2006年7月28日(金)フジ・ロック1日目。

今年は初日と中日の2日間の参加。両日日帰りの強行スケジュールで予定しました。初日は一人で参加。8:30頃出発。車を置かせてもらう知り合いのペンションについたのが10:00前くらい。そこでペンションのマスターと話すと「いやー本当は内緒だけどシークレットでユーミン来てるんだよ」と教えてくれた。シークレットバンドが3つほどあるってのとユーミン出演の噂は早い時期からあったからそれほど驚きはなかったけど「裏事情くわしいっすね」と言うと「え、だってスマッシュの日高や(ホットなんたら)は前からの仲間で苗場に呼んだ仕掛け人の一人だからさ」って返ってきた。ほえー、マジのマジ話か若干色がついているのか分からないけど、ココがスタッフ・オンリーの宿なのが分かった気がする。いつもの通り折りたたみ自転車で会場へ。ゲートをくぐったのが10:00過ぎ。とりあえず、カミサンへ到着メール、仲間に恒例の羨ましいだろメール、キイチ君へメールを済ませグリーンステージへ。曇りなんで微妙な天気。パラっと雨が降って来たときは迷って結局スニーカーで来た事を後悔した。まずはキヨシロウのお約束「田舎へ行こう」が流れテンションは上がる。そして司会者登場。この初日は『global cool day』としてCO2排出削減キャンペーンも同時進行ってことでその解説や呼びかけが行われた。将来自分の子どもに「自然環境を考えてお父さんは何をしたんですか?」と聞かれたときどう答えるのか。との話に内心ウッときた。何人か僕と同じように感じたとしたらコレは意義のあるものだったんだと思う。事前に知らされていた有名ハリウッド俳優は最近の俳優に疎い僕でさえ顔を知っている人だった。名前は出てきませんでしたが・・。そして最初のバンドの登場
[the string cheese incident]の演奏が始まる。じっくり聞こうかと思ったんだけど、やっぱ長靴のほうがいいかなとペンションへ履き替えに帰ることを決意。毎年の事ながら帰りのペンションへの道は上り坂はキツイんだけど、今ならまだ体力あるし・・・・・・>戻ってきた時はかなり消耗していました。体力なさ過ぎだぜ!オレ。早速ホワイトステージへ向かう。[flogging molly][the spinto band][ザ・クロマニヨンズ]と迷ったあげく選んだのは[ザ・クロマニヨンズ]。やっぱヒロトとマーシー見たいからね。お披露目だし。まだ時間も早かったのでアヴァロンで飯をくらう。そしてビールだ!。アヴァロンのステージでは『global cool day』についてさらに話が続いていた。さっきの俳優もいた。間近で見るとマジでカッコいい。抱いてやっても良いとおもった。12:50[ザ・クロマニヨンズ]スタート。「沖縄でもヨーロッパでもなく苗場を選んでくれて、そしてこのホワイトステージを選んでくれてありがとう!」ヒロトのMCに選んでよかったと ガなる「うぉー」。ヒロトはやっぱカッコよかった。マーシーはすでに顔が真っ赤で酔っ払っているようだった。きっと酔っていた。そして最高だ。やっぱあのサウンドは最高だ。理屈ではない。ワンパターンと言われようが。体がうずく。終わった時にはぐったり汗だく。まずいなぁ持つかなって感じ。つぎはレッドマーキーに逆戻り。長靴なのでぬかるんだ道もへっちゃらだったけど疲れはスニーカに比べ1.5倍増しだろうか。レッドにつくとそこそこの人だかり13:55[martha wainwright]スタート。あのルーファス・ウェインライトの妹って事で興味深々。祭りのハッピを着ていたので観光の外人にも見えたが声の力はすごかった。結構パワフルでした。半分くらいでトイレにに引き上げる。オアシスを横切るとHMVのブースでミニライブが行われていた。お!クリブスだ。早速混じる。「martell」をやっていたのでサビの掛け声は参加した。本チャンのライブも楽しみだ。グリーンでは[the cooper temple clause]がやっている。そのまま通り過ぎて今度はオレンジコートへ向かう。長い道のり。途中のヘブンでは[加藤登紀子]の声が聞こえた。60年代のなんとかって人知ってる?なんて言ってちょっと歌っていたな。オレンジコート到着。やっぱココはみんなマッタリしているなぁ。軽く食って飲んで俺もまったり。15:20[the terry adams & steve ferguson quartet]スタート。おととしのNRBQは素晴らしかった。またアノ感動を。やっぱ盛り上げ上手のテリー・アダムスはなんてカッコいいんだろう。そして知らなかったんだけどすご腕ギターリストのスティーヴ・ファーガソンは歳ガイもないギタープレイを見せてくれました。踊りまくった!次はアヴァロンの予定で途中に引き上げるつもりが楽しくって時間オーバー。走ってアヴァロンへ。息を切らして到着するとアヴァロンとは思えない人の山だった。トラキャンって人気あるんだなぁ・・。それでも端っこの6列目ぐらいをキープ。明日もオレンジコートであるんだけど今日はアコースティックライブだとのこと。16:00[trashcan sinatras]スタート。清涼感たっぷりでどこまでも爽やかな彼等の演奏に疲れもとれる(みんな座って聴く)。日本語しゃべれないからコミュニケーションがとれずゴメンねみたいなことを言ってて、「この人ええ人や」と感心した。この後レッドでお目当てのクリブスが始まるので途中で抜けた。明日また見よう。この頃になると、例年以上に疲れがきている事に気づく。