タイトル 夏日 -kajitsu- 戦力グラフ(5点満点)
ブランド すたじお緑茶
発売日/価格 2002/11/29 \7800
対応OS Windows
98/2000/Me/Xp
攻略可能キャラ  3人/フルボイス
総合戦力 3.5/5点満点

「夏日」
「なつび」ではなく「かじつ」と読みます(笑)

あらすじ:
主人公、周防柊一は東京で学生生活を送っていたが
事故にあい、他の要因も手伝って母の実家のある田舎へと戻ることになる。
そこで無気力な生活を送っていた柊一は
ある日、「ちや」という少女に出会う…

CG:3.0
原画は村正たておさん。
CG総枚数は61枚、ヒロイン別では17〜23枚となっています。
ヒロインごとの枚数としては標準でしょうが
ヒロインが3人しかいませんので総数はちょっと少ないです。
CG自体は少し影のつけ方がくどいような印象を受けたのですが
綺麗な仕上がりになっていると思います。
ただ立ちキャラのグラフィックが少し小さめなのが残念ですね。
そしてこのゲーム、サブキャラのグラフィックというものが
一枚たりともありません(汗) これも省エネと言うのだろうか…

H:3.0
キャラによってシーン数は1〜3回、おまけで+1回の総数7回です。
ちょっと無理矢理めいたエッチもひとつあって胸が痛みましたが
それ以外は別段特殊なエッチもなく、
正常位、後背位、騎乗位、フェラチオ程度のノーマルなエッチが展開されます。
なんかやたらと乳輪が真っ赤でくっきりしてるのはご愛嬌でしょうか。

シナリオ:3.5
選択肢で物語が分岐するノベルタイプのADVです。
夏の田舎町を舞台に知的障害者の少女、「ちや」を中心に
物語が語られていきますが
登場ヒロインが少ないだけにどのシナリオでも
他のヒロインも絡んでくるのは好印象です。
そして繰り広げられる多角関係(笑
メインヒロインが知的障害者と言うことで多少重苦しい展開もしますが
読み物としての面白さは充分に備えていると思います。

システム:3.5
セーブ数は60個、ヒロインの数を考えれば充分な数が揃っています。
メッセージスキップは既読/未読の切り替え可能、
メッセージ速度や音楽、音声、効果音も結構細かく調節できます。
バックログ、自動送りも装備してますので
ノベル系に必要なものは一通り揃っていると思われます。

音楽:4.0
ボーカル曲3曲を含めて全22曲。
夏の田舎町が舞台と言うことで全体として
落ち着いた音色の曲が揃っていますが
曲調自体は比較的明るい良い曲が揃っています。
ボーカル曲もそれなりに良い曲ですが
「思い出の形」はちょっと声が高すぎて耳につきました。

総評3.5
ヒロインの少なさと言う欠点はありますが
出来は決して悪くありません。
知的障害という人によっては敬遠しがちなテーマを扱っていますので
そのあたりを受け入れられる人であるのなら
プレイされてもよいかと思います。





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