今年もありがとうございました。恥ずかしながらこの2024年の年間ベストもここでやっております。もう、とことんホームページやってやろうかとも考え始めました。取り掛かりはいつもよりは早かったのに、結局放置していつも通り大変でした。 今年は新譜65枚+EP3枚/旧譜は40枚の計108枚をピックアップ。人間の煩悩の数。除夜の鐘とともに再度1枚1枚見返そうかな。20枚ほどフィジカル(CD)リリースがないです。あっても送料がえぐいのでまとめて買うかしないともう厳しい。一昔前のように洋楽パワーポップのディストロが確立して欲しいですがビジネスにならないですよね・・。Amazonも厳しい。Discogsで欲しいやつ+その販売元でまとめ送料の買い方ぐらいしか思いつかないです。あ、あとはパワーポップ好き同士でまとめ買いですか? 新譜の年間ベストですが、通常は年の後半に発売の作品が上位にくることが多い中で年明けとともに追随を許さなかったThe Lemon Twigsってことで。ベストについては争うアルバムは無かったです。いつも素晴らしいアルバムに感謝。そのかわり次点以降が音楽性もいろいろゆえに同列評価になってこまりました。でもFamous Groupiesが今までの3枚からの歴史からの終結(完結)が感じられたので次点に。パンキーなパワーポップ作品も多く入って50歳を目前にあれって(後述の意識は若いにつながるw)感じですだけどバランス良いTOP10の並びではないですかね。昨年特別枠だったKid Chameleonもしっかり新譜でランクイン。期待を裏切らない内容!前回のようにそのうちフィジカルでるかな?毎年のごとく書いておくとTOP10以降のアルバムも自信をもってオススメできます。良いアルバム多いです。 旧盤はチェックしてたものを前半買ったもののあまり買いませんでした。ブクオフやセール品がほとんど。たから今さらですか?ってアルバムも並んでる(笑) Erik Voeks & The GhostersとThe Tearawaysは昨年2023年の買い忘れなのでやはり上位。そしてYeah Is What We HaveとScott Sudburyはサプライズ的に知ることができてありがたしな作品。再発も結構出ててEx NorwegianやDropkickなどあらためて聴いていない名盤がまだあるなと。先述の今さらですか?ってアルバムも僕のパワーポップ目線で聴くと面白い感想が書けるかもしれないって意識もあったりする。来年もいろいろ拾っていきたい。皆さんからのたくさんのオススメ欲しいです。 ライブ生活は今年も充実してた。まずはウィルコの単独。6回目ですが来日制覇が継続できました。これからも引き続き来日して欲しい。在来線で上京を試みたリフレクターズとアダム・エルク(マミーヘッズ)のダブルヘッダーライブもめちゃ興奮した。ポールコリンズ先生のライブも楽しかった。前回のライブはすぐ後に東日本大震災だったのでライブ感想を言い合う雰囲気は自粛だったが今回は楽しさの共有できた。ピロウズも初めて見ることが出来た。長女とも昨年同様にいっしょにライブを観た。 で、なんといってもフジロック。今年は迷ってたのですが結論、近年味わえなかったフジロックらしさを満喫!前日予定してた駐車場にドタキャンされちょっと出費が増えましたが行って良かった。来年も行く。 そして年明けのロキソニも楽しみ。恒例フェスになるのでしょうか? 無念なのは復活オアシスのライブに落選したことだ。いままで5回ライブを観ているがこんな争奪になったことはなかった。残念すぎるが、一時的な活動にならないことを願うばかり。アルバムも出して欲しい。 サイトの更新はしませんでしたー! 今年の訃報。僕的には3月のエリックカルメン(The Raspberries)。パワーポップの代名詞。ソングライターとしてもシンガーとしても本物でした。ほかスティーヴ・ハーレイ、J・D・サウザー、The Shangri-Lasのメアリー・ワイス、World Partyのフロントマン、カール・ウォリンジャーが僕のミュージックライフに当然のようにいたミュージシャン達が逝ってしまいました。あ、スティーヴ・アルビニも今年か。あとシェル・タルミー。重鎮過ぎる。 それから世代としては鳥山明さん。小学時代を網羅したひとつが"アラレちゃん"だったので漫画 Dr・スランプよりTVの印象。中学手前からドラゴンボールはジャンプで、かつアラレちゃんからバトンを受けた悟空をTVで観続けた。そしてドラクエ。小学1年生〜の僕の学生時代すべてを彩ってくれた。そして中2のときに読んだ『漂流教室』(楳図かずお)で極限の人間の真実を知ってしまったのだ。TARAKOさん、大山のぶ代さんをはじめとする子供のころから聞いていた声優の訃報も多くなってきました。 歌手や役者(西田敏行さんや中山美穂さん)も当たり前にいると思っていた人が居なくなる。毎年のことだが訃報のニュースじたいは当然ツラいですけど、訃報のニュースに慣れてくるのも嫌ですね。 マシュースウィートの病状も気になりましたが快方に向かったようでひとまずは良かったです。 私生活はついては40代最後の年だったのだけど頭の中は20歳くらいで止まっている感じもあって、そんな話を70歳近い方との会話でも出てきて「そうか意識の世界では人は歳はとらないのか」ってのが結論。物理的なカラダはそうもいかないけども・・ それにしても今年もたいしたことしなかったなって。お酒ばっかり飲んで、人と会話してただけ。音楽はもそこそこ聴いて、映画をもっと観に行きたいなと思ったり。来年は長女は20歳でお酒が飲めるのか〜、でも二女も三女も進学の年か〜金かかる〜とか考えながら生きている。 ※あとトピックス的にはベイスターズが日本一になったことを自分自身で読み返した時の備忘録として書いておく。 皆さんの日々も穏やかに平々凡々でありますように。それでは良いお年を! 番外編はこちら |
---|
◆今年発売のもの◆ | |
◆BEST | 『A Dream Is All We Know』 / The Lemon Twigs |
まったく悩まなかった。2024年が始まった瞬間に「My Golden Years」がリリースされて、ポップフリークが興奮のるつぼと化した。毎回傑作を発表し続けるダダリオ兄弟。ヴィンテージさをリビルドさせる斬新さ。ラズベリーズも隠れているのがまたイイ! | |
