◆ 矢井田瞳 Live Report ◆


★ 矢井田瞳 "Girl's Talk 2004"

2004.8.1(Sun)、at 万博記念公園もみじ川芝生広場

ヤイコ2年ぶりの単独野外ライブ。今回は大阪2公演+横浜1公演の3公演。このライブは、その初日の万博ライブ。

● 曲順リスト。

  1. 一人ジェンガ
  2. Chapter 01
  3. Buzzstyle
  4. I'm here saying nothing
  5. Ring my bell
  6. 会いたい人
  7. Dizzy Dive
  8. Girl's Talk
  9. Look Back Again
  10. アンダンテ
  11. How?
  12. i can fly
  13. Not still over
  14. もしものうた
  15. B'coz I Love You
  16. 馬と人参
  17. My Sweet Darlin'
  18. 月のなみだ

    <Encore>
  19. 見えない光
  20. 手と涙

2年前にも同じ場所で野外ライブをやってるヤイコ。
僕はそん時も見に行っていたので、今回のライブは色々と勝手がわかっていて、準備よくいけた。
心配された台風10号の影響もほとんど見られず(待ち時間にほんのわずかに雨が降ったくらい)、とかいってそこまで暑くならず、風も吹いてライブ見物には非常にいいコンディションだった。

開演前までの時間、大型ビジョンでは、「なにわの日」にリリースされたヤイコのベスト盤のCMが流れていた。
「太鼓・サイコ・わんこ・ジャイ子・よゐこ・ヤイコ…ヤイコ初のベスト盤(以下省略)」
「明太子・最高〜・しまって行こう・舞子・マイコ・俺が悪かった…ヤイコ初のベスト盤(以下省略)」
っていう2種類が。覚えてもたやん…。
1パターンめの「よゐこ」がその前の「ジャイ子」のシーンの衣装を着ていた(濱口:ジャイ子、有野:ジャイアン)。

17時半開演予定のこのライブ、ヤイコが登場したのは17:45頃。まず客と手拍子をあわせて、「一人ジェンガ」で本編スタート。
「台風はどっか行ったで〜」ということで、気持ちよさげに「Chapter01」「Buzzstyle」「Ring my Bell」など、まずはシングル曲を立て続けに演奏。そして、「Girl's Talk」などアルバム曲を少しやった後、早くも「Look Back Again」へ。この曲では、ステージから、前方せり出している部分へ歩きながら歌っていた。その後「アンダンテ」を演奏して、一気に盛り上がった。

そしてステージに戻って、しっとりと「How?」を歌う。
薄雲がかかる晴れた空を見て「叶わない夢なんやけど、空を飛んでみたいなとか考えています。チャレンジしたあかんで」とか言って、それに続けて「i can fly」を歌った。

そして「もしものうた」で再びセンターのせり出し部分へ。
その次の「B'coz I Love You」では、ヤイコ・西川進(g)・Fire(b)の3人を乗せた、そのせり出し部分が上にあがっていって、さながらPVのような感じだった。(そんなPVはないけれども)
「B'coz I Love You」が終わり、ステージに戻って「新曲やります」と「馬と人参」を初披露。
その次の「My Sweet Darlin'」では、曲の終わりに威勢良く花火が打ちあがった。そして「月のなみだ」を歌って、ここで突然本編終了。

「えぇーっ」という客の声はアンコールを求める声に変わり、しばらくして再びヤイコ登場。
楽屋に帰って自分の顔をみたら、まゆ毛が消えてたらしい。アンコールで出てきたときにはしっかり「復活」していたが。
アンコールではまず「見えない光」を歌い、最後に「手と涙」にてライブ終了。

ライブではおなじみの「Life's like a love song」などの曲を楽しみにしていたお客からは再び大きくどよめきが。
そんなどよめきを助長するかのように、そして再び生まれたアンコールを遮るかのように、スタッフから「規制退場」のアナウンスが…。
客があまりの物足りなさに納得できず、アンコールを続けていると、一旦消灯したステージ上の電気が再びつき、ヤイコはじめバンドメンバーが全員出てきた。…しかしながら、誰も楽器を手にしていない。
案の定、メンバーは「カーテンコール」に応え、一礼して再び戻っていった。これにてライブは終了。20曲、約1時間45分のライブだった。