歳のせいか?長靴のせい?体調が悪いのかな?とにかくダルイ。やっとの思いでレッドマーキー到着。すごい人だ。16:40[the cribs]スタート。「mirror kissers」でスタートしたライブは大盛りあがり。やっぱり曲が良すぎだ。ポップでオーディエンス参加型の曲ばかりだから盛り上がる。おそらく1stの曲で気になった曲も多かったので近いうちに買おう。次は[cnarls barkley]を見るためにホワイトへ移動の予定だったが体力が尽きていたのでオアシスのモニターテレビでホワイトの映像を見ていた。ふとHMVブースを見るとまたライブをやっていた。なんとトラキャンだった。またもや見ることが出来ました。ライブが終わったあとメンバーが普通に出てきたので、vo.の人と握手してもらいました。CDジャケ忘れた。。「i'm your fan」とか情けない言葉だけかけました。実際はCD1枚しか持っていない、それほど知らないバンドのくせにお調子者だな、オレ。次はお目当てロジャーマニングのためレッドマーキーへ。歩いているとゲート付近のトイレとオアシスを結ぶ橋の上で声をかけられる。なんと小中学校の同級生(女)だった。仕事中に行くコンビニで彼女がバイトしていた時に話したこともあるので中学校以来って訳ではないが驚いた。向こうもオレがフジロックに来る人種と思っていなかったようで驚いていた。なんと苗場になってから毎年3日間5、6人で参加中(キャンプ)なのだとか。ほえー。今年はレッチリだと言っていた。これからロジャーマニング見るといったら「誰それ?」と言われました。ま、そんなところだろうな・・・。。で、大好きなジェリーフィッシュ。でもライブを見ることは出来なかった。まさか生で見られるとは!ロジャー!気持ちは高ぶる。ステージが暗転して開始。18:20[roger joseph manning jr.]スタート。出てくるや思わず「小っちぇー」。そしてなんだあのダサいジャケットは(笑)。でも1曲目で鳥肌立ちました。クイーンの「fat bottomed girls」だ!大声で歌いました。思わぬサプライズに興奮。ライブは時折カバー曲らしいナンバーを挟みつつ「the loser」や「what you don't know about the girl」も聞くことが出来た。で後半にも興奮のカバー曲がありました。クイックの「pretty please me」!しっかりと歌わせていただきました。ありがとうロジャー。お次は本日初めてのグリーンステージのジェット。そいういえばロジャーが始まる18:00過ぎ頃にキイチ君が苗場に到着とのメールがきた。だいぶ遅れたんだな。ジェット待ちって事で大まかな場所を聞いてそこに向かう。グリーンに着いたときには開始直前。19:20[jet]スタート。近いうちに発売になる2ndからの新曲もおそらくやったに違いないけどやっぱりアノ曲は盛り上がるね「are you gonna be my girl」。中盤で早速やってくれましたがサビは前回同様タメル。勘弁してくれそのまま歌ってくれよ〜減点。ディープパープルやAC/DC並みの迫力あるギターがツボな「take it or leave it」は燃えた。で、キイチ君とは会える寸前で結局すれ違い。ズートンズが始まるのでレッドマーキーへ。2004年に見逃したズートンズ。その後1st買ってちょー後悔。いつかリベンジでライブ見ようと思っていたのが、フジロックでのリベンジとなって嬉しい限り。20:30「the zutons」スタート。あまりの人に後方の柵に腰掛けて見ることに。1st/2ndと満遍なくやってくれて「zoton fever」「pressure point」などお気に入りのナンバーも聞くことができた。でももっと前で見たかったなぁ。疲れもたまっていて後半はボーっと聴いていたのでちょっと勿体無かった。この後はグリーンのトリの[franz ferdinand]が見たかったのだけど、もう立ってるのもつらかったのでオアシスのいすで遠くにフランツを聞いていた。ココで今年初めてのもち豚も食べた。ちょっと落ち着いたので、今日は帰ろうって事でゲートを出る。チャリでCDショップによりクリブスの1stやシザー・シスターのCD買おうか迷っているとキイチ君からTELが。初めて話す彼の声はどことなく聴いたことがあった(後で気がついたけどラジオでしたね。)「50回転ズ見ないの?」って事ですでに20分後くらいだったので見ることにした。プレス・オブ・ワンダーへ。実はルーキー・ア・ゴーゴーを見るのは初めてだな。結局キイチ君とは電波の関係で今日は会えなかった。でもおかげで50回転ズを見ることが出来た。23:30[50回転ズ]スタート。最初はコミックバンドかと思いきやそれだけではなかったラモーンズ直系。今日最初にみたクロマニヨンズと同じにおい。自分らのテーマソングで始めるところなんかまさに。で、MCもいい。笑えるなぁ。キヨシロウの「雨上がりの夜空に」のカバーも良かったな。結局50回転ズとクロマニヨンズが今日のベストだったかな。あとクリブスか。天気は途中雨は降ったけど雨具を使うまでもなく、涼しくて最高なコンディションだったのではないでしょうか。でも疲れた・・。今までで1番疲れたかも。必死にペンションに辿り着いて。家路に。明日もまた戻ってきます。

2日目に続く
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