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スティーヴ・バートン&ザ・オブリビオン・クリック。得体は分からないけど良盤。ラーズ、コーラルのような暗めのサイケ感が耳に残る#1やキンクスのフレーズも聞える#Aですでに興味をひかれたのですが決め手は#Bのビタースウィートなスロー#です。#Dのピアノ弾き語りバラードも切なくって◎。#Gやインスト#11も含めスローな曲は全部良い。#4も陰性な疾走ギタポ#。縦ノリのギタポ#6,9にみえるセンスはマイケル・スタイプに近いかもしれない。#Fのメロディセンスは間違いなくレイ・デイヴィスの遺伝子でしょう。
『flicker of time』 『gold』
steve barton and the oblivion click ryan adams
     
『the good way』 『how does it feel』
waking hours waking hours
USバンド、ザ・ジュニア・リーグ1st。#B,E,Hの3曲がマイベスト。#3は「A Hard Day's Night」をミドルテンポにしてナキメロ少々加えてみましたって。#6はリチャード・ヘイマンのようなポップでレトロなギターロック。#9も60sを感じさせるテンポがちょうど良いパワーポップ。#1、キンキーなディストーション効かせたリフで進むオルタナ感のある#。#A,Cはイントロからはフレイミン・グルーヴィーズな趣。#2はそこから一気に90sフレイヴァーがハジけ、連呼されるサビのフレーズが曲が終わるころには頭から離れない・・。#4はそのままリッケンバッカーが主役のギターロックでフック効かせながらも優しい#。#Dもバーズやディラン源流のアメリカンロック、「My Back Pages」のようなね。#7はメロディラインにコックアイ・ゴーストを感じた。アダルト・コンテンポラリーなモダンロック#8。#10は初期ザ・フーのシングル曲のようだな。  
『catchy』 『queen's english』
junior league malibooz
元チューブトップのギャビン・グース1st。ビートルズ(特にジョン)を根源としたメロディアスなSSW。#1はルーツ寄りでありながらもそのマッカメロディによって古臭さが消えている、鼻にかかった声も僕好み♪ジョンレノンやニルソンの影響を感じる#2,8。どちらもフールズガーデンとの共通点も浮かぶ。買うキッカケとなった#3はヘビロテしまくった!やはり中後期ビートルズでドニー・ヴィーのバラードを彷彿とさせる佳曲。フレンドリーなポップ#4はマシュースウィートやマイク・ヴァイオラを思わせる。コステロやCvSのような雰囲気のある素晴らしく甘美な#5,9,11もあり。#6もさらにコステロなバラードを感じてとても好きな曲だ。#7はサーカスモンキー「It Couldn't Be Ann」と呼応するような曲。TFCにも通じる#10も癖になる。ソロ期のジョンをもっとキャッチーにしたような#12で締め。オススメ!  
『mercury mine』 『the sweet sounds of the sugar stems』
gavin guss sugar stems
     
『lullabies for the 21st century』 『the runaway』
duncan maitland magic numbers