2008年7月25日(金)フジ・ロック1日目。

今年もオークションで3日通し券を安くゲットできました。来年は早割りを忘れずにトライしよう。初めて3日間1人参加。3歳の娘はともかく5ヶ月で乳離れしていないベイベーを連れて行けない。。今年は土曜の出勤日に重なり2日間の有給。でも会社でも僕のフジロック休暇は浸透したもので木曜日には皆が「楽しんできてください」と声をかけてくれた。当日は9時前に出発。天気予報も見ずに出てきましたが高速を走っている時は曇り。山の天気はどうだろう?といった感じ。車内はフジロック参加アーティストを入れ込んだiPodが活躍。といってもずーっとプレジデンツでした(笑)10:30前にペンション到着。お土産と挨拶を済ませて出発です。リストバンド交換してゲートをくぐったのは11:30頃グリーンではすでにオープニングバンド[rodrigo y gabriela]が音を鳴らしていた。インストバンドみたいでギターテクで観客を沸かせていた。スクリーンでギターを弾く手元をアップさせてましたがこの後も何度も目にする事になります。まずはワールドレストランへ行き早めの昼食&最初のビールを買う。丼モノを選んだけど失敗した・・。天気はちょうど良い。一昨日は凄いドガ降りだったらしいが前夜祭は降らなかったみたい。人はいつもよりも少ない気もする。飯を食べているとDJブースからミニライブの告知がアナウンスされた。それはプレジデンツの後に予定していたジャスティン・ノズカだった。12:00[justin nozuka]:マイスペで試聴してシンプルながら素晴らしい声を持ったSSW。生で聴いたらそのまんま◎でした。2曲ほど聴いてグリーンのプレジデンツが近づいてきたので移動する事に。グリーンにいくとメンバー自身がサウンドチェックをしていて興奮した。サウンドチェックながらいきなり「love everybody」をワンフレーズ歌ってくれたー。気分が高まってきた!と、ココで長らくネットで付き合いのある樹くんへメールを打つ。上手く会えると良いな。日中は歩き回るので18:00のライナス・オブ・ハリウドのミニ・ライブで会えるかメールをするも送った後に明日だったことに気が付いて再度撤回メール。樹くんはちゃんと日時を把握していた。さすが。12:30[the presidents of the united states of america]。大学1年のとき1stが発売。とにかく聴いたアルバムで今でも大好きなバンド。青春のバンドは色褪せないので思いは強いです。当時はあんなに来日してくれていたのに解散もありスッカリご無沙汰。久しぶりの来日がフジロックで最高だ。挨拶代わりに「japan」から始まり「kitty」「lump」「boll weevil」「dune buggy」「body」「back porch」「lunatic to love」「volcano」「mach 5」と1st、2nd中心のセットリストは分かってるなあ。歌いまくりのライブでした。ライブ・パフォーマンスもバッチリでとにかく楽しい!そしてカッコイイー。ラストはMC5の名カバー「kick out the jams」で締め。大盛り上がりでした。またすぐにでも戻ってきて欲しい。プレジデンツで今年のフジのテンションを一気に上げた。その勢いそのままにホワイト方面へ向かう。ボードウォークでヘブンへの道。その途中にあるのが木道亭。アーティストの前を歩行者が行き交う。ココでライブをちゃんと観るのは初めてです。観客は歩いている人の邪魔にならないように道から外れて思い思いに座る。僕が到着した時は観客はホンの数人でした。13:45[justin nozuka]ふらっと現れて半分日本人(ハーフ)だけに照れたような挨拶。でも歌いだすと一転歩いている人をも引き込む透明で力強い声。イスに座ってゆったりと聴くアコースティック・サウンドがすごく心地よかった。プレジデンツとはまた別の良さがありました。僕よりも彼の音楽が好みな方は沢山いると思います。あなたですよ!くるりも気になるのでライブ後半で移動。すでに僕は疲れてます。やっとの事でグリーンに。すでに[くるり]がスタートして「カエルの歌」を輪唱しているのが聞えてきた。「ブレーメン」がとにかく聴きたかったのだけどその前にTシャツが気になったので、音をバックに列に並んだ。ちなみに今日はスーパードラッグのTシャツだ!って誰も知らねー。フジロックで、いや日本中に今日このTシャツ着てるの俺だけだろって(笑)お目当てはプレジデンツのTシャツだったのだけど、デザインにがっかり(笑)ある意味彼ららしいのですがパジャマTシャツだな。迷った挙句パス。他のバンドのTシャツもあまり良いものが無くて(ブリーダーズとスプーン、トラヴィス辺りがま、良かった)結局買わないで出た。まだ2日あるしね。で、くるりもいっこうにお目当ての曲を演ってくれないのでレッドへ移動。15:15[spoon]。去年の暮れだったか年明けだったかにレコ屋で試聴して新譜はスゴく気にいっていた。フジに決まったので早速中古で探してゲット。パワポな曲もありよく聴いていました。生で観る彼らはすごく雰囲気がある貫禄のバンドで演奏も良いし、ますます好きになりました。ゆるいロックナンバー「don't you evah」パワポな「the underdog」「you got yr. cherry bomb」はホント良かったー♪トラヴィスが始まるので終わり間際に後ろ髪ひかれつつグリーンヘ向かう。ここで樹くんへメール。実はここが悩みどころの時間帯、グリーンのトラヴィス、ホワイトのケイト・ナッシュ、ヘブンのジェイソン・フォークナー。ケイト・ナッシュはおそらく好きなんですが迷いの種なので中古で見つけても合えて買わず。となるとトラヴィスorジェイソン。うーん・・。樹くんの予定を聴くためにメールするも直前だったため返信待たずして15:50[travis]がスタートした。僕が初めて行った2001年のフジロック。マニックス→トラヴィス→オアシスのUK3連発以来のトラヴィス。