◆次点 | 『Black Apple』 / Famous Groupies |
ポールマッカートニーのフォロワーとして今まで3枚、アルバムごとに良くなりついに2枚組の大作でラストアルバム? ネット上で聴ける曲がすこぶる良いのでゲット。ニック・フレイターやダナ・カントリーマンも参加。XTCデイヴ・グレゴリーがギターで客演 |
|
◆3位 | 『Up and Out Of It』 / Nick Piunti and The Complicated Men |
パワーポップを追っている身としては、毎年この時期にふれないことは=モグリともいえるほどのハイクウォリティの連発のパワーポッパーだ。もはや現役にしてレジェンドである | |
◆4位 | 『In Pursuit Of The Cedars (IV)』 / Kid Chameleon |
昨年2023年位特別枠で1st/2nd/3t収録の2枚組を挙げたが、今年はしっかりと4枚目のアルバムとして年間ベストに推せることが嬉しい。2月の時点で「She Doesn't Live Here Anymore」をヘビロテしていたがアルバムはさらに良い | |
◆5位 | 『Radar』 / Extra Arms |
リフの強いパンクロックってのは変わらずながらパワーポップ寄りになるRyan Allen(And His Extra Arms)名義で大好きな2016年『Basement Punk』に近い雰囲気もあってめちゃ良い!「Everything Disappears」「Inflatable Boys」とか最高 | |
◆6位 | 『Pleased to Meet You』 / Joy Buzzer |
単純だからリプレイスメンツをモチーフにしたジャケだけで胸が躍るが〜バブルガムな1曲目に連発されるビートルズの香りあるポップロック。ギターが攻めた曲もあるしとにかくイイ曲満載すぎてオススメ曲が紹介できない異常事態 | |
◆7位 | 『They'll Never Forgive You For Pop』 / The Cheap Cassettes |
パワフルなパワーポップとしてはカナックの4曲EP『On The Outside』とこのチープカセットの新譜が2024年では上位にくる。「Bad Xerox」に最初にハマった曲だがその前後も同じハイテンションでキャッチー。最高傑作! | |
◆8位 | 『Basement Sparks』 / Marc Valentine |
今回もアゲアゲなポップンロールでいいな!って思ってると「Strange Weather」の胸キュン・ノスタルジックチューンが流れてきた。ミドルやスローナンバーの佳曲も織り交ぜてアルバムの出来が底上げされてる | |
◆9位 | 『The Boy Who Ran The Paisley Hotel』 / Chime School |
サンフランシスコのバンドってことで気候が良くおしゃれな街並みが浮かぶサウンド。両足はネオアコ〜90s初期に浸かりながら、両手でブリットポップを掴んだUKサウンドのようにも聞こえる。やらかくて煌びやかさにすい込まれる | |
◆10位 | 『Redd Kross』 / Redd Kross |
結成45周年おめでとう!LPは2枚組の大作。音触りは前作と地続きだが曲は今作のほうが粒ぞろい。「Good Times Propaganda Band」「The Main Attraction」「Terrible Band」「Way Too Happy」筆頭に好みな曲たくさん | |
◆特別枠◆ | 『Pop Treasures』 / The Half Cubes |
パワーポップクラシック「Love’s Melody」「Precious To Me」「The Girl」「Spinning Wheel」(ベストトラック!)とか10cc、チープトリック、ホリーズは想定内だけど パーニス・ブラザース「Weakest Shade Of Blue」、パースート・オブ・ハピネス「She's So Young」、ザ・サイズ「Make You Cry」は誰得?俺得?ってなるカヴァー集です |
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ | |
■11位〜15位 -順不同- | |
『Back Into The Dream』 / Elephant Stone | |
統一した感情が支配するアルバム。豊かで魅惑的な音景がひろがる。まどろみの中で万華鏡がみえてくる...是非BGMで1枚ながら聴きしてみて欲しい。きっとその意味が分かると思う。「On Our Own」は最初からみんな好き | |
『Daylight Upon Magic』 / Dolour | |
衰え知らずのポップモンスターのシェーン。ずっと良いアルバムが続いているけどパワーポップってよりゴールデンポップス寄りのサウンドだった。今作は『New Old Friend』のエッセンスが少し戻った感じだ | |
『The Future Is The Past』 / Jeremy | |
湯水のごとく曲がながれてくるのか...とんでもない多作ポップ職人ジェレミー・モリス。毎年2,3枚のフルアルバムを出しているが今年は毎月のようにw。3月発売『Footprints』のサウンドが僕好みと思いきや7月のこれが上回る。どちらもイイ〜 | |
『JINX』 / John Davis | |
ジョン・デイヴィスは紛れもなく僕のヒーローなので新譜が聴けて嬉しい。でも色んなプロジェクトで活動しまくっているので新鮮味はない?いやいや元々スーパードラッグ用だった楽曲を原液のままシンプル作り上げたサウンドに興奮しかない | |
『A Matter Of Time Deluxe』 / Shed Seven | |
2017年『Instant Pleasures』はリスナー生命wを救ってくれた。今作は期待の新人バンドのような若い音で始まってびっくり。性急なロックチューンはシェッドセブンらしからぬ感じだ(でも良い)。バラードは往年の感じが滲み出ててこれも納得である | |
