今年も豊作で10枚選ぶの大変だった。ベスト20にしちゃおうかななんて・・。で、悩みついでに今回はしっかりと順位決めてみました。上位15枚くらいはマジで差はありません。昔からのバンドの新作がどれも良かったので新人バンドが少ないですね。ニュー・ポルノグラファーズをベストにしましたがビックリするぐらい誰も取り上げていないので少し躊躇・・でもやっぱり1番聴いたアルバムだったので最終的にはベストに戻ってきた。皆が好きなのはやっぱり1st、2nd路線だと思うので「コレ、オススメ!」とは声を大にしては言えないけど1度は聴いてみてほしいかな。旧譜は毎度のことで良いアルバムばかりでした。アニキ系パワーポップ/ロックが結構揃ってます。なのでアニキ系パワポ#でコンピ作ってやろうなんて考えましたがそれは追々と。今年は残念ながらフジロックへ行けなかったのが非常に残念でした。でもウィルコやジム・ボッジアの素晴らしいライブが観られたのは良かった!来年もいろいろと情報入ってきていてどれだけ観にいけるのかと。ポール・コリンズもやって来るようだし。楽しみは尽きません。あ、それから年末に飛び込んできたNotLameの閉鎖。パワポファンの憩の場だったのに非常に残念!とにかく今までお世話になりましたー。
番外編は
こちら
◆今年発売のもの◆
  ◆1位
『together』 / the new pornographers
 NPGとELOの融合。前作の名残りもあるので初期のポップさは無いけど玄人好みのポップミュージックが満載です!年間通じてめっちゃ聴いた♪
http://www.myspace.com/thenewpornographers
  ◆2位
『king of power pop !』 / paul collins
 キング・オブ・パワーポッパーによるビートリッシュなパワーポップ盤。いやーバリバリ現役ですね。
こんなん聴かされたらタマリマセン!ライブを早く観たいですね!
http://www.myspace.com/paulcollins
  ◆3位
『majesty shredding』 / superchunk
 久しぶりの新作ですが相変わらず加齢臭を出さないバンド(笑)。曲の良さはもちろんその青さはホントビックリします。ライブ行けなかったけど来年また来るみたいだから是非行きたい。
http://www.myspace.com/superchunkmusic
  ◆4位
『blood/candy』 / the posies
 前作が個人的にイマイチだったので振り幅大きくこの新作の充実振りがより際立ってます。
彼等のアルバムの中でも3本に入るほど好きかも。

http://www.myspace.com/theposies
  ◆5位
『you am i』 / you am i
 年の瀬も年の瀬にやっとで届いた。なので聞き込みが足りないのだけど1回聴いただけでもいつものユーアムアイでした。ロック度低めですけど。
http://www.myspace.com/youamiofficial
  ◆6位
『pictures』 / the len price 3
 ザ・フー好き、それも初期のシングル#が大好きな僕みたいな人は迷わずゲットしてください。
全曲3分に満たないポップ#が連発!顔が緩みっぱなしです。

http://www.myspace.com/thelenprice3
  ◆7位
『take a vacation !』 / the young veins
 パニック・アット・ザ・ディスコの2nd路線からよりビートルズ色を濃くして新バンド。名声を捨てても好きな音のために都落ち(?)した彼等に拍手を。初期ビートルズ寄りです。
http://www.myspace.com/theyoungveins
  ◆8位
『the 88』 / the 88
 前作は万人向けの傑作パワーポップ盤でしたが、今回はパワポ色は抑えめでいつものキンクスの遺伝子を強く感じさせる曲が多め。いくつかあるバラード最高です。レイ・デイヴィスも参加

http://www.myspace.com/the88
  ◆9位
『lullabies for the 21st century』 / duncan maitland
 ソロ期のジョンレノン風味のSSWってことでギャビン・グースと最後まで迷いましたが、最終的にはピュア・ポップな部分でこちらに軍配。「Terry The Toad」の名曲ぶりに乾杯!
http://www.myspace.com/duncanmaitland
  ◆10位
『sweet sound of...』 / the sugar stems
 ヤム・ヤムズ、ソニック・サーフ・シティなんか好きならどストライクな軽快ガールズ・ポップバンド!超ポップで楽しく元気になりたければコレを聴こう!最高です♪
http://www.myspace.com/sugarstems

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■11位〜15位 -順不同-
『volume two』 / she & him(現代のオールディズ歌姫ズーイー・デシャネルの声は今回も素敵だ。前作よりもポップ度増して聴きやすくなってます。)
『four』 / bleu(メロディ最高な歌モノアルバムだった前作と表裏をなすような前のめりのパワーポップがいっぱい!イイっ!)
『anthems for doomed youth』 / the high dials(ギター/パワーポップ会のユーティリティー・バンド。どんなポップ#もこなしまっせー)
『the dirty third』 / vinyl candy(ポウジーズ同様に前作がまあまあの出来だったので今作の出来映えに嬉しさいっぱいです!)
『loveless unbeliever』 / the school(60sガール・ポップの要素いっぱいのキュートなギターポップ。全曲◎◎)
 
