ゲームボーイアドバンスのソフト、「スーパーロボット大戦A」が発売されたという話は、
確かに聞いていました。
でも、その時私は、「α外伝」プレイの真っ最中!
ま、新品でソフトを買ったことのない私にとって、そんなことは些細なこと。
「問題ない」ということで。
そして、発売から数ヶ月。またまた某亀倉でハードとソフト、共に購入。
決め手はやはり、主人公が魅力的だったことに尽きますね。
ファーストプレイは、リアル系ラミアINアシュセイヴァーでスタート。
戦闘デモカットが出来ないのはマイナスポイントだけど、
何しろストーリーが面白いから、許す!(誰も私になぞ許されたくはないでしょうが)
変な口調のラミア。Dチームとの友情(!?)、
ドモンと一矢にぶっ飛ばされても平気なラミアっていう話もありましたね。
涙なみだの自爆イベント、その後、本当の仲間になり、感動の最終回…。
エンディングとしては、シリーズ中最高かも。
ネタバレになりそうなので詳しくは書きませんが、
ラミアと仲間たち、ちゃ〜んと1人1人と言葉を交わすんですよ!
どうですか、お客さん!!
セカンドプレイの、スーパー系アクセルINヴァイサーガでも、
話の大筋はラミアルートと一緒。
けれども、記憶喪失ということもあって、実に色々なエピソードがてんこ盛り!
エリカと記憶喪失仲間だったり、
シローに「アイナを手放すな(意訳)」と熱く言ってみたり、
ルリちゃんを「ルリリン」と呼んでみたり…。
記憶喪失時のホットなアクセルもいいけれど、記憶を取り戻し、
それをカミングアウトした後の、クールなアクセルも、またステキ♪
冷静に状況を判断し、口調まで変わり、別人のよう。
たま〜に、「〜なわけだ、こいつが」のように、記憶喪失時の口癖が、
言葉の端々に出てくるところも、またツボ。
それにしても、記憶喪失時のあの性格は、元々の彼の性格なのでしょうか。
シャドウミラーでの戦いの日々の中で、封じざるを得なかったのでしょうね。
そして、シャドウミラーでのブラックアクセルと恋人同士だった(らしい)、
幹部の1人、レモン=ブロウニング。見た感じでは、レモンの方が年上っぽいですが。
でも、恋人同士といっても、戦いの中での行きずりの関係みたいに思えました。
ラミアルートの時の、最終話の1つ前でのラミアVSアクセルの会話イベントで、
「奴(レモン)との関係は、成り行きにすぎん。未練もない」
といいきるブラックアクセルと、
アクセルルート最終話での、レモンとの対決の時、
「…こんな気持ちになるなら、やはり間違っているのさ」
と、苦悩するクールアクセル。
似ているようで、まったく違うことがわかります。
つまり、このゲームでは、ホットアクセルも含め、
三つの異なる性格のアクセルが見られるわけです。
ただ、アクセルかラミア、どちらかを主人公にすると、もう片方は、
まるっきり敵になってしまうことが惜しまれます。
恋愛要素も盛り込みつつ、途中からでも、味方になって欲しかったかな〜、
それも面白いかも〜、と思いました。
それと、「64」同様「A」も是非、声付きでリメイクしていただきたいですね。
主人公たちだけでなく、ドラグナーチームがイイ味出していたので、
実現すれば、「フルハウス」(NHK教育でやっていた海外ドラマ、
御存知の方、いらっしゃいますかね?)みたい!
(タップ役が大塚芳忠さん、ライト役が堀内賢雄さん、これに山寺宏一さんが加われば、まさに)
そんなわけで、主人公と仲間たちとの、友情や信頼がテーマの、
熱いドラマが繰り広げられる「A」は、私の、
オリジナル主人公好きに拍車がかかるきっかけとなったゲームなのでした。