■16位〜20位 -順不同- | |
『All Quiet On The Eastern Esplanade』 / The Libertines | |
リードトラック「Run Run Run」から予感はしていたが全盛期に近い出来映え。過去のリバのほかダーティ・プリティ・シングスやベイビーシャンブルズ(あとイエティ)のバンドを越えてきたクウォリティだ。キンクス好きも是非聴いて欲しい | |
『Spiritual Age』 / Telejet | |
リチャード・X・ヘイマンが引合いにあったのでゲット。まさにでした。70sロックを源流に時折ジェリーフィッシュやラマー・ホーリーを彷彿させる曲もあって非常に好みであります。パワフルさはないのであしからず | |
『Gentlemen Thieves』 / Emperor Penguin | |
前作、前々作で完全に僕の信頼を得ているのだが今作もナイスな出来栄えで嬉しい。世の中的にはまあまあの立ち位置なのはご愛敬w。随所にXTC遺伝子。「Town Called Gone」ではコステロを真似る | |
『Wearing Out The Refrain』 / Bad Moves | |
1st/2ndもパワーポップな良盤だったので大好きな男女混合バンド。インディバンド寄りなところもあったが今作でメジャー感が出た大きく太い音に。グラムロックの色も濃くなってとても良い。 | |
『Stereogram』 / The Michael Weber Show | |
「Not Your Love」(良い曲)だけでグラムロックアルバムと言えないのはスペイシーなH//R「Pure Adrenaline」とパワーポップ寄りの「Built To Break」の2曲に挟まているから。コステロな「Rear View Mirror」、ニューウェイヴィーなロックチューンも◎ | |
■21位〜25位 -順不同- | |
『Please Go Wild』 / Polite Company | |
Alan Greggさんのソロプロジェクトのようだ。「Barefoot Billionaire」「Empty Beach」を筆頭にグラスゴーサウンドにも通じるタイムレスメロディ♪カントリーポップ「Perfectly Good Explanation」も良く聴いた | |
『Paul Bunyan’s Slingshot』 / Liquid Mike | |
2023年の年間ベストでは新旧で2枚取り上げましたが、ハイペースな多作バンドは今年も新譜が出て、変わらず血の沸き立つようなロックチューンを聴かせてくれる。スーパードラッグ好きは「K2」を聴け | |
『Tough Trip Through Paradise』 / The Society Of Rockets | |
ザ・バーズやソロ期ジョージハリスンのような「Doors Are Opening」が気に入って素性知らずにゲット。20年以上のベテランバンドだった。ジョージ、トムペティ、ジェフリン(トラヴェリング・ウィルベリーズ界隈)や10ccのファンには一聴してもらいたい | |
『Activities of Daily Living』 / Aerial | |
今年を代表するポップチューン「Hollywood Ghosts」はFOW彷彿で必聴!以前のサーフで性急なギターポップは抑え目(あるけど)に「I Bet You Know Karate」「Cadence」、ミドル〜スローな「Run These Lights」「Debutante」でさえやはりFOWが浮かぶ | |
『In There Like Swimwear』 / The Martial Arts | |
2021年のEP『Getting Stranger By The Month』がホール&オーツ系でとても良かったけどそのジャケと繋がっているようなフルアルバム。パワーポップ手枚のポップチューンに戻ってきてる。メロディセンスはさすがとしか言えない。好き | |
■26位〜30位 -順不同- | |
『Losers Party』 / The Restless Age | |
バラードの美しさは一級品。「Murky Water」「Losers Party」「Time Can’t Go Back Now」「Save Me」「Tables Turn」「Freak Show」バッドフィンガーやビージーズ、ELOのメロディラインを彷彿とさせる佳曲満載! | |
『V』 / I do You do Karate | |
「Irene」聴いてスター・スパングルズを思いだした。地元のライブハウスでローカルだけど良いバンド見つけた!ってそんなバンド。不安定なvoもヘタウマっぽく味になってくる。ハッとさせられるメロディがあるから侮れない。12曲28分 | |
『All Fuller No Filler』 / Wesley Fuller | |
「Melvista」〜『Inner City Dream』は"ポップソングでありながらもセンシブルなアレンジワーク"と書いたが今回もシンセが大活躍。佳曲「Jacaranda」のポップネスにBB的レトロフィーリングが溢れる「Look No Further」etc...長く愛聴盤になる1枚 | |
『The Simpleton』 / Willie Dowling | |
天才のソロ作。「The Simpleton」からビリージョエル風の跳ねたポップさがみられて期待大でした。ピアノ主体に巧みなドラマチックなアレンジでコンセプトショー世界を作り上げてる。「In The Ocean」美し過ぎる。今さらながら注目されるべきアーティスト | |
『Shadows in Paradise』 / Valley Lodge | |
前作も長く愛聴した大好きなヴァレー・ロッジ。パワフル&メロディックなパワーポップや一癖あるポップチューンなどなど今回も多角的で刺激的ななポップアルバムだ。年間通じてのヘビロテしました | |
■31位〜35位 -順不同- | |
『Let’er Rip』 / Mark Ward | |
