アマチュア無線メモ  <アマチュア無線メモ帳> 

    FT-901のページを別に作りました。
<psk31とLAN経由リモートコントロール>
最近psk31の運用に目覚めてしまったので、設定方法を残しておこうと思う。 スタンドアロンで運用するならそれほど問題ではないが、遠隔操作での運用を見越して色々と調べてみた。

運用パタンとしては下記の4つ

 (0)スタンドアロンの場合(0)(MMVARIのみ使用)
 (1)スタンドアロンの場合(Rigコントロール用のHamRadioDeluxeも併用
 (2)LAN遠隔コントロールの場合1(Rigの周波数コントロール無し:具体的にはMMVARIのみ(HDRのリモートは無し) で使用する。)
 (3)LAN遠隔コントロールの場合2(Rigの遠隔コントロール無し:具体的にはクライアント側はMMVARIのみ(但しサーバー側で HDRは立ち上げた状態:理由は次のCと切り替えし易くするため)で使用する。)
 (4)LAN遠隔コントロールの場合3(Rigの周波数コントロール有り:全ての操作運用をLAN経由で行うイメージ。(HDR+mmvari+リモート様ソフトウェア)

以下、ひとつづつ整理して説明する。

(0)MMVARIのみの場合
 ・この場合は、PCの状況にもよるが、RIGとの間の接続は全てDigital I/F(例:テクニカルシャック製)を介して行う。
  設定に特に難しいところはないが、Rigによってはソフトを立ち上げると送信しっぱなしになるので、DTR系の設定のチェックボックスで   対処すること。

(1)スタンドアロンの場合(Rigコントロール用のHamRadioDeluxeも併用
 ・必要SW
  ・MMVARI(森さんのPSK31/RTTY SW)
  ・HamRadioDeluxe(以下HDR:RigコントロールSW)
    クラスタ情報(日本のサーバーもOKと読んだ覚えがあるが設定方法分からず)から無線機を直接コントロール可能
  ・HDRPTT(MMVARI等のMMシリーズとHDRで232Cを共用(HDRにまかせる)するSW)
    MMVARIで送信するとHDRのRigコントロールを使ってRigを送信状態にする為のSW。

 ・必要機材
  ・Rig
  ・PC(232CもしくはUSB/232Cコンバートで使用)
  ・232Cケーブル
  ・Digital I/F(例:テクニカルシャック製)

 ・インストールと設定方法
  @HamRadioDeluxeをインストールし、Rigと232Cで接続。設定・動作確認しておく。
   (COM番号とメーカー機種を合わせる)
  AMMVARIをインストール。RigとPCを接続し、動作確認しておく。この場合MMVARIで直接Rigをコントロールする 場合はDigital I/F経由でRigと232Cで接続する。(Mark-Vの場合リグコントロール「DTR/DTS」の「PTT」にチェックを入れないと「送信しっぱなし」になるので注意!!(706mk2はどちらでもokかも)
   ちなみにMark-Vの場合I/F経由でも直接232C接続でもPTTコントロール可能。706mk2はCI-V経由でPTT制御できないので注意(Digital I/F経由のみ)
  B2つのSWを共用するため、HDRPTTをインストール(使用)する。
   ・手順
     HDRPTTを解凍してMMVARIの実行フォルダに置く
     MMVARIの設定は、送信設定の「PTT」のところは「NONE」。リグコントロール設定画面(Port設定)で「HDRPTT」を選択。
  CAで接続していた232Cを直接Rigと接続する様に変更する。Audioケーブル自体はDigital I/F経由。

これで、Rigコントロールは「HamRadioDeluxe」、pks31の交信SWは「MMVARI」を使用できる。 今回は遠隔操作も切り替えて利用したいため、考慮してHamRadioDeluxeも使用しているが、とりあえず運用 だけなら(0)で説明したMMVARIのみでもいい。


(2)LAN遠隔コントロールの場合1(Rigの周波数コントロール無し:具体的にはMMVARIのみ(HDRのリモートは無し)で使用する。)
   この使い方はほとんどしないと思われるので後回し

(3)LAN遠隔コントロールの場合2(Rigの遠隔コントロール無し:具体的にはクライアント側はMMVARIのみ(但しサーバー側でHDRは立ち上げた状態:理由は次のCと切り替えし易くするため)で使用する。)
   この使い方もしないかな。

(4)LAN遠隔コントロールの場合3(Rigの周波数コントロール有り:具体的にはクライアントHDR有りで使用する)全ての運 用をクライアント側で完結するイメージ。

   これが便利でしょう。これを使うことが多いと考えるので、早めにまとめる!!

  運用イメージ:サーバー側はMM-RemoteのMM-VavelinkとHDRを立ち上げる。
           クライアント側はMMVARIとHDRを動作させてLAN経由でコントロールする。このとき、Rigの送信コントロールはHamRadioDeluxeを使用するのでHDRPTTも併用する。

 ・必要SW
  ・MMVARI(森さんのPSK31/RTTY SW)
  ・HamRadioDeluxe(以下HDR:RigコントロールSW)
    クラスタ情報(日本のサーバーもOKと読んだ覚えがあるが設定方法分からず)から無線機を直接コントロール可能
  ・HDRPTT(MMVARI等のMMシリーズとHDRで232Cを共用(HDRにまかせる)するSW)
    MMVARIで送信するとHDRのRigコントロールを使ってRigを送信状態にする為のSW。
  ・MM-Remote(2つあるうちMM-Vavelinkのみ:HDRも使用するから)

 ・必要機材
  ・Rig
  ・サーバPC(232CもしくはUSB/232CコンバートでRigを接続して使用)
  ・クライアントPC(LAN経由でリモートコントロール用)
  ・232Cケーブル
  ・Digital I/F(例:テクニカルシャック製)
    PC − Rigで直接接続(HDR経由でPTT制御)
    PC − Digital I/F − RigでPSKデータ接続

 ・インストールと設定
  ・MMVARIをインストール
  ・HDRをインストール
  ・HDRPTTをインストール

  ここまでは、(1)スタンドアロンで実施済み

    下記リモート操作設定へつづく。。。。。
  ・HamRadioDeluxe   ・MMVARI   



<inradのroofingfilterとDXCC>
・inradから発売されたばかりのFT-1000MP mark-v用のRroofing Filterキットを発見($165、2004.10)
 これで、FTDX-9000やIC7800等の100万クラスと同等性能にアップグレードできそう。
 これ、かなりやばいです。300Hz程度のFilterといっしょに注文かなあ(予定は2005.6頃かぁ)
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使用記
比較1
比較2


・DXCC申請
 しばらくサボっていた集計を再開しなければ。。。2004年中の申請を目標にします。

年は越して2005年になってしまいましたが、念願のDXCCアワードを頂きました。
なんだかんだいってやっぱり嬉しいですねぇ。



・オートアンテナチューナーが不調(2004.12.01)
 数日前に強風が吹き荒れたので、アンテナケーブルの確認の為に動作させたら 1バンド以外チューニングを受け付けない。。。あれれ困った。せっかく無線機一台直したのに。。
買うと高いので修理修理。。週末に掛けて、修理しなきゃ。
無理なときはここで修理やってくれるかも。。http://www.jacom.com/e-shop/index.html
その後、部屋の中で簡単にチェックをしたところ問題なく動作した。内部の確認を兼ねて清掃して終了。 よっかたよかった。
一部リレーが腐食気味であったが、動作上は問題なさそう。
内部写真



  update 2006.6.2