★★★102 次へ 前へ TOP
    
『fibrotones』 『the wanderlust』
danny mcdonald wanderlust
ピラミディアクス4th。前作も良質パワポ盤だったが今作ではTFCさがさらに深化。#1がこれぞパワーポップ!というべき#。カントリーフレイヴァーありの美メロ#2もコーラスワークがパーフェクトな佳曲。ベルクラ彷彿のパワーポップ#3,8のメロディもとても良い。豪バンドぽい哀愁さを漂わせる#4はやはり挙がるのはTFCか。#6,7,13もTFCフォロワーぶりが凄いけど#6なんかはカナダ勢の仲間にも入りそう。#13はTFCの中でも『Songs From Northern Britain』的。UKロックとUSパワポの合いの子のような#5はもちろんTFCの影響を感じつつサビでの爆発力はUSバンドのごとく。ビートルズさを漂わせながらのアーリーパワーポップな#9。M・カーペンターな#10。FOWやポウジーズ的ロッキンな#11、ギターソロは完全TFCですけどね(笑)。#12は前作でもみられたザ・フー×TFCなロック#だ。繰り返しになりますがTFC好きは是非。  
『nobody's fools』 『hot feet for monkey god』
pyramidiacs sun sawed in 1/2
  グラスゴーのパワポバンド、ヨギ1st。正体不明でしたがジャケとタイトルにビビっときて購入。当たりでした。まさに20/20やレコーズを思わせる#1のパワポ#にヤラレます。このダイナミックかつメロディックな#は#5,9,11,12と揃ってます。グラスゴー的な優しいメロディやコーラスが前面に出す#としても#2,3,7など。TFCを感じる部分も多々あり。でも最終的な落としどころはパワポ#としてます。ビートリッシュな#6,8も◎。フォーキーな小品ポップ#4やアンプラグドな#10で彼等の高いポテンシャルも感じられる。パワポ好き(特に70s−80s辺りの)でこの盤を嫌いな人はいないでしょう。
『because of you』 『20/20 hindsight』
kings yogi
カナダのパワポバンド、グラヴェルベリーズ1st。音を聞いて真っ先に思い浮かべたのはシューズや20/20。まさにインディな音触りは派手さは無いけど僕の琴線を刺激します。#@,Eの2曲がその最たる#で#1は初期ジゴロ・アンツの青さ、#6は円熟期ジゴロアンツにある切なさが感じられます。特に#1は「トゥナイっ」の響きが心地よいアンセム#と言ってよいでしょ。#F,8,Iも同じく◎。#4も初期ポウジーズやREMの香り漂うメロディライン。#2,3でみせる落ち着いたフォーク調の#も盤全体の雰囲気からか甘酸っぱさを強く感じてしまうなあ。オススメ  
『bowl of globes』 『ludlow』
gravelberrys george usher's lazy gentlmen
トミー・キーン80s〜初期90sのEP/未発表曲をまとめた編集盤。名パワーポップチューンである#1。これを聴かずに何を聴く?続く#2もコレまた最高な#。まずはこの2曲立て続けに聴いて欲しい!#3,8,12はジゴロアンツ好きに、#4,9,11はマテリアル・イシュー好きに提供したい。レモンヘッズへと繋がりそうな#15,16も聴きどころ。#5,10などでのインディ臭とメジャーのバランス感覚。#6はアレックス・チルトンのタテノリ・ポップ「Hey, Little Child」。メランコリックさを印象的に使った#7,9,13も天才的。そして1つの塊りとして聴き倒して欲しいのが#17〜23まで。#17ザ・フー「Tattoo」で始まり、アコースティック#18〜お得意の素朴なインディロックが#19→#20→#21と徐々にギアを上げていく。#22グルーヴィーズ「Shake Some Action」を挟んで。名曲#23で最高の大円団を迎える。オススメ!  
『the real underground』 『nothing gonna cheer you up』
tommy keene outrageous cherry