ラズベリーズ彷彿の「I've Been Around」。その後もポール・コリンズや20/20を思い起こさせるクラシックなアメリカンパワーポップが続く。だからパワーポップ界隈でもターゲット層は明確だ | |
『Aircutter』 / TV Pins | |
多彩なポップ集。ポップさの入り込む角度が曲ごとに違うので飽きがこない。今年のレモン・ツイッグスとも親和性がある気がする、ロック度はこっちが高めだが。「Last Rites」「Magpie Eyes」「Roundabout」の3曲はとくに良く聴いた | |
『The Flip Side』 / Monogroove | |
毎年何かしらのサイケポップバンドに心惹かれてしまうのだが今年は速このバンド。モンキーズ「Stepping Stone」のカバーがしれっとあっての流れで「My Town」流れるところが至福♪ | |
『Hidden From The World』 / Dave Cope And The Sass | |
パワーポップフリークとしては曲順を「Next To Nothing」から初めて「Hidden From The World」「Precious Heart」と続けメロディアスな「Settle Down」と冒頭4曲で仕留めにいく。ま、結局は良いって気がつくからどうでもいいのだけどね | |
『Sonic Ranch』 / Fastball | |
ずっと追っているバンド(と思ったら2022年作見逃してた..)「Let Love Back In Your Heart」「Rather Be Me Than You」のパワーポップにグッとくるバラード「The Island Of Me」「I'll Be On My Way」ファストボールらしい「America」と充実の8枚目 | |
■36位〜40位 -順不同- | |
『Good Times for a Change』 / Tamar Berk | |
昨年のキラーチューンのひとつだった「Sunday Driving」にはヤラレましたが今回もカーズDNA×90年代ぽさの掛け合わせである「Good Imperssion」から心掴まれました。「That’s Not a Lie」「Artful Dodger」もイイ | |
『Love In Mind』 / Mt. Misery | |
これはいつの時代にも存在するTFCを受け継ぐバンドだ。ワンパターンで食傷気味になりつつあるメロディラインでるものの聴いていると「ちっ!良い曲過ぎるだろ」となぜか舌打ちとともに声を荒げてしまう(笑) | |
『Touched By the Stuff』 / Motorists | |
前半は00s以降のパワーポップ感があって、懐かしさで頭の中だけ若さが蘇ったのだが、中盤以降はむしろニューウェーブなサウンドも多く80sギターロックバンドに近しい。曲ごとに新旧の顔をみせる | |
『Don't Stop Playing Guitar』 / Colman Gota | |
僕の2024年ポップンロールアルバムの1枚。fromスペイン。ドライヴィングギターが鳴りまくる。ロックンローラー気質なvoも◎。「Enemy」「Two Chords And A Lie」「Welcome To The Modern Life」「Way Around It」とかあなたも好きでしょ? | |
『Box of Letters』 / Sparkle*Jets UK | |
2023年に僕のためにあるような90s-00sパワーポップ・カバー集で復活してからついに新譜。その1曲目は数珠繋ぎのようにゾンビーズ「This Will Be Our Year」カヴァー。くらげちっくだったりビーチボーイズオマージュ、DC5風と最高が続く | |
■41位〜45位 -順不同- | |
『#2 Record』 / Your Academy | |
前作もビッグスター/スクラフス系でお気に入りだった。今作もアルバムタイトル『#2 Record』からビッグスターオマージュ。絶妙に いなたい感じもビンテージさが増幅して良いです。「Marilu」◎◎ | |
『Just So You Know』 / The Well Wishers | |
ドリーミーさが加わった前作だったが、今作は2014年『A Shattering Sky』や2020年『Shelf Life』のアルバムに雰囲気が近い。いつも好きだがこの辺りが僕的により好みなので嬉しい | |
『Liam Gallagher & John Squire』 / Liam Gallagher & John Squire | |
ジョン・スクワイアの楽曲をリアムが歌う。シーホーセズ2.0?内容は普遍的UKロック。であるならvoがリアムじゃなくても成立しそうな曲は?ってやっぱ「Just Another Rainbow」「Mars To Liverpool」の2曲がツートップでしょうか | |
『What's For Breakfast?』 / Dent May | |
前作同様にトッド・ラングレンやマイケル・マクドナルド、ブライアン・ウィルソン〜アップルズ・イン・ステレオの影響下にあるポップソング集ですが、タヒチ80がロックンロールリヴァイヴァルした感じの「One Call, That's All」も聴ける | |
『Boozers Gloom and a Pinch of Anxiety』 / Minky Starshine | |
バッドフィンガーを引合いに出した2012年『Womanity』以来の購入。今作はAOR的でミディアム産業ロックがメインだ。「Kids on the Verge」は紛れもないビートルズ遺伝子。ほか「Our Father」「I Want Tomorrow To Come」など前半は特に◎ | |
■46位〜50位 -順不同- | |
『Fade Out』 / Nite Sobs | |
今年1番最初に買った新譜。2020年の前作同様に軽快ポップでスウィートな曲が満載。少しだけパワーポップマナーにそった曲が増えたような?「I Just Don't See That Happening」「No Romance」などどの曲を紹介してもイイねと言ってもらえそう | |
