンや ヒロイン危機一髪!みたいな場面がちらほらと。 内容的には、とにかく薄いです。 すべてCG数は1〜2枚なのは寂しいとしか言いようがありません。 未遂に終わるようなシーンがいくつかあるよりは もっとヒロインとのエッチを充実させてもらいたかったです。 シナリオ:2 シナリオは、前述の通り伝奇+学園ラブコメといったものですが、 お世辞にも褒められたものではないと思います。 いまいちキャラの個性が弱いためギャグも滑りがちで、 選択肢も少なく変化に乏しいシナリオは あまり上質とはいえない紙芝居でした。 あと、ストレスポイントというシステムがありますが あまりプレイ中に意識する必要もなく、 効果があったのか甚だ疑問です(汗)。 システム:2・5 セーブ数は10個、 選択肢も攻略可能キャラも少ないのでコレでも充分な数でしょう。 音関連では主題歌/効果音/ボイスの音量調整などありますが メッセージスピード変更不可/読み返し無し/スキップ時の既読判定無しと シナリオ関連のシステムに関しては三重苦といったダメッぷりです。 おまけは定番のCG、シーン回想、音楽鑑賞が有り。 特に目立ったバグはありませんでした。 音楽:3 音楽は主題歌込みで28曲。 主題歌は…けしてお上手ではないかと(汗 BGMはまぁまぁの出来でしょう。 「風姿花伝」という曲は結構良かったですが。 総合戦力:2 残念ながら、原画に頼りきった作品、といった印象でしょうか。 内容的には決してオススメできる出来ではありませんでした。 |