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USパワーポップバンド、ウェイキング・アワーズ1st。同じくセルフタイトルで8曲入EPが既出されていて、#1,2,3,9,11の5曲は再録、アレンジは極太に。#1からエネルギッシュなロックチューンはファズバブルに近い感じ、ヴァインズの先取りともいえそう。ラブナット/ミラクルブラーのような#2もいかにも90sなメロディックなポップロック。アルバムのハイライトは#3,4,5。まず#3のミドルバラードで皆がこのバンドのメロディセンスを確認します。90sパワーポップクラシックとして間違いなしの#4は僕のコンピの定番曲だ。永遠のヘビロテ。#5もアンディ・ポップが演りそうなパワーポップ。中盤のギターソロなどはビートルズ〜オアシスのようだ。ノリの良いポップンロール#6。ブリットポップに呼応するような#7はAメロ〜ブリッジの感じがちょっと「Get
Back」みたい。中期ビートルズなリフに乗って進むポップロック#8。後半のヤマは#9,10,11。マイベストの1曲である#9は直球の90sパワーポップだ。ロックスタイルのヴェルクラ#に通じる#10。#11のパワーポップもみんな好きだよね。パワーポップな曲はルーニーにも近しいかも。ラスト6分越えのミドルバラード#12は大いに盛り上がった後に静かにビートルズなアレンジワークで締めくくってくれて◎◎。オススメ! |