『Exhibit B』 / Brent Seavers | |
2021年以来のThe Decibelsのブレント新譜。ナキメロは前作にゆずるが、パンキッシュさはこっちか。今回も良い。まずは「Roller Coaster Ride」「Of Poetry」「Raining In My Head」の3曲からどうぞ | |
『Burst The Bubble』 / Guy Chambers & the Lemon Trees | |
4曲はレモントゥリーズ『Open Book』(1993)からの再録。いずれも味わい増して良い。「I Can't Face The World」は高らかなホーンの響きやテンポは抑えて渋み増してますが変わらずの佳曲。初録「Everything's Going To Be Alright」も佳曲 | |
『Poppin’ Up Again』 / The Yum Yums | |
"3コードにフッキーなメロディ"をメイン武器にして90sからまだ俄然と現役なのは、最後に僕等が仕留められるのはそのメイン武器ではなく「Baby Doll」「Popping' Up Again」「Candy」のようなサブ武器/補助道具だからだ | |
『Phantom Idol』 / Dream Phases | |
サイケ感漂うロックが聴ける。Monogrooveよりは懐古主義度が低めで今の音としてメロディアスで輪郭がしっかりしたグルーヴのカッコ良さが際立つ。「Living In A Cave」「Wake Up Time」オススメ | |
■51位〜55位 -順不同- | |
『In The Hive』 / The Tambles | |
オランダのバンド。60sビートバンドの影響下にあるバンドでちょっと前ならストライプス、今年であればフジロック大活躍のアスに近しいサウンド。知名度は低いけど曲の出来が良い | |
『Harm's Way』 / Ducks Ltd. | |
ザ・バーズ〜80sREMの流れのいわゆるペイズリーアンダーグラウンドなバンド。カナダらしからぬといった感じ。ジャングルで流れるようなメロディラインはめちゃくちゃ気持ちが良い♪パブロックな曲もあり | |
『The Soul of the Fabulous Courettes』 / The Courettes | |
コーレッツのアルバムはヘビロテ曲が目まぐるしく変わっていく。最初はやはり「Keep Dancing」で次は「California」。でももう今は違う曲、明日はまた違う曲だ。エンドレス・・・ | |
『Rogue To Redemption』 / Tuk Smith & The Restless Hearts | |
大好きなバイターズが知らぬ間に解散していて、フロントマンが新たなバンドを立上げていた。サウンドはバイターズ後期のグラムハードロック路線。「Rogue To Redemption」「Glorybound」「Little Renegade」「Lost Boy」気持ちいいナンバー | |
『The World's Smallest Violin.』 / Andrew Weiss and Friends | |
開放感のあるしっとり70sウエストコースト寄りのサウンドを堪能できる。僕の音楽嗜好のひとつだが最近はあまり買ってこなかったかも。イーグルス〜オルタナカントリーファンには気に入ってもらえる曲があると思う。グッドメロディ〜 | |
■56位〜60位 -順不同- | |
『Going Out Of Fashion』 / The Reflectors | |
この新譜加えた3枚のアルバムひっさげての来日ライブは最高だった。モッズリバイバルな音は今作が請け負った。チープトリック「Surrender」のカバーも飛び出してって言えば想像できるでしょう? | |
『Big New Life』 / Vinyl Kings | |
00sにビートリッシュさのある2枚を発表して局地的に話題に(数年前にこの2枚をコンパイルした国内盤もでた)。3枚目にしてラストアルバムのようだが内容はビートルズ〜ウイングス、ソロ期ジョン彷彿で納得感 | |
『Everything Has Led To This』 / Teenage Frames | |
モッズリバイバルなベテランバンド。ポップなEP『Still Pissed』を気に入っての購入なので「I Wish I Didn't Know That About You」「Back To The Beat」「Jump Around Until We Die」あたりがより好み♪ | |
『The Big Decider』 / The Zutons | |
新譜出すニュースから心待ちにしてた。リードトラック「The Big Decider」もソウルポップで◎だったがこの曲や「Pauline」で初期の頃の程よい黒さも一緒に復活した感じで嬉しい。なぜだかズートンズは"バンド"ではなく"グループ"と呼びたい | |
『Imaginary Friends』 / The Junipers | |
「The Swarthy Smith」の途中のギターリフがCoke Belda「Songwriting」、スピッツ「あじさい通り」を彷彿。その後もレトロフィーリング溢れる。「Annie Almond」マイベスト!小品マッカメロディの「Mary in the Rain」「My Imaginary Friend 」も◎◎ | |
■61位〜65位 -順不同- | |
『Caddy』 / Caddy | |
『Go Slow』『Ten Times Four』のギターポップな雰囲気とは違いハードエッジなロックアルバム。ではスタンリーズ寄りかと言われるとまた違ってウェイトがある感じだ。キャッチさはそのままなので嫌いではない | |
『Love』 / Coke Belda | |
名前を観たらポッチてしまうアーティスト。"Love is"で始まる愛を定義するコンセプトアルバム。今までよりキャッチさは減退もやわらかなメロディアスさはそのまま。「Love Is Pop」「Love Is In Calling」◎◎ | |
