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   モー・トロパー3rd。前作より垢抜けたか?曲の短さは相変わらず。それでもメロディ展開としてもストーリーテラーとしても起承転結をもって、まさにポップ界の星新一!#1、今回も1曲目は勢いではなく華々しく重厚感のあるメロディで始まる。ラーズ「There She Goes」を彷彿とさせる#2でもメロディメイカーとしての存在感。そしてイのいちで聴くべきなのが#3。歌詞にも登場するフォー・シーズンズばりのサウンド。サビのナキメロにはハッとさせられる。#4も◎。TFCは当然ながら、シンズ「New Slang」とかあの辺のUSインディのゆるいポップ感も。1分強のビーチボーイズ的コーラス/ハーモニー作#5、その流れからだと『Pet Sounds』が始まりそうな#6がまさにパーフェクトポップ。ハイライトの1曲でパイ期後期のキンクスも感じる。バーズ「I'll Feel A Whole Lot Better」のイントロがパっと浮かぶ#7、始まってしまえば目まぐるしく展開するギターポップだ。今作ではウィーザー感は薄れているが#8,9のメロディを聴くとやはりといった感じだ。後半のハイライト曲は#10、最初から最後までずっと極上のメロディラインのなかで歌っている。#11,12のラスト2曲は驚きの5分越え!#11はエリオットスミス彷彿とさせる神々しい#。#12は宅録生歌である。今回も素晴らしかったー。オススメ!
『the sweet songs of decay』 『natural beauty』
frank bango mo troper
    
『3』 『let's do this』
weeklings beatophonics
    
『freedom wind』 『rehearsing the multiverse』
explorers club famous groupies
    
『soak up the gravy』 『head on a swivel』
emperor penguin gary ritchie
   
『new mourning』 『1301 highland avenue(2020 Updated)』
ken sharp ken sharp