★★★11 次へ 前へ TOP
UKヘタレポップバンド、タイガー1st。ヘタレvo.に女性コーラスが重なる。直線的ギターをバックに音はこの上なくポップ。異色のブリットポップ。#1からヘタウマなラモーンズと言える。最初に聞いた時は衝撃でした。#2,7もバックはノイジーなのにめっちゃポップ(ニッキー&ザ・コルベッツ的な?)。#3はラモーンズ「Beat On The Brat」を彷彿のマイベスト#。#8はカーズ「Shake It Up」が元ネタだね。#10はウェディングプレゼント彷彿とさせるメロディラインだ。#1,2,3,7,8に他#10,13はポップ好きへオススメ。ショーゲでサイケな#4や素人臭さいっぱいのローファイ・ポップ#5、インディ・ロック#11などでカレッジチャートで受けそうな感じだ。#6なんかビッグ・ビートと気持ち悪さを味付けに聞き手の脳裏へ。 スウェーデンのパワポバンド、ウェイド。この肉食具合はまさにUSバンドなんですけどね・・。ミドルテンポながら力強さがビンビンな#@。メロディも◎。疾走ロックンロール#AもUSパワポ寄りだ。この冒頭2曲にはポウジーズのケンも参加している。後のエモ・バンドにも通じる#B,6,9でも疾走は止まらない。#3なんかサンボマスターみたいだね。ローションを思い出したり。でもこの盤の真髄は大半を占めるメロディアスかつオルタナ感のあるミディアム#だ。#4,5,7,G,10,11,12と実に6割。中でも初期ウィーザーやスナッグ好きにオススメなのが#C,D,F,Kですよ。
『we are puppets』 『odd man out』
tiger wade
帯にはオーストラリアのピュア・ギター・ポップ・バンドと記載されてます。アイスクリーム・ハンズ。ピュアほどこのバンドに当てはまる言葉はないですね。とても穏かな気分にさせてくれます。#2,3○。#4は出だしがビートルズ「free as a bird」かと思った。#11もとても良い曲だ。マイナス・イオン放出バンドです。 モントローズ・アヴェニュー1st。グルーヴ感が最高のギターポップバンド。3人のソング・ライターがいるところは例のバンドを思い起こさせるがもうちょっとメインストリートよりです。これでもかとポップフリークの琴線をついてきます。シングル#1,6はもちろん良いですが個人的に○なのは#4,7,10。ポールの曲が好みのようです。たぶん少数派ですね。特に#4は屈指の名曲。
『sweeter than the radio』 『thirty days out』
icecream hands montrose avenue
マーブルス1st。シングルの#C,Hのフレンドリーなギタポ#に反応して購入。ビートルズ直系のベタなバンドと言えばソレまでですが#@にめっちゃハマってしまった。#Bのミドル#のフックも気持ちよい。突き抜ける感じのvo.がとにかく◎です。#Dのバラードではザ・フー「I Can See For Miles」のフレーズも。全編通じて感じるナイーヴさが彼等の売りですね。特に哀愁帯びた#2,6,F,8,Iはキャストやシェッド・セブンを思わせる。特に#7,10のメロディはクセになる。#Jも陽と陰の加減が絶妙でこの辺はジョンレノンのソレに近い。 肌触りの良いパワーポップを鳴らすチェリーツイスター1st。まずは#Aで僕好みと確信。#Bの雰囲気も◎。軽めのパワーポップ(なんだか良く分かりませんが・・)地味な曲もあるけどすべてが頭に残るメロディーあり。聴く度に好きな曲が増えていきます。#5,8,9,12,17・・・。アルバム後半は特に好きな曲多いかな
『overground』 『at home with cherry twister』
marbles(uk) cherry twister
セマンティクス1st。ミラード・パワーズとウィル・オウズリーによるポップ・デュオ。ザック・スターキーがドラム参加だ。歪んだギターリフから始まる#1はロック度満点だが、トッドラングレンなメロディと10cc的アレンジで俄然ポップ・フィールドの曲。強いリフがキンクスやナックを思わせる#2だがサビは90sパワーポップな展開。オウズリーのソロでも再録されるビートリッシュな名バラード#3。同系の美メロ#は2人と関わりがつよいベンフォールズのピアノバラードに匹敵する#10、ビートルズと出身のナッシュビル・サウンドが混ざりあった#11などがある。#6もビートルズなサウンドスケープをもつ。ビッグスターのような骨格がしっかりしたミドル#5もメロディ◎。軽快パワーポップとしては#4,7,9。BF5にギターを加えたような#4はミラードのソロ作でも再演されます。ギターソロはHRを通ってるね(笑)。#3同様オウズリーのソロで再録される#7はちょっと ひねくれポップ気味だがパワフルでビートリッシュな展開もありだ。僕のコンピ定番だったド直球のパワーポップ#9はマイベスト。雰囲気のあるXTC?てな#8もヘビロテしたなー。今作は日本盤のみでしたがポップマニアぶりが前面にでた名盤。オススメ! UKポップバンド、ストロー1st。打ち込みも駆使したアレンジ豊かなポップ#1。スペースとの共通点ありそう。マンサン1stの曲をミドル調にした感じの#Aも憂いのあるサビが良い。ビートルズ「The Fool On The Hill」をサンプリングしたような#Bも◎。#4,5,Eのストリングスを効かせた広がりのあるメロディとvo.はボウイまたはイアン・ハンターを思わせる。#7,Iはトラヴィス(特に1stの)ぽい。#Gも◎素晴らしいアレンジワークと美メロ。ピアノバラード#9。#Jはめっちゃカッコイイ!クラブヒットできますね。一癖ありのメロディ・センスは抜群。解散後ジーヴァズへ。
『powerbill』 『shoplfting』
semantics straw
ヴェルヴェット・クラッシュ4th。捨て曲なしのオススメ盤です!再びマシュースウィートとタッグ。ライブ感のある#1,2からテンション上がる。1stと2ndの良いとこどりのような中毒性のある佳曲の連打。ビッグスター直系の哀愁のメロウ#3も◎◎。ナキメロ・パワーポップ#4はマイベストで一押し曲。大好き。初期イーグルスのような#5もツボ。ささやくような#6もゆったりと起伏がないようでサビでの美しいメロディ展開にハッとする。2分強の#7はチューチュートレイン時代を思わせるキラキラ感があってまさにメロディ・1である。ホワイトアルバムに潜んでそうな小品マッカメロディ#8。1stのボートラにも潜んでいた#9は前作では薄れていたTFC的#でほっこりする。ホーンを効かせたイントロから始まる#10やムーグを用いた#11はポップ度高めでウィルコの3rdとかに近い感じだ。#12は1stの曲をテンポダウンさせたような曲で成熟さと甘酸っぱさが絶妙に同居してる。#13もポールsideビートルズで極上〜からのボートラ#14が心落ち着くハーモニーポップで◎。名盤。 好みがハッキリと分かれるバンド。聴いてるうちに病みつきになる音です。クラスでだけ流行ってるギャグみたいな感じ(?)。1stは1回聴いて拒否反応。今なら気に入る自信あります。このアルバム中4曲目がナゼかハマリにハマリにハマッタ。人から言わせるとそこまでって感じらしい。ツボとはこのことか!
『free expression』 『tin planet』
velvet crush space