『Underground Renaissance』 / Us | |
フィンランドからの若手ロックバンド。2024年フジロックは大車輪の活躍だったがまさに往年のフジロックのイメージに合う。マンドゥ・ディアオとストライプスのあいだを通るようなサウンド。メロディアスな「Carry Your Bag」良く聴いた | |
『Get It While You Can』 / The Veras | |
前作はThe 88的で嗜好の真ん中の内容で即ポチしたので、楽しみにしてました。ちょっと期待度が高すぎて申し訳なかったけど「Ladies First」「Nothing Comes For Free」は満足できる曲。アクションの名曲「Something To Say」カヴァーはすこぶる良い | |
『Slowly But Shirley』 / Soul Asylum | |
4年ぶりの新譜。80年代-90年代-00年代-10年代-20年代とおよそ40年間しっかりと軌跡を残してきたバンド。たまたまそのバンドをずっと聴き続けてきたのだが、自分の耳にちょっと自信を持つことができた | |
■EP | |
『On The Outside』 / Kanak | |
6曲入EP。これはパワーポップとしてはど真ん中。全曲キャッチでカッコいいが爆上げでパンキッシュなパワーポップ「Not Right Now」とチープトリックのミディアムチューンみたいな「Without A Clue」2曲をまずは推したい | |
『undertow』 / The Second Summer | |
8曲入EP。余計な箸休め的な曲を省いた少数精鋭のフルアルバムと考えて納得しましょう。「The Reason」最高。この晴天のジャケのようなギターポップ8曲からあなたのお気に入りも見つかるはず | |
『And I, You』 / Jordan Jones | |
8曲入EP。2019年マイベストだったジョーダン・ジョーンズ。前作以降のシングルには少しがっかりしていたが、しっとりめながら良曲多くて復活作!「Listen」「Can I Stay」「Love Song Of J」オススメ! |
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ |
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ |
◆今年発売以外のもの◆ | |
◆BEST | 『It Means Nothing Now』 / Erik Voeks & The Ghosters |
2023年。昨年いろんなところに取上げられていたが今年フィジカルリリースがアナウンスされていたので我慢した。内容は世の中のポップフリークのお墨付きなので間違いないね!良盤 | |
◆次点 | 『And For Our Next Trick』 / The Tearaways |
2023年。昨年カートに入れつつ後回しにしてしまった。購入してたら年間ベストに入っていたな。60sのロック先達に習ったテイストをパワフルに包み込んでる。コーラス/ハーモニーがそこに加点されているから降参!これこそがパワーポップだった | |
◆3位 | 『Get The Picture』 / Scott Sudbury |
2003年。メンフィスのドライヴィングロックンロールバンドを発見。声も◎。リプレイスメンツ好きなら間違いない兄貴系。パワーコードのミドルポップロックやナキメロ曲もあってブッチ・ウォーカーも感じる | |
◆4位 | 『Through The Window』 / Yeah Is What We Have |
2019年。概要としとはTFC?ハリーが好きなら是非に。1曲目「In Light」〜2曲目「You're Right」と同系サウンドで続けで流れるのだけどそこがもうベタに最高。曲名も韻踏んでる。シングル曲「Fine」とこの強力な冒頭3曲で勝負あり | |
◆5位 | 『Under The Lampshade』 / The James Clark Institute |
2023年。一言なら「Phantom Girl」が地味にやばい。その後パワーポップ界は「Waiting On The Waitress」「No Good Deed Goes Unpunished」「Whatever O’Clock In The Morning」「Remarkbly Like Youで攻め込まれるのである | |
◆6位 | 『Saturdays』 / The March Divide |
2016年。当時ネット上のどこかの年間ベストに名前があって知らないバンドだったのでメモってた。サウンドはポップロックだが時にフォーク、時にエモな感じでUSインディロックの優等生的内容。とても良い | |
◆7位 | 『Deathmates』 / Odd Robot |
2023年。昨年買いそびれでゲット。「Credit」1発でやられていたけど、ほかも捨て曲なくてパワーポップの範疇に収まらないポップチューンが揃ってる。グリーン・デイのファンにもリーチする。voが良いんだよなー | |
◆8位 | 『Dot The I』 / Dropkick |
2008年。僕がこのバンドを知るのは2016年『Balance The Light』なので、再発に伴って初めて遡って過去作を聴いたが、いやこれはもしや彼等の1番のアルバムなのでは?って彼等の他の作品聴いてもいつも思っている(笑) | |
◆9位 | 『Can Do Easy』 / Barreracudas |
2015年。バレラクーダスの2nd (not バラクーダズ)。「Cut Me Loose」の極上のパワーポップチューンを聴いて降参しました。フックが最高に効いたナンバーばかりで80sパワーポップが好きなら間違いない。グラムロックが好きな人も楽しめるでしょう | |
◆10位 | 『Sketch』 / Ex Norwegian |
2010年。2ndと3rdが再発された。いずれも当時ならTOP10であろう内容で驚き。同時に聞いたからこそアプローチが同じではないことも分かる。1stと3rdの要素が入混じった2ndをメインにしますが3rd『House Music』も良い! |
