サンチェ ( sanchez )
drums


74/7/23birth blood: -ab

regular- ChaoticCocks, LowEnough, 
     What'sYourName?, FastCars, NAViGATiONS,
     cebo(02- ), obs(10- )
support - a good many

( likes )

artists
alice in chains, bloodthirsty butchers, burning airlines, channels, charlatans, cowpers, jawbox, mae, mineral, oasis,  radiohead, ramones, RHCP, scafull king, sunnyday real estate, smashing pumpkins, third eye blind, Joshua, Texas is the Reason


drums players
DaveGrohl, JimmyChamberlin, Reni, 中村達也

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2015/12/31

 厄年とか信じてねーけど、今年は酷い目に遭ったね。 例年だと順位付けしてるけど、今年は難しいので起こった順で。

 1.Mineral@渋谷O-nestを観戦&号泣

 2.夜中にRUNNERさんで自爆&人生初の骨折⇒即入院

 3.入院中に異動のお知らせ。普通は落ち着いてからだよね…

 4.そんな中、人生初の決算賞与なんか貰っちゃたりね

 5.Vampilliaと2日連荘で対バン

 6.会社の社長とマジ対決&訴える方向に意思を固める

 7.古川勤務開始で('A`)ヴァー

 8.えっ?仙台から古川に通うの?それマジで言ってんの?

 9.MEGA☆ROCKS出演。いわゆる想い出づくりやねw

 10.人生初の「弁護士へ相談」…しかし良い結論には至らず…

 11.左手親指の先に痺れ発生⇒放置してたら左腕全体に痺れが拡散。検査結果は頚椎ヘルニアとの事。保存療法でGO!…orz

 12.いわき市に日本本社を置く某世界的企業からプライベートオファーがあったけど、転勤できないので泣く泣く断るの巻…

 13.雪が降る前に何とか大崎市民に。嫌だけど、しゃあない。

 14.仙台市内に倉庫を借りるの巻。俺みたいな物持ちに是非オススメしたい。快適♪

 以上。 来年はイイ事ありますように…




2014年7月12日 ユウヒ
   
 彼とは、彼が"airdive"と言うバンドでギターを弾いてた頃に知り合いました。
 彼の出す音は、ギターらしいそれでは無かったけれど、
 "RAMONES"や"NIRVANA"のような判り易い音が好きだった当時の俺にも
 (理解出来ないながらに)不思議と魅力的に聴こえたものでした。

 その後、彼は"NORMsY"と言うバンドを"airdive"のユーヤと始めます。
 このバンドで彼が出してた音は、おおよそギターに聴こえませんでした。
 トム・モレロも裸足で逃げ出すような、スクラッチ&ノイズの塊だったので。
 そんな彼らが奏でる曲は奇妙奇天烈かというと、そうではなく、
 変拍子バリバリながら、ポップ&グッドメロディなものでした。
 …少なくとも俺にはそう聴こえました。
 ちなみに、この頃の彼のエフェクターケースは、
 特注のバカデカいケース×2個になっていました。
 ギターキッズが熱心に見入ってたのが印象的だったなあ。
 この頃、"kokyu"や"ラニー"、"金色・猫舌"の皆とも知り合いました。
 彼ら彼女らの音楽に対する意識の高さに触れ、
 歳下の人間(彼ら・彼女ら)を迷いなく尊敬できるようになり、
 ああ、俺も大人になったんだなあと、我ながら感慨じみたものです。

 "NORMsY"を最前で観ていると、よく"金色"の彼女と話すようになりました。
 彼女がキラキラした目で「上手く言えないんですけど"NORMsY"って他のバンドとは違いますよね!」
 って言ったのが凄く印象的だったなあ。
 彼女の音楽は、彼らとはおおよそかけ離れていたので余計にね。
 そんな彼らが好きすぎて、ライブはほぼ皆勤で観に行ってたなあ。
 それだけにサクッと解散してしまった時は残念で仕方がなかったんだよ。

 暫くして彼から"umiuma"というバンドを始めた事を聞かされます。
 "金色"の彼女をベースボーカルに迎えた3ピースバンドとのコト。
 …初見から圧巻でした。
 ああ、彼には一生敵わないんだなあ、と。
 音楽的方向性の変化も去ることながら、彼のプレイスタイルが変わったことに凄く驚きました。
 足元を埋め尽くしていたエフェクター類はどこかに消え、最小構成になっていたのです。
 エリック・クラプトンを評する時に「スロウハンド」と言う言葉が使われるけど、
 俺が初めて「スロウハンド」を目の当たりにしたのは奇しくも彼のプレイだったのよ。
 手指が全然動いてないのよね。
 彼の場合、「効率的な運指で多彩なプレイを」と言うよりは、単なる省エネプレイだった思うけど(笑
 "NORMsY"時代から「音源はよ作れ!」と口酸っぱく言っていたせいか、
 "umiuma"が1枚目のアルバムを作っている最中、彼が俺にラフ音源をくれたことがあって、
 喜びを表現するのが下手な俺は「あんがとね♪」しか言えず、自分の語彙の少なさに苛立つも、
 その音源の素晴らしさに、誰にも言わず(言えず)ヘビロテしてたりね。
 こんな素晴らしい音源がまもなくドロップされるのかと思うと、昔から仲間でありファンであった俺は嬉しく なり、
 早く誰かにこの喜びを伝えたいんだけど、誰にも言えないモドカシさにウワーってなったり。
 そんな思い入れの強い1枚目のアルバムがドロップして、予想通りの高評価だった時は
 自分のバンドでもないのにエラいコト喜んだものです。 

 彼は自分から話題を作って人の輪に入っていくタイプで は無かったけれども、
 その人柄と音楽的レベルの高さから、いつも誰かに話しかけられて喋っているイメージが強く、
 その最たる例が、我々"obs"が主催した戸川純・umiuma・obsの3マンイベントの時の楽屋で、
 戸川純バンドのギターであるニコレットマン(デニス・ガン)から「キミのあのプレイを教えてくれよ♪」
 って話しかけられて、和気あいあいとギターを弾いてる姿が今でも思い出せるよ。
 彼の事や彼との想い出を語り始めたらキリがない。
 ストリートカルチャーとしてのスケボーが好きなこと。
 モトクロスやエクストリームスポーツが好きなこと。
 一時期フランス語のラップにハマっていたこと。
 変拍子バリバリ野郎なのに、根っこはポップス好きなこと。
 昼の国分町をプラプラしてたらチャド・スミスに出くわし、2ショット写真を撮らせて貰ったこと。 

 俺は語彙が少ないから上手く表現できないんだけども、
 彼らの事を「夭逝(ようせつ)」と言うのだろう。
 キミらが残してくれた珠玉の1枚を、俺はこれからもずっと聴くよ。
 まあ、あっちでも音楽やったり、お酒を呑んだりしてるのだろう。
 俺も(いつになるか判らないけど)いずれ行くので、その時はセッションでもしよう。
 じゃ、またいつか!


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