発売日・価格 2005/1/28 \9240 戦力グラフ(5点満点)
対応OS Win98SE/2000/Me/XP
HDD 650Mb(推奨1.3Gb)以上
メディア CD-ROM2枚
攻略可能キャラ  6人/フルボイス
(+主人公パートボイス有り)
総合戦力 3.5/5点満点


あらすじ:
 鏑木財閥の御曹司である主人公、鏑木瑞穂の元に、
 先日他界した祖父の顧問弁護士が遺言を携えてやってきた。
 その遺言の内容はなんと「恵泉女学院への編入学」。
 生来の女顔と恵泉に通う幼なじみ、御門まりやの手助け(陰謀?)もあって
 なんとか編入したものの、なぜか瑞穂は全校生徒の憧れの的、
 「エルダー・シスター」に選出されてしまう…
 性別を偽ってお嬢様学園に入学する羽目になった瑞穂の運命は一体…?


CG:4.0点
 原画はキャラメルBOXお馴染みののり太さん。
 CG総数86枚(差分含まず)。
 ヒロイン一人あたり10枚少々なのはやや少なめかもしれませんが
 立ちキャラもころころとよく表情を変えますし、
 非常に良く出来た一枚絵のCGには相当数の差分があります。
 メッセージウィンドウに隠れたハンバーグにまで和風だのイタリアンだのの
 差分を作ったグラフィッカーさん達に労いの言葉をささげたい気持ちで一杯です。
 
 
H:2.5点
 シーン回想に登録される回数は全部で15個。
 キャラによる偏りがやや大きく、1〜4回と差がついています。
 内容はごく軽めのものが多いのですが、
 女装した主人公が声つきでエッチシーンというのは
 なにか「ふたなり×ヒロイン」といった趣があり、私は違和感が拭えませんでした。
 レズシーンもいくつかありますがこちらも内容は軽め。
 ゲームの内容からみて仕方ないことではありますが
 微妙な方向性ばかりで人を選びそうなシーンが多いように見受けられました。
 

シナリオ:3.5点
 男性でありながらも女子校に入ることになった主人公の苦悩…というよりも
 どんどん「お姉様」として染まっていってしまう主人公の苦悩が多く語られます(笑)
 全体的にゆったりめの雰囲気の中で語られるエピソードやトラブルは
 嫌味な部分などなく楽しく読める上質なテキストといえるでしょう。
 共通ルートの長さ、個別シナリオに入った後選択肢がなくなってしまうことなど
 難点もないわけではありませんが充分許容範囲かと思われます。

 …まぁ、見方を変えると主人公はセクハラしすぎな感が…


システム:3.0点
 おまけ要素はCG、シーン回想、音楽鑑賞とおまけシナリオ。
 既読スキップ、オートモード、ホイールバックログあたりの標準的な装備はあります。
 セーブ数は40個、多いとは言えませんが足りなくなることはないでしょう。
 ただ、セーブするのに「ダブルクリック&確認メッセージ」という手順を踏むのは
 正直うっとうしいです。どちらかだけで充分でしょうに。
 選択肢までスキップする機能もあるものの選択肢まで瞬間的に飛ぶわけではなく
 使い勝手としてはお世辞にもいいとは言えません。
 長めの話な上に選択肢も少ないのでもう少し使える機能なら良かったのですが…


音楽:3.5点
 ボーカル曲込みで全21曲。
 全体的にやや明るめなもののうるさいということもなく
 雰囲気に合ったいい曲が多いです。
 

総評:3.5点
 あまりまっとうな恋愛ものとは思えないのですが(苦笑)
 全体的に手堅くまとまった良作ではあると思います。
 女の園に憧れる方、男性でありながら生涯に一度くらいは
 「お姉様」と呼ばれてみたい奇特な方(マテ はプレイしてみては如何でしょうか?






Click Return

TOP

 |

Impression

 |

処女はお姉様に
  恋してる
処女は
 お姉様に
  恋してる
キャラメルBOX
「処女はお姉様に恋してる」
攻略ページへ→