「writing to reach you」で早速の盛り上がり、それから「the last laugh of the laughter」やったかな?そしてシュプリームス「you can't hurry love」(またはイギー「lust for life」、はたまた現代ならジェット「are you gonna be my girl」か?)な最強リフを使った「selfish jean」でさらに盛り上がる。そしてそしてぱらつい雨の中始めたのが「why does it always rain on me?」あまりにもシチュエーションにあった選曲。曲にあわせたオーディエンスの波がとにかくすごかった。雨もこの時ばかり激しさを増しました。これ動画におさめたので見せたい。僕はヘブンのジェイソンへ向かう事を決意しためホワイト寄りに移動してましたが、ステージに背を向けて歩き出したところで「closer」が流れだしたので満足でした。あ、その後演ったという「sing」も聴きたかったな。ホワイトへ近づくと[kate nash]が聞えてきた。やっぱいい感じだ。本当はボードウォークを通った方が断然疲れなくて近いんだけどあえてホワイト横切るコースへ。ケイト・ナッシュはピペッツみたく60sガールズポップぽかった。フジから戻ったらCDゲットして後悔でもしよう(笑)今年初めてのフィールド・オブ・ヘブンに到着。[jason falkner]のライブはすでにスタートして5分が経っていた。生ジェイソンだー。ちょっとワクワクした。まず彼はカッコイイですね。イケテマス。1番新しいCDが中心で思いのほかロックしてます。ライブを聴きながら遅めの飯を買う。ヘブンやオレンジの良いところは買い物しながら本当にBGMでライブを堪能できるところだ。スープカレーを初めて食べましたがスゴク美味しかった。ジェイソンは途中TVアイズの曲もやりつつ終盤へ。と、ここでゲストが紹介され出てきたのはくるりの2人。ココからラスト2曲になるのですが個人的にはもう最高でした。1stから2曲。まずはなんと逸品メロディ「she goes to bed」!くるりの2人も楽しそうだ。最後はパワーポップ「miss understanding」!いやー良かったです!ジェイソンが終わって結局トラヴィスを最後まで観たと言う樹くん(ジェイソンは東京公演へ行くみたい)へTELする。オアシスに居るというので向かう事に。次はレッドのヴァインズの予定。ヘブンからオアシスまでは遠いぃぃ。さっきの雨でスニーカーから長靴に履き替えているせいもありさらに疲れる。やっとの事でオアシス到着。やっと樹くんと会えました。さわやか青年だ。まずビール買って乾杯。彼女と2人で前夜祭からキャンプ参加とのこと。まだ22歳なのでゾロ目ってだけが共通点。で高校時代に聞いていた音楽に世代差を感じつつ(笑)、そしてリアル・タイムっていつの事?って話題。以前もらったコンピCDはスゴク良くって僕の22歳の頃とは訳が違うなあと思いました。バックのレッドで[the vines]が始まりました(人が半端じゃなかった)が昨年同様トーク優先。結局1時間以上、2時間近く?だべってました。とりあえずキャンプで休んでいる彼女さんのところに戻るとの事で一旦お別れしました。飯でも食べようかなとうろうろしていると携帯がなる。ミクシィ繋がりで地元つながりの しんかつさんからだった。何やらしんかつさんのお友達がフジロックに来ているので橋渡しをしてくれるとの事。一旦電話を切ってトイレに向かっていると昨日ジャスティン・ノズカがライブを演ったところでいきなりジェイソン・フォークナーがミニ・ライブで登場した。おぉ偶然!またまた聴ける事になったー[jason falkner]。結論から言うともう感激だ。彼の1stで大好きな「afraid himself to be」をそしてそしてジェリーフィッシュの「the man i used to be」を演ってくれたのだった(少しだけど動画おさめた)。ふと隣を見るといつのまにか樹くんも居た(笑)いやー偶然に感謝です。ちょっとでもカサビアンを観ようと思いましたが長蛇の列のトイレのため終了ー。レッドのフィーダーへ。20:30[feeder]。中はぎゅうぎゅう。これぞUKロックなナンバーを連発して盛り上げていた。レッドの横の出入り口付近で食べたくなったタイラーメンをすすりながら聴く。「buck rogers」はやっぱりキラーチューンだな。次は今年のサプライズのマイブラです。疲れもきていたのとマイブラへの思いも他の人よりも薄いので遠くからの位置を確保。登場を待つ。ふと携帯を見ると2回ほど着信があったみたい。きっとしんかつさんのお友達だな。でもマイブラ登場したので折り返しは止めておいた。21:30[my bloody valentine]。最初の一音が出だ瞬間、いやービックリしました「only shallow」だったかな。圧巻とはこの事をいうのだなー。ノイズの津波が押し寄せてきた。僕がマイブラで聴きたいのは個人的にとにかく好きだった「sometimes」。それから「soon」「you made me realise」ですか。雑誌に踊らされて当然のごとく買った『Loveless』ですが、言うほどハマらず。ライドのほうが好きでした。「soon」が流れた瞬間は眠気が吹っ飛びました(怒られますが途中完全寝てた時あり)。その後、眠気に耐えられず「sometimes」(結局やらなかったみたい)「you made me realise」(大トリのナンバーだったみたい)を聞く前に戻る事にした。まだ2日間あるし体力温存。ペンションに戻りお風呂を借りて車で就寝。1日は日帰りしようかと思いましたがこの時点で最後まで車中泊で乗り切ることに決定。高速代も勿体無いしイイか。しんかつさんへマイブラの感想メールを返信して就寝ー。プレジデンツとジェイソンのくらげソングにやられた1日でした。が、くらげのサプライズは2日目も続くのだった。

2日目に続く

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