あの頃 キミは 若かった
-誕生編-


2003/03/15 UP


ずっと夢見てた犬との生活。
キミが生まれてくるのが待ち遠しくて、キミに早く会いたくて、
毎日わくわく、胸躍らせていた。
とうとう キミをうちの子として迎える日、私はキミのママに誓った。
『かわいい子を産んでくれてありがとう。大事に、大事に育てます。』
あの時の気持ちを、忘れないようにしなきゃね。




2000年夏、「犬を飼おう。」と決め、飛鳥犬舎で子犬を予約。
出産予定が9月半ばと言われていたので、その頃私は、
まるで、今か今かと産声があがるのを分娩室の前でウロウロして待つ父親のごとく、
飛鳥さんから「生まれました」の電話がかかってくるのを
家中ウロウロしながら待っていました。


そして、9月15日、将来我が家にやってくる新しい命が産み落とされました。


生後2週間の時に初対面に行きました。
一番奥の、頭だけチラリと写っているのが、将来うちの子になるぽちゃりですが、
もちろんこの時は、まだどの子にするか決めていません。




ぽちゃり ダンボールの隅っこにて

まだ目が開いたばかりのぽちゃり
「なんか、この人 抱くのヘタだなぁ、オイ。」






子犬はすくすくと成長しました。
私は毎週ぽちゃりに会いに行きました。
ぽちゃりは真っ黒の子犬だったので
この頃は“クロ”と呼んでいました。




飛鳥お父さん、ぼく、ずっとここのおうちの子だよね?

飛鳥お母さん、ぼくのこと離さないでね。

わ!ぽちゃりのベロ、既に長い!





そして2000年11月11日
ぽちゃり:

ペイママ:


ハンベエパパ:
「飛鳥お父さん、飛鳥お母さん、今までお世話になりました。
ママ、ぼく、今日から“ぽちゃり”になります。」

「クロ、飼い主さんの言うことをよく聞くのよ。
ごはんをしっかり食べるのよ。」

「どっかにカワイコちゃん、いないかな〜〜。」
ぽちゃりはこの時、ペイママの言うことの前半は聞き逃し、後半のみ聞いていたようです。
ハンベエパパは自分の子だという自覚がなかったみたい・・・。



「あの頃キミは若かった -うちの子編-」へと続く・・・




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