■16位〜20位 -順不同-
『mercury mine』 / gavin guss(基本は中後期ビートルズにあってストレートなメロディ・ライン。マイク・ヴァイオラが好きなら買いですね)
『chateau revenge !』 / the silver seas(「those streets」「candy」はめっちゃ聴いた!充実作)
『7』 / smash palace(まずはジャケット。アーリーパワーポップの流れをストレートに受け継いだアルバム。アルバム丸ごとブレなくオススメ)
『circles』 / lannie flowers(ニックロウ→ウォルター・クレヴェンジャー辺りのルーツ系パワーポップ盤。渋さとメランコリックが同居する。大好物です)
『heartland highway』 / sister hazel(愚直にいい意味で変わり映えのしない渋いアメリカンロックを鳴らし続けるバンド。良盤です)
 
■21位〜25位 -順不同-
『say us』 / zeus(レコ屋で試聴してすぐ購入を決めました。危うい不安定なvo.が70sライクなメロディにマッチして◎)
『saturday』 / ocean colour scene(毎回ハズさない今やオヤジ・ロックの雄。個人的には懐メロ的な感じもあるけど曲が良いんだからOKでしょ)
『decline』 / elvyn(今年出たTFCの新譜よりも往年のTFCファンを満足させる部分がありますね。癒しのグッドソング)
『territory』 / two hours traffic(前作最高だったので続けざまに購入。抜けの良さは相変わらずでドライヴィングミュージックにもってこい!)
『hurley』 / weezer(前作も良かったけどさらに良い。初期の3枚に続くアルバムであることは間違いないです。またライブ観たい)
 
■26位〜30位 -順不同-
『places that made us』 / lazy susan(最初は無難にまとめたなあ的な印象だったんだけど・・最終的にはそのピュアさにヤラレちゃいます・笑)
『a headful of stars』 / the sails(サイケ期のビートルズの要素を振り撒いたグリーヴィーさが前面に。「dogs」はお得意のラーズ的な佳曲)
『come around sundown』 / kings of leon(頂点に上りつめた貫禄さ十分。前作の方が好みですがコレも◎。U2の後釜は決まりですかね)
青春ミラー(キミを想う長い午後)』 / ザ・コレクターズ(17枚目にしてコレ!初期の感じも見え隠れして個人的に嬉しい。もっと皆に聴いて欲しい)
great war (dig)』 / justin currie(デラミトリの良質メロディそのまま。マシュースウィートをもうちょい男気アメリカン度を加えた感じです)
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■31位→40位
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◆今年発売以外のもの◆ -順不同-
  ◆1位
『alligators in the lobby』 / alva star
 おそらくこの1年で1番聴いたアルバム。約10年も前のアルバムで今まで知らなかったのが悔やまれます。あまり話題に上がった記憶もなし。全10曲。出てくる曲全てが僕の琴線触れまくりで参りましたー
  ◆2位
『psychedelic sunrise』 / chesterfield kings
 昨年このバンドのアルバムを全て揃えることを目標にしましたが未達成。手に入れた2枚がどちらもスゲー良くって引き続き集めていきます。ストーンズ好きは必聴バンド!
  ◆3位
『modern communication』 / the pranks
 ネット試聴して気に入っていたけど買ってなかった。やっと購入。聞き返しましたがリスナーを選ばずに受け入れられる良質ソングばかりで改めて唸らされた。
  ◆4位
『little jabs』 / two hours traffic
 この夏のヘビロテアルバム。若い人達と共有できる爽快なメロディックロックの部分と愚直なロックへの探究心も兼ね揃えた部分はセンス的にスーパードラッグに通じるものを感じます。
  ◆5位
『fidelity is the enemy』 / jim boggia
 ライブ素晴らしかった!その余韻に浸りながらライブ会場で買ったこの1stアルバムがマジで良くって夜な夜な何度も聴き返しました。
  ◆6位
『mark & the spies』 / mark & the spies
 ブリティッシュ・イノベイション、60sフレーヴァーたっぷり。ビートルズにゾンビーズにホリーズにetc・・・それがオランダのバンドだって言うんだからね。2ndも同じくらい良いです。
  ◆7位
『happenings and other things』 / reno bo
 ビッグスターの流れをくむ素晴らしきバンド。楽曲のセンスの良さは際立ってます。今年の前半はかなりヘビロテしました。
  ◆8位
『the good way』 / the waking hours
 美メロ/ナキメロをやんちゃなギターアレンジと甘美なコーラスで整える。90s以降のパワーポップの定義にどっぷりとつかった完成形のアルバム。
  ◆9位
『hey buffy』 / who hit john
 今年はアニキ系パワーポップを沢山ゲットできたのですがそのきっかけとなったのがこのアルバム。予想もしなかったビッグスター「Don't Lie To Me」のカヴァーが流れたとたん小躍りしました。
  ◆10位
『have mercy』 / mooney suzuki
 ZEPのリフを上手にガレージポップやパワーポップに取り入れてた印象が強かったけど今作はそのH/R部分は若干後退してポップさが寄り際立ってます。「First Comes Love」は名パワポ#
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■11位〜20位 -順不同-
『aim & gnite』 / fun.(ザ・フォーマットの流れを期待して裏切らない内容。万華鏡ポップが爆発してます。オススメ)
『qu』 / sherwood(良盤!『bleed american』の頃のJEWをさらにキャッチー&ポップにさせた感じです)
『funfairs & heartbreak』 / special needs(男気ビートロックに時おり見せる優しきメロディ。女性にモテる音だね)
『achin' for summer』 / markus holler(オルゴン・ボックスのリック・コークランとの共作を含む極上ポップ#が聴けますよ)
『pop heaven』 / jeremy(甘い甘いバブリガムなミドルポップ・チューンはいかがでしょう)
 