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ |
|
■11位〜20位 -順不同- | |
『Scratch 'N' Sniff』 / The Whiffs | |
2023年。前作がでた2020年はスピードウェイズ、リフレクターズも発売された。その後のユニボーイズやモアキックス等も含め純度高いパワーポップを担う重要なバンドのひとつ。現代のエッセンスもあるのがミソ | |
『Plastic Soul』 / Zach Jones & The Tricky Bits | |
2022年。Jukebox The Ghost経由で知ったのだが。今までフィジカルリリースがないので知名度はいかがなものか?アダム・シュレシンジャーにも通じる秀逸なポップアーティストだから皆に知ってもらいたい | |
『When You're A Boy』 / Susanna Hoffs | |
1991年。高校時代にレンタルしてテープで持ってたソロ1stを懐かしんでゲット。昔は前半の曲の印象がつよかったが、後半も佳曲揃いで「This Time」〜「Only Love」〜「It’s Lonely Out Here」の流れが今の気分 |
|
『Chime School』 / Chime School | |
2021年。当時見送った1stを今年の2ndに引っ張られてゲットした。全体として個人的には2ndのほうが好みだけどキラキラ度を比べた場合はこっちに軍配か?鼻差判定です。良い曲目白押しですが、「Dead Saturdays」という僕的名曲が潜んでいた | |
『Torch Songs For Swingers』 / The Incredible Vickers Brothers | |
2018年。ポップ界隈では好評を得ていたが当時フィジカルを見つけられず流れた。6年越しでゲット。キンクス〜後期XTC経路のサウンド。味わい深いポップフィーリングに耳が喜ぶ。「Wreck Up Ahead」「Bleaker And Bluer」「Mirrors」 | |
『Comfort In Sound』 / Feeder | |
2002年。以前かった『The Singles』に入っている知らない曲がことごとく良い曲だったので持ってないのお安く揃えていこうと。でこの4th。「Come Back Around」とかフーファイと呼応しそうだし、「Comfort In Sound」もまさにUKミディアムロック。良盤 | |
『Just A Phase』 / The Inky Depths | |
2013年。偶然「Doesn't Matter At All」をサブスクで聴いてど真ん中に好きなサウンドだった。他の曲もマシュースウィート系の音触りとメロディ。ググっても10年以上前に500枚限定でCDを出しているとことまでしか分からなかった。無名?のインディバンド | |
『Fall In Fall Out』 / The Luka State | |
2021年。聴きはじめたらスキップせずに聴き続けてしまう。男気なロックチューンの連発。でも暑苦しくはないのはシュープに削ぎ落されたメロディラインだからかな?洋楽なのにイエモンのロックナンバーを集めて聴いているような気分だ | |
『How Will I Know If Heaven Will Find Me?』 / The Amazons | |
2022年。1stが出た時にフジロックで観た。UK若手ロックバンドとして爽快でキャッチな曲はとてもライブ映えした。タワレコのセールで3rdがお安かったのでゲット。サウンドプロダクションがアップして引き続き良い音楽演っていました。2ndもチェックしよ | |
『Secret Youth』 / Electric Rabbit | |
2007年。最初に「Numb」「Spitball」を聴いてメロディックなロックチューンで良いな。ちょっとハーレムスキャーレム(ラバー)みたい。って思ったらカナダのバンドで納得。ポストロックやH/R要素もあるけど聴きやすくて◎ | |
■21位〜30位 -順不同- | |
『Council Skies』 / Noel Gallagher's High Flying Birds | |
2023年。価格で見送っていたがフジロックに来るのでゲット。内容はメロウ。デモ公開時点で好きだった「We're Gonna Get There In The End」はじめ良い曲が多い。「Mind Game」のカヴァーや「Dig A Pony」のビートルズの使い方など聴いてて嬉しくなる | |
『Year Of The Ox』 / The Burning Of Rome | |
2014年。クラシック ロック/ポップ、エレクトロのユニークな音楽性が網羅された魅力的な内容(「God of Small Things」「Terrible Tales From Tocqueville」「Space Age Stockholm Syndrome」を是非聴いて)。分かりやすいロックンロール「Melina」が逆に目立つ | |
『Here Right Now』 / Graham Colton Band | |
2007年。「Best Days」は知っていたので、中古クーポン買いの時に悩むことなく選んだ。この曲だけでなくアメリカンロックの代名詞にしても良いようなナンバーが揃っている。人によっては売れ線で敬遠するのかな?僕は好きですけどね | |
『Get Ready』 / New Order | |
2001年。当時はエレクトリックサウンドに少し抵抗感があったがこのアルバムの曲はクリアなギターサウンドのロックチューンが多く僕でも違和感なく聴けた。「60 Miles An Hour」「Turn My Way」などホントにベテラン感のないサウンドだ◎ | |
『Foolish Loving Spaces』 / Blossoms | |
