◇下準備

*まずはアナログ原稿と同じくネームを切り、原稿用紙に下書きします。

使用した原稿用紙は『MAXON漫画原稿用紙(個人・同人誌用)
最終的にはデータにするので、アナログの段階ではどんな紙を使っても良いのでしょうが
書き味が良くガイドも引いてあって便利なので。
それより何より、漫画を描いている!って気分になれる所が良い所。

*ペン入れ直前の原稿をコピーしておきます。

後にパソコン上でセリフをテキスト入力する時に参照するため。
ネームを見れば良いのでしょうが、私の場合下書きの途中で変更する場合が多々あるので。
そしてどうでもいい事なのですが、ここにこんなトーンを貼ったとかグレー何%で塗ったとかをメモしたりもしました。

*ペン入れして、きれいに消しゴムをかけます。

勿論、セリフも消して。
私は枠線までアナログで描いたのですが、枠線はパソコン上で描いた方が後々修正が楽かもしれません。
手書き風にしたいなら勿論アナログでも問題はありませんが、真っ直ぐ引いたつもりの直線でもパソコン様は容赦ないです。
Shiftキーを使い消しゴムをかけるとだんだん線が消えていきますから(笑)。

※断ち切りまで描く場合は、下で挙げるテンプレートと合わせるためペン入れの時点で基本枠の印を付けておきます。
印は後で消します。

*テンプレートを作っておく。

今回の最終出力サイズは220×158mm(天地左右塗り足し込)なので、
グレースケール600dpiにて、下の様なテンプレートを作っておきます。
テンプレート
紫の字が最終出力サイズ。新規作成からグレースケールの600dpiでこのサイズを入力すれば出来ます。
赤い字が実際の出来上がり寸法。つまり天地左右の塗り足しはそれぞれ5mmずつという事ですね。
緑の字が基準枠。出来上がったファイルの位置合わせに。
出来上がって画像統合した原稿ファイルをコピーして、テンプレートにはめ込むという寸法です。

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