『play on』 / scott mccarl(1人で正しきラズ・サウンドをしっかりと守っておられました)
『brassbound』 / the ordinary boys(クラッシュ、ジャム、スミスのような音楽がしっかりとメジャーで評価されているってのはイイですね)
『adrian james croce』 / A.J.croce(正統派ピアノポップ。フリスクのCMソング以外にも佳曲満載。時折くらげも感じたり)
『swedish heat』 / the blondes(90sバンド、ジゴロアンツやレッドクロス等の系譜で00sバンドの甘いポップメロディを足したような・・ムーグも聞こえます)
『america's #1 recording artists』 / the liquor giants(ロック#もバラードもふわっと効かせるフックの上手いこと。切ないvo.◎)
  
■21位〜30位 -順不同-
『the rule of 72's』 / love bang(エリックがジェリーフィッシュに加入するのは必然だったのですね)
『the lost royalties』 / the royalties(1st欲しいと思っていたら先に2ndゲット。イメージよりずっとパワーポップしてました)
『word of mouth』 / blueskins(ガレージ・ロックンロール。聴けば一気に興奮状態。クールなムーニースズキってところでしょうか)
『topeka oratorio』 / the leatherwoods(ビル・ロイドやウォルター・クリヴェンジャーと同系の優しきメロディが胸を打つ)
『come again』 / even(絡みつく声が印象的なブリットポップサウンド。イイ曲揃ってます♪)
 
『singles'n' stuff』 / yum yums(カヴァー曲のセンスが全てを物語る)
『only by the night』 / kings of leon(「Sex On Fire」で踊りたい。「Use Somebody」は全盛期U2ばりの超名曲)
『sound is in you』 / the grip weeds(陰りのあるサイケなパワーポップ。即効性はないけどハマるとやばい!やばい!)
『supermint』 / supermint(チープトリックのダイナミズムを感じさせる#が気持ち良いです)
『come to california』 / mannix(「Car Driver」から検索したオーラル・グルーヴが解散してた。で、続きがこのバンド。伸びやかな曲と声は変わらず◎)
 
■31位〜40位 -順不同-
『gold』 / ryan adams(ライアン・アダムスの出世作で色褪せぬ名盤)
『garage sale』 / DM3(シングルB面やトリビュート、サントラ曲などのコンピ集。もう完成度の高さに圧倒されます)
『catchy』 / the junior league(どの曲もバーズの影響下にあるジャングリーなギターが響く。「let me win」聴きまくりました)
『saint valentine's day massacre』 / cocktail slippers(サハラ・ホットナイツ系のガールズロッケンロール♪「St.Valentine's Day Massacre」ヘビロテ)
『heidi』 / jimmy silva & the goats(高速バスでうとうとしながら聞き流していたらとても心地よかった)
 
『mama, mama, ich bin in dem la la land』 / roger klug(一言でいえば飽きが来ない。目まぐるしく変わるポップ#がとにかくカッコイイ)
『ride the fader』 / hey now, morris fader(スーパードラッグとベンフォールズが一緒になった感じ。ベタな表現ですがホントなんだもん)
『summer cherry ghosts』 / timothy monger(コリン・ブランストーンのようなブライアン・ウィルソンのような)
『far from the world』 / erk(これはイケナイ!ベンフォールズに訴えられます)
『imperial comet hour』 / mexico 70(めっちゃ軽快なバンドになっててイメージ狂ったけどコレはコレで良いです)
 
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■41位〜



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