2020年。「Charlemagne」「Getaway」が好きなので1st安くないかな思っていたらタワレコセールで3rdを先に激安ゲット。ミーカやジュニア・シニアばりにポップな曲が多いね。ライブ良さそう!「Falling For Someone」のメロディ好き | |
『She Steals Candy』 / Juniper | |
2023年。マイケルシェリーの娘さん。1stは豪華な面子がバックアップしてたけど、今作は11曲がカヴァー。セイルズ、バングルス、マフス、ゴーゴーズ、ブレッド、キッスetc..The Anderson Councilの提供曲「Alone With You」が個人的にサムズアップ | |
『Love In The Time Of Robots & Aliens』 / The 143 | |
2023年。ピュアなギターポップ「Emily」「Gumball Queen」「Intergalactic Girl」が良いなと思って、しかも無料DLできるアルバムなのでゲットしない手はない。時にリードvoにもなる女性vo.がコーラスとともに柔らかに効いてくる | |
『Better Now Than Never』 / The Real You | |
2009年。ピアノポップバンドでベンフォールズが引合いに。「Unwound」はたしかにぽいね。エモの文字もあったので何となく音の想像は出来ていた。全体的にはロケットサマーやCute Is What We Aim Forなんかがさらに近しい例えかも | |
『Soundtrack To The New Cold War』 / Cyanide Pills | |
2023年。愚直にラモーンズパンクを受け継ぐバンドの6年ぶり。『Still Bored』の時は話題だった。「Do You Wanna Go Out Tonight?」「Razorblade」「Waiting(For~)」と今作も相変わらずでサプライズはないが◎◎ | |
『RFTC』 / Rocket From The Crypt | |
1998年。『Scream, Dracula, Scream!』『Live From Camp X-Ray』の2枚を持っていてどちらも大好きなアルバムですが、今作は少し万人ロック寄りな曲も紛れているだけでロッケンロール番長的には大人しく思っちゃうから不思議。カッコ良いです | |
■31位〜40位 -順不同- | |
『Tchotchke』 / Tchotchke | |
2022年。チョッチキってキョートな名前だ。音楽性はラッキーソウル、ザ・ピペッツ、ザ・スクール等と同じ60sガールズポップ系ですが、インディバンド然としる雰囲気がある。「Wish You Were A Girl」「Longing Delights」オススメ。ダダリオ兄弟参加 | |
『Bleed Like Me』 / Garbage | |
2005年。ガービッジは今年2枚中古購入。この4thが1番好きかも。「Run Baby Run」はスマパンぽさもあるギターロックでローファイな曲に無理やりフックをつけた感じが浮遊感を誘う。ちなみに『Version 2.0』にはビッグスター「Thirteen」されてた | |
『Chew This Slow』 / Kilo Bravo | |
2020年。ある日2018年のデビュー曲「Crush」を聴いて好みのバンドだなと思って『Chew This Slow』のアルバムにたどり着く。結構な確率でツボに入る曲があって芯のあるロックアルバムで良い。この曲のマークボラン感 | |
『Tunnel Into Summer』 / Kimberley Rew | |
2000年。カトリーナ&ザ・ウェイブス「Walking On Sunshine」の作者キンバリーはソロも良くて所有の2枚も良質ギターポップが収められている。このアルバムではやはり冒頭の「Simple Pleasures」。秋に合うね | |
『Into The Sun』 / Monogroove | |
2021年。新作と同時に購入のサイケポップバンドの過去作。懐古主義的な感じですがいっしょに聴くと今年のは結構垢抜けたんだと分かる。コレはコレで悪くないけど。「Walk In The Park」「Hold onto Me」は多幸感あってとても良い | |
『Schizophonic』 / Nuno | |
1997年。学生寮の隣部屋の仲間はエクストリームが好きだったのでこのヌーノのソロ作も買ったのだけど「期待してたのと違うわー」と言って聴かせてくれた。僕は「Crave」聴いて「この曲イイじゃんか」と。そんな思い出から拾ったやつ | |
『Blaze On A Plain』 / Black Twig | |
2016年。フィンランドはヘルシンキのギターポップバンドでTFCが引合いに出されたスリーブの謳い文句。音知らなくてもとりあえず買ってしまいますね。初期REMな雰囲気もあり。「1998」リピートしました | |
『All Or Nothing』 / The Subways | |
2008年。境界線は自分でも不明だがサブウェイズの3rdはパワーポップファンにオススメしても違和感ないが、この2ndはUKロックの真ん中にいるのでそうは思わない(好き嫌いの話ではない)。でも唯一「All Or Nothing」は単品でオススメできるかも | |
『Greatest』 / Blissful | |
1994年。この1stだけ持っていないことに気がついて、どこに行ってもこのジャケで見つめてくれていたのに(笑)。 僕はWSFレーベルではマフロン5やトミー16、ブルーがパワフルで好きでしたが、年を重ねるごとにこのセンスとシャレオツが分かるようになった | |
『Paul McCarthy』 / Mike Viola | |
2023年。現代のパワーポップ界のリーダーだが、今作は「Paul McCarthy」「You Put The Light Back In My Face」はマイク・ヴァイオラらしいメロディが垣間見れて良いけど、他はちょっとフックが鳴りを潜めてる。また以前のようなポップ盤に期待をこめて |
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ |