盛岡からキハ52で出発
第3セクター化後、初めて八戸まで乗りとおすことになりました。最初の列車は花輪線直通のキハ52型。JRのディーゼルカーについては、このサイトでも老朽化が進んでいると指摘したことがありましたが、この無骨さに安心感を感じました。気候のいいときはくつろげる車両です。
 下の画像は、JRの義経紀行伝説の広告電車。複数編成走っているので、IGRの沼宮内以南でも見かけることが出来るかもしれません。青山、巣子の新駅建設現場では工事が進められていました。
 

気持ちのいい案内車掌
この日はJRの「いわてホリデーパス」を利用しました。このきっぷはIGR線は盛岡〜好摩のみ利用できます。好摩からは乗車券を窓口で買いなおします。本当は久慈まで購入したかったのですが、鮫までしか売っていないので鮫まで購入。この売上は3社間でどのように精算されるのでしょうか。
好摩からはIGR線を再び北上。ワンマンカーですが女性の案内車掌が乗務。無人駅ではワンマンカーの乗車口に立ち、「ご利用ありがとうございます」との声掛けを行い、好感がもてました。
 目時からは青い森鉄道に入ります。車両は直通ですが、案内車掌は三戸で降りていきました。

安全運転でお願いします。
 北高岩でコンテナ列車に道を空けるため停車しました。
 IGRの車両も、ステンレスで軽量化が図られている最新型の電車。この軽量車体が、尼崎の事故では無残にもつぶれてしまいました。しかし、塗装の省略によるメンテナンスフリー化や、軽量化による省エネルギー化など、鉄道技術の最先端をいくものであり、軽量構造の車両はIGRのみならず全国の鉄道で使われていくことでしょう。
 マニュアルどおり運転していれば本来鉄道は安全なものです。(そのためには、社員が安心して仕事に専念出来る職場や、健全な労使関係が必要なのはいうまでもありません。)鉄道事業者のみなさん、これからも安全運転でお願いしますね。
 北高岩を出ると終点八戸。さんりくしおさい号が待っていました。