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アリー・カー2nd。ピュアポップさが強かった1stに比べ軽快さがアップしてます。#①からスピードボートやファラーを思い出させる軽快ギタポ#。#③,⑨,⑪も同様にバンド・サウンドでポップ!彼のポップセンスは今更ながらフランシス・マクドナルドにかなり近いと感じました。前作同様のアコースティック#②,5,8,⑩もメロディにより磨きがかかった。ベルセバ的センチメンタルなポップ#④も健在。#6は前作にはなかったロックなギターが鳴る#。BEXバンディッツに通じるお得意のピュア・ポップ#⑦も相変わらず良い。イールズのポップさに通じる#12。ボートラ#⑬も◎。 |
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イナフ・ズナフ、ドニー・ヴィーのソロ3rd。バンドサウンドでH/R寄りな#1でスタート。アコースティックなSSW路線だった1stとは趣が違う。低音vo.の艶っぽさが魅力的な#②もズナフ時代を思わせる。#5もメロディック・ロックで往年の展開?#④はドニーらしいバラード。ちょっと双子ネルソンを思い出した。「音の網」的な#というと#③,⑥,⑧,⑨,11あたり。初期ビートルズをモチーフにした小品ポップロック#3や切なさいっぱいナキの名曲#6などまさに!です。暗いブルース調バラード#7を踏み台にしての#8はズナフ『Peach
Fuzz』に収録されてそうなポップロック#。#9も大好きな曲、60sフィーリングを持ったメロディ豊かな#。モータウン調の跳ねるビートと時折クイーンぽいギターで一気にもってく#11。コーラス/ハーモニーを効かせた#10はやりようで90sエアロスミスのような曲に出来たかも? |