僕が見てたのは、Cブロックというステージ向かって右側のブロックで、整理番号の都合上、通路側(中央寄り)を確保したものの、少しうしろでの見物となった。(2年前も同じCブロックだったが、もう少し前で見れた。)
真ん中のせり出し部分にきたときは、ちょうど真横であったので、かなり近くに見ることができた。

台風が近づいてたからなのか、はたまた横浜(次の日が即大阪ライブ)でのライブを考慮したものか、20曲を歌ったものの、非常に物足りない気分を受けた。野外ライブであることを考えると、曲数的にはさして問題ないだろうが、MCが非常に少なかったことやら、天候的に過ごしやすかったこと、普段ライブでやっている曲のうちでやらない曲があったことなどが、物足りなさの原因となったようだ。


★ 矢井田瞳 「Live Tour2004 YAIKO/ROCKS 50ROUNDS」

2004.4.15(Thu)、at フェスティバルホール

このライブは、4枚めのアルバム「Air/Cook/Sky」発売に伴うライブツアーの大阪公演の2日目。

● 曲順リスト。(現在のところ曲順リストのみとなっております。ご了承ください。)

  1. nothing
  2. 見えない光
  3. Slide show
  4. 一人ジェンガ
  5. 孤独なカウボーイ
  6. 未完成のメロディー
  7. Are you ready?boy
  8. マザー
  9. マーブル色の日
  10. ベルと本とキャンドル
  11. Life's like a love song
  12. Creamed Potatoes
  13. Dizzy Dive
  14. Girl's Talk
  15. ママとテディ
  16. B'coz I Love You
  17. Look Back Again
  18. keep on movin'
  19. Chapter01
  20. Hello

    <Encore>
  21. My Sweet Darlin'
  22. チェイン

    <2nd Encore>
  23. この恋はもうしまってしまおう

★ 矢井田瞳 "Osaka/ flancy midnight 〜 countdowan live 2002-2003 〜"

2002.12.31(Tue) → 2003.1.1(Wed)、at 大阪ドーム

2年連続となる大阪ドームでのヤイコのカウントダウンライブ。約40000人がつめかけた。

● 曲順リスト。

  1. Creamed potatoes
  2. Dizzy dive
  3. Ring my bell
  4. 贅沢な世界
  5. 虹のドライブ
  6. 未完成のメロディー
  7. 会いたい人
  8. Change your mind


  9. メインステージ→サブステージ移動(1塁側)

  10. Over The Distance (ピアノ弾き語り・サブステージ)
  11. We'll be... (アコースティック・サブステージ)
  12. nothing compares 2 U (アコースティック・サブステージ)


  13. サブステージ→メインステージ移動(3塁側)

  14. B'coz I Love You (左中間高ステージ)
  15. Not Still Over
  16. もしものうた (右中間高ステージ)
  17. my sweet darlin'
  18. i can fly


  19. カウントダウン 2002→2003

  20. アンダンテ
  21. Girl's Talk
  22. Buzzstyle
  23. 明日からの手紙


  24. ≪Encore≫
  25. I'm here saying nothing
  26. Look Back Again
  27. 手と涙


  28. ≪2nd Encore≫
  29. Life's like a love song
2001→2002はアリーナ前から6列目だったものの、今回は3塁側中央スタンド下段8列目でライブを見ることに。

ライブの内容は、前半は最新アルバム「i/flancy」からの曲を中心とした構成。「未完成のメロディー」の前のMCでは、この曲に関して、 9歳の子から「『未完成のメロディー』はいつ完成するんですか」という質問があったことや、ライブの感想で「『できかけの曲』が印象に残った」と書かれたことを言い、 「未完成のメロディー」が完成している曲であることを改めて確認していた。

「Change your mind」の後、外野側のメインステージから本塁側のサブステージまでアリーナ1塁側の外周を歩いて移動。ちなみに、帰りは3塁側を自転車で移動した。
サブステージでは、まず「Over The Distance」をピアノ弾き語りで。続いて「こういう大きい会場でやる時は、遠い人とも物理的に距離が縮めれたらいいなと思ってこういうステージを作りました。 家で聴いてる時のようにゆったり聴いて下さい。」と言った後、久しぶりにやるという「We'll be...」と、本人曰く"究極のラブソング"という「nothing compares 2 U」 (sg「my sweet darlin'」のカップリングでもある、プリンスのカバー)をアコースティック編成で披露した。

