その12

2004/05/04(日)

お別れはさびしいものです。出発の早い我々のために、アケミがわざわざ朝の6時に部屋に見送りに来てくれました。 楽しい思い出いっぱいの珍道中でした。こんな楽しい旅を一緒にできる友達がいる事が、何よりの幸せですね。 また、いつか行こうね。アディオス!!!!!!

って、旅はおしまいなのかいって?? この写真はどこなんだいって??? ここはデンマークの首都、コペンハーゲンでございます。 マドリードからの直行便がとれなかったので、コペンハーゲンに1泊することになったのでした。
仮にも1泊する国について、何も調べずに、ガイドも持たずに行ったのは初めてです。 何とかなるよぉと思って行ったのですが、さすがに空港に降りた時は「本当に大丈夫かし!?!?」と思ってしまいました。 なにしろ、空港について知ったのですが、デンマークの通過はクローネ。ハウマッチって感じでしょ。 ユーロじゃないんですよ。。。1文無しになってしまった我々。焦ってユーロをクローネに換金しました。 でも、全然価値が分かんない。
観光案内所へ行って、まず聞くことは「Can you speak English?」。答えは「Yes.」。 コペンハーゲンは、英語が通じる街でした。ああ、安心。。。 ホテルを紹介してもらって、日本語のガイド冊子をもらって、街中へ向かいます。 空港から駅までは電車で15分くらい。近いですね。便利ですね。
写真はコペンハーゲンの王宮を守る衛兵さん。ちょっとヤル気なさげでした。


デンマークといって思い出すのは何でしょうか? 模範解答はアンデルセンなんですね。世界3大がっかりの1つであるという、人魚姫の像を見に行きました。 確かに、その名に違わぬチンマリぶり。ディズニー・シーのアリエルとどっちが本物っぽいでしょうか。
コペンハーゲンの街は、一言でいって閑散。道路の幅がすごく広いのですが、車はほとんどいない。 歩道も整備されているのですが、歩いている人がいない。一応、首都なんだよね。日本で言えば東京なんだよね。 みんなどこにいるの??? という街でした。 不思議なのは、たまに歩いている人たちの半分くらいがビールを持って歩いていること。 決して暑いわけじゃないのよ。涼しいくらいなのよ。でも、ビールを持って歩きのみしている。 カズちゃん曰く「お〜たちゃんの街だよ。。。」そりゃ、みんなデカかったしね。そりゃね。。。


こちらは、五稜郭型の敷地にあった風車。なぜ、五稜郭型の「敷地」なのか? それは、その中にあるのが、何だか分からないからです。 人が生活できる風の建物があるのだけれど、普通のホテルではなさそう。 聖職者の方々のため? 軍隊のため? いまだに何のための施設だか分かっておりません。
ま、そんな事はどうでもよいかなと思える、のどかな眺めでした。いい風車ですね。 北欧と風車は意外と似合う気がします。



2004/05/05(月)

これが本当の最終日。ガイド冊子に、衛兵の交代式があるというので、見に行きました。 衛兵の交代といえば、ロンドンはバッキンガム宮殿ですね。 もし、コペンハーゲンの交代式を見に行く機会があったら、決して、あのロンドンを思い浮かべながら行ってはいけません。 こじんまりとした手の平サイズの交代式でした。 とはいえ、制服な人たちって可愛らしいのよね。 同じ恰好で、同じ形で歩いてくる様子はロボットちっくで愛嬌ありありなのでした。


ほら、こんなに近くで写真も撮れるのよ。めがねクンもいるアットホームな衛兵さんたち。 女の子もいました。


さて、これで本当におしまい。コペンハーゲン空港です。 この眺めを見ながら、次に生まれてくる時は、どんな人になりたいかについて話し合いました。 何だか楽しい旅の終わりでした。 たとえ、生まれ変わったとしても、きっと我々は友達になっちゃって、きっと一緒に珍道中とかしちゃうんだよ。 ま、その前に、今の我々のまま、またどこかに行きましょうね。

やっぱ、旅って楽しいね。さて、次はどこに行こうかな。 スペインにも、もう1度行きたいな。今度は、もうちょっとスペイン語を覚えて行きましょう。 何はともあれ、ムーチョ グラシアス。アミーゴ!!!


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