2009年7月25日(土)フジ・ロック2日目。

昨日帰宅したのは午前3時頃。雨で濡れてしまったので明日に備えての準備をしたり風呂に入ったりして結局寝たのは4時半過ぎだった。お陰で今日は寝坊してしまった。起きたのは9時半。何だかんだで出発は10時半。出る寸前にミクシィを覗くとCharaが今日付けで離婚を発表していた。昨日は中止にはなったけど深夜枠DJで浅野忠信も来ていたはず。そんな理由での涙だったのか。うちのカミさんなんか夫婦で同じような仕事が出来て羨ましいとまで昨日は言っていたのに・・分からないもんだな。そんなこんなで急いで高速に乗る。カミさんの車なのでMDを聞くとスピッツのベスト盤。歌いながら気持ちよく走る。今日はとても天気が良くて気分も上々。もうすぐ湯沢インターって時に事件はおきました。えー、、覆面パトカーに捕まりました・・・。悔しすぎる。108km/hで捕まるなんて。実はココは震災後から80km/h制限なのです。28km/hオーバーって事で18,000円の罰金と3点のキップ。当然処理をしたのは湯沢インター。何もしなくてもココで降りるつもりでしたけどね。向こうも「フジロックですか、早く済ませますから〜」なんて。マジで悔しい。割高のフジロックになってしまいました。かなりテンション下がり気味。ペンションに着いた時には12:30を回っていたので急いでゲートに向かう。今日は自転車でokです。ちなみに今日のTシャツはアンダートーンズ。ぬかるみもあるだろうから今日も長靴で行く事にした。念のためにクロックスも持参。今日は本当に天気が良い。スピード違反での落ち込みも天気の良さが少し解消してくれた。ゲートをくぐったのは13:20頃。ホワイトの
[billy boy on poison]が試聴して気に入っていたので観たかったんだけど間に合わず。。それと時間競合していたレッドの[ida maria]終わり間近。結局どちらも観られず残念この上なし。両方ともライブはどうだったのかな。とりあず次はホワイトの予定なのでそちらへ向かう。ホワイトの川はいつもの状態戻っていて水もキレイだった。ところ天国でジンジャーハイボールとまぜそばを買った後ホワイト行ってライブ待ち。人はまばらで閑散とした状態だったが開始直前にはそれなりになった。13:40[the gaslight anthem]スタート。聞いた事無いバンドだったがスプリングスティーンが歌うパンクロックとの評を目にしていました。音はまさにその通りで真っ当なアメリカンロックといって良い心地よいサウンドが気持ち良かった。ホワイトの会場にベストマッチでしたね。気分も良くしてグリーンへ戻る。キッズランドでカキ氷を買って休憩。そこで今秋にスポンジトーンズ来日の決定を知って興奮で携帯からミクシィの日記を書く。今日は暑くなりそうだったので日焼き止めを塗る。ジェットの前にちょっとだけカンバックマイドーターズを観にレッドへ。[comeback my daughters]。単独にも行った時に予習のためiPODに全部曲が入っているのでおおよそ反応できる。「bite me」「EXP」「boys don't cry」などなど。オーラの無かった彼等もやはりステージでは輝いていた。曲も間違いなく良いので会場も凄く盛り上がっていた。初めて聴いた人でも好感触だった人もいたはずです。数曲聴いてジェットへ向かう。開始直前なので人もいっぱい。ビールを買って待機。15:40[jet]スタート。雨が少し降りだして不安。まず「rip it up」。オールドスタイルのロックンロールでライブ核弾頭にもってこい!その後新曲を聞かせてくれたがナックばりのリフが効いたノリの良い曲だった。そしていつものごとく出し惜しみせずにタンバリンだしての「are you gonna be my girl」。昨日のポール・ウェラー兄貴「a town called malice」に続き響く最強リフは興奮せずにいられません。その後も1st率が極めて高く「cold hard bitch」や「last chance」「get what you need」などなど。期待していた2ndからのバラードは無く唯一の聞かせナンバーも1st収録の「look what you've done」だった。ホントは「shiny magazine」「shine on」あたりを聞きたかったけど、まあコレもイイ曲なのでokかな。2ndでは「holiday」演ったくらい。ラストも「get me outta here」で決めてくれた。この曲も最高なので十分満足だけど欲を言えば「take it or leave it」で締めて欲しかった。と、いろいろ書きましたがかなり良かったです。僕が言うのも何ですが歌が上手くなってました。雨も途中強くなったけどライブ終了後にはほとんど止んでいた。次はレッドのトラキャンだ。去年会った樹くんと何度かメールのやり取りをしてこのトラキャンで会えそう。レッドの横の入り口から付近でビール飲みながら待機しているとまたまたカンバックのvoの人を見かけた。16:40[trashcan sinatras]。前回フジに来た時もライブは観たのだけどアヴァロンとブースでのミニライブだったのでバンドとしてきっちり観るのは初めてです。新しいアルバムは聴いていないのであまり反応できず。この手の音楽は曲を聞き込んでライブに臨んだほうが感動する事が個人的には多いのでライブ前からすでに失敗でしたが、それでもふわっと聞けるメロディの良さはさすが。何かの曲の最後の方でジョージ・ハリスンの「my sweet load」に繋がりハッとしました。あまり反応している人いませんでしたが1人「やっぱ、分かってんなー」と思ってました。ベンハーパーのために退散しグリーンへ。行きしなに行列が空いていたのでもち豚の串を買う。ちょっと雲行きが怪しい。グリーンにつくとそこそこ人は集まってきていた。外国人率チョト高めでしょうか。