アコースティックコーナーも含めて、ライブの後半は、以前のアルバムからの曲も演奏された。「B'coz I Love You」では左中間に、「もしものうた」では右中間にそれぞれ設けられた せり上がりステージでのライブ。そうこうしてるうち、2002年最後の曲「i can fly」を終えたところで、23:55。カウントダウンの準備へ。
今回は、前回のような曲中でのカウントダウンではなかった。また、本人は言ってなかったが、地震が起こるということで、前回やったようなドームでのジャンプが禁止されたため、 ヤイコが今年のために考えたものは「scream」。練習として23:59:00に一度叫び、そして、本番は20秒前からカウントダウン。1/1 0:00:00に再び叫んだ。
そしてそのままの勢いで2003年最初の曲「アンダンテ」へ。そこから3曲ノリのいい曲をやったあと、本編最後に、大事な曲という「明日からの手紙」を演奏した。

アンコールでは、まずメンバー紹介をしたあと、「I'm here saying nothing」「Look Back Again」を。そして、これも大事な曲という「手と涙」で最初のアンコールを終えた。
しかし、最初のアンコールが終わらないうちに、次のアンコールを求める拍手が起こるほどで、客電もつかずにそのままセカンドアンコールへ。
セカンドアンコールは、いつも通り、ヤイコにとって1番大事な曲という「Life's like a love song」だったが、その演出がすごかった。 まず、ステージ中央に立ったヤイコを火が取り囲み、そのままステージがせり上がっていった。その後、せり上がったステージの上からシャワーが降ってくるというもの。 ヤイコは濡れながらも、そんなことにはおかまいなしという感じで熱唱。(ちなみに、前回この曲で僕がかぶった大量の紙吹雪の演出は今年はなかった。)

4万人が同じ場所で年を迎えることにヤイコもとても感激していたようだったが、うまく言葉に表すことができなかったようで、その興奮度合いを「鼻息フンフンなくらい」と表現していた。
僕も、前回と変わらないくらいに盛り上がることができた。いい新年の迎え方ができた。
ライブは本編21曲・アンコール3+1曲の計24曲、約2時間20分だった。


★ 矢井田瞳 「秋にはごゆるりと〜acoustic live 2002〜 "AOZORA NIGHT"」

2002.9.23(Mon)、at なんば Hatch

このライブは、CS日本加入者、fm osakaリスナーを対象とした完全招待ライブで、タイトルにあるようにアコースティック編成で行われた。

● 曲順リスト。

    矢井田瞳
  1. I'm here saying nothing
  2. Ring my bell
  3. B'coz I Love You
  4. fast car
  5. 空の作り方
  6. i really want to understand you
  7. i can fly

  8. 片岡大志
  9. Smile

  10. 矢井田瞳
  11. 未完成のメロディー
  12. Not Still Over
  13. アンダンテ
  14. Look Back Again
  15. 手と涙

  16. ≪Encore≫
  17. my sweet darlin'
  18. Life's like a love song
完全招待ライブということで、初めてという客が多かったこのライブ。5曲のシングル曲に加え、3rd Album 「i/flancy」からも5曲が披露された。
また、ライブの途中では、スペシャルゲストの片岡大志が登場。1曲だけのステージではあったが、MCでは自分の家にネズミが住んでいることを暴露。 一方のヤイコもMCで、当日の朝、歯磨き粉と洗顔フォームを間違うというアクシデントがあったことを暴露。だが、ライブをやってるうち、そんな憂鬱も飛んでいったとか。
少し物足りない気はしたが、おなじみの曲もアコースティック編成では少し違った色合いに感じられた。


★ 矢井田瞳 "Music Pool 2002"

2002.7.27(Sat)、at 万博記念公園もみじ川芝生広場

ヤイコ念願の野外ライブは地元大阪・万博記念公園で、26000人もの観衆を集めたライブ。
オープニングとして、ヤイコも敬愛するイモージェン・ヒープが登場。30分くらいの力強いライブのあとヤイコが登場。
ヤイコのライブの途中、マイクを片岡大志に渡し、ヤイコはコーラス&パーカッションで参加。
片岡大志のライブのあと、再びヤイコのライブが始まった。ヤイコのライブとしては、「B'coz I Love You」から「Look Back Again」まで、本編約15曲。
さらにアンコールでは、イモージェン・ヒープと片岡大志を加えた3人で、イモージェン・ヒープの1曲と、「I Like」「Life's like a love song」の計3曲。
「I Like」では、どハデに花火やらがあったりした。暑くて、曲順とかあんまり覚えてないが、とにかく盛り上がった。