★ 「詩・通・信」 ★

2002.12.1 創刊
このコーナーでは、僕の心の中から湧いてきた詩のかけらをお届けします。

第8回(2003.3.17)  「別れ」


避けたいけど
避けられない

出逢ってしまった以上
必ず訪れる

わかってはいるけれど
いざその時が来たら
現実を疑う

でも
別れを悲しむよりも
貴方と出逢えた喜び
一緒に築いた思い出を
心にとめて

また出逢える日を
心待ちにしよう

次の別れなんて考えないで

第7回(2003.3.6)  「春のおとずれ」


梅は咲いた
だんだん 暖かくなってきた
いよいよ 春のおとずれ

でも 油断は禁物
気を抜いたら
寒さが再びやってくる

寒くても
寒さを乗り越え
春は近づいている

暖かくなり
桜の咲くころは
すぐそこに



第6回(2003.2.14)  「2月14日」


バレンタインって何ですか?
とか言ってみる
縁がないから

だからというわけではないけど
チョコレートは嫌いです
ほとんど食べません
まあ例外はありますけど


第5回(2003.2.5)  「スキー日和」


よく晴れた
絶好のスキー日和

少々寒いけど
そんなことは関係ない

山頂からのパノラマは
大自然の雄大さを
物語る

一面の銀世界に
きれいな
シュプールが残る

風を切る
この心地よさは
やめられない

リフトに乗って
もう1本
滑ってくるか


第4回(2003.1.15)  「からまわり」


うまくいかない
一生懸命やっているのに

またやってみる
何度繰り返しても変わらない

だんだん焦ってくる
余計できなくなる

悪循環

こんなことになるとは
思っていなかった

たしかに不慣れなことだけど
少しはうまくいくと
思ってた

でも実際は…

「今度こそ」に裏切られ
やってもやっても
また同じ

それこそが「からまわり」


第3回(2003.1.1)  「新年のことば」


あけましておめでとう

その瞬間を迎えたとき
人は皆こう口にする

わずか1秒経っただけなのに
全てが変わってしまうような
不思議な瞬間

この瞬間の後には待っている
垢もついてない
埃もかぶってない
ありのままの希望が

1年の計は元旦にあり

今までのくすんだ希望も
この瞬間
洗い流される

こんなことを考えるのは
へそ曲がりかもしれないが
そんな僕でも
声高らかに

あけましておめでとう


第2回(2002.12.16)  「Lonely Christmas


12月も半ば
だんだん寒くなっていく
冬の街並みは
だんだんキレイになっていく

光が溢れ 街全体が
独特の雰囲気を持ち始める

そんな雰囲気に馴染めない
僕には
関係ない季節
クリスマス

サンタクロースよ
こんな僕に
クリスマスを楽しむために
何か下さい

まだ遅くはないんだから


第1回(2002.12.1) 「心がわり」


人の心は変わるもの
昨日まで
当たり前と思っていたことにも
疑いが浮かんでくることもある

人の心は変わるもの
とはいえ
新しい何かを見つけることが
できるかもしれない

毎日同じように見える日も
明日はきっと少し違って見えるだろう

人の心は変わるから


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