正面の柵脇をゲットしイスに座って待っていると雨が強くなってきた。早めに雨具で完全装備。17:20[ben harper and relentless7]スタート。貫禄のブルースロックが!ベンハーパーの曲はほとんど知らないのだけどラジオでたまに流れるといつも反応してしまうので気になってました。3曲目くらいに演ったロックナンバーが疾走感抜群で最高だった。ベンハーパーは座ってギターを横たえて大正琴のごとくスライドギターを聞かせてくれてました。そしてそしてビックリ(僕だけ?)したのはZEPの「good times, bad times」のカヴァーが聞けたこと。最初は似ている曲なのかと思っていたのだけどサビに来たら間違いないことに気がついてなんだか得した気分。ここでもスライドギタービンビンでした。この曲の頃には結構な雨が降っていたので結局ライブの終わり間近で退散しましたが見ごたえ十分のライブでした。レッドのブライト・アイズを少し覗いたあと小腹が空いたので讃岐うどんを買って大道芸を見たりホワイトのザゼンボーイズの映像をボーっと見たり、ラジオ番組の収録に付き合って声を上げたりして時間をつぶす。ラジオに出演していたインスト・バンドは名前は失念しましたがとっても良かった。オレンジコートあたりで演ってそうなワールド・ミュージック。きっと楽しいでしょう。次は忌野清志郎の予定なのでまずはトイレへ。長蛇の列だったが小便男子はあっという間です。トイレ待ちの時にいろんな人のTシャツを眺める。その中で僕的にセンスが良いなーと感じたのは『さらば青春の光』のロッカーズのTシャツを着た女性とコレクターズのTシャツを来た女性の2名。イケてないと思ったのはハロウィンとボンジョビの方。ゴメンなさい。グリーンへ行くとすごい人。昨日のオアシスよりも多いのでは?。場所も無く仕方が無いので中央スクリーンの後方でイスに座って場所確保。ステージは見えないけど仕方が無い。19:20[忌野清志郎 スペシャル・メッセージ・オーケストラ]スタート。どんなショーになるのか分からなかったのだけど1曲づつアーティストがトリビュートする感じでした。まずは泉谷しげるが場を盛り上げたあとはブッカーTやウィルコ・ジョンソンらによる演奏。随所に聞えるウィルコ・ジョンソンのギターカッティングにちょっと興奮してしまった。すごくカッコよい!。その後は以前のキヨシローのフジロックの映像とシンクロしながらの「Jump」だったのだがコレが感動的だった。僕は場所的に直接ステージが観られなかったお陰でセンタースクリーンのキヨシローの映像で本当に今そこでライブをしてくれているような気分を味わえた。この時ばかりはこの場所で観られた事がラッキーに思えた。合掌。Charのギターも弾けない僕でも分かるすごさにさすがの一言。浜崎貴司とYO-KINGによる「Day Dream Believer」では一緒に熱唱。この辺が年代的にはリアルタイムです。グラッチェ!グラッチェ!。そしてUAの「スローバラード」もとても良かった。トータス松本もソウルフルな出来。で、ヒロト&マーシー登場。ヒロトはパワーポップバンドのThe MotorsのTシャツを着ていた。何%の人が反応できたのか不明だけど。ちなみにヒロトは頻繁に元モーターズのブラム・チャイコフスキー1stのTシャツを着ているしよっぽど好きなんだなあ。期待通り「Remember You」を演ってくれた。この曲はとても60s的で大好きだ。ヒロト&マーシーはもう1曲「キモチE」を演った。「君が僕を知っている」ではCharaも出てきた。離婚の影響?か元気なさそうな気がしましたけど。最後は「雨上がりの夜空に」で締め。追悼にふさわしいショーでした。忌野清志郎R.I.P。「Oh RADIO」のスクリーン映像をバックにレッドへ向かうがやっぱりトイレへ。終わらせてすぐにダイナソーへ。[dinosaur jr.]。途中参加なのもあり爆音についていけない。そして知っている曲がいっこう流れない。これでも4枚もっているんだけど。諦めモードで退散しようかって時に聴いた事のある曲が(「out there」でした)流れたのでとどまる。そしたら「feel the pain」→「the wagon」と続いた!好きな2曲が聴けて嬉しかった。特に「the wagon」は最高だ。『hand it over』の曲も聴きたかったけど。最後から2番目の曲が結構良くて後で調べたら「freak scene」だったので『bug』ってアルバム今度ゲットしてみよう。その後グリーンのトリ[franz ferdinand]を観る手もあったのだけどあまり曲を知らないので苗場食堂のジャスティン・ノズカを観る事にした。[justin nozuka]。彼は昨年も来ていてライブも観る事が出来たのだけどなかなか良かった。すでに熱心なファンで埋め尽くされて演奏が始まっていたのだけど去年も聞いて気に入っていた「golden tonight」をちょうど演っていたのが聴けて良かった。イスに座ってまったりと聴くこんな時間もすごく有意義です。後ろで鳴っているフランツの音が少し邪魔でした(笑)あ、別に嫌っている訳でないのであしからず。運転を気にせずにビールを飲めるのは今日だけなので最後にもう1杯飲んで帰ることにした。今日も結局誰とも会えなかった。クラモさんは携帯が壊れてしまったようで音信不通、他の方もメールで最終日に会う事を約束するところまで。ペンションに戻りお風呂に入らせてもらって外に出るとすごい雨になっていた。あー戻ってきて良かったな。今回の車はヴィッツで小さいので車中泊も大変だったけど日中の疲れもあってか早めに就寝。今日観たライブを思い返すもスピード違反を越える出来事はなかったか・・。でもキヨシローのは良かったな。3日目に続くー。

3日目に続く

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