平成14年10月のテーマ
ヒヤリハット「私の場合」
年代順に書いてみたいと思います。
先に書くほど“若いときのアクシデント”ということです。
1.病院内のスロープで配膳車を押している時、配膳車ごとひっくり返してしまったこと。
2.今は無き水銀体温計数10本を遠心分離器のような器具にセッティングして水銀を振り落とした後、取り出す時・・・。
体温計のみを束にしてつかんでしまい、そのまま床にばらまいてしまったこと。
3.水銀柱の血圧計である人の血圧測定中、フタの部分が「コツン」という音と共にその人の額に横たわってしまったこと。
4.ヘパリン生食を取りにナースステーションに戻り、自分はヘパ生だと思ってBED-SIDEに向かっている最中、
後ろから焦ったスタッフが追いかけてきて「〇〇さん(ナースのおばちゃんのこと)、それモルヒネです」と小声で言われたこと。
5.急変時にDOAとDOBを間違えそうになったこと。
6.NPOの人に配膳しそうになったこと。
その他多数で思い出せず。
ちなみに読者のヒヤリハットは・・・。
どじな姉ちゃん様(11年目〜14年目)
検査のため、禁食だった患者様に「お食事です。今日は美味しそうですね」と、笑顔で食事を配ってしまい、
患者様から「ねぇ、この検査ってごはん食べていいの?」って言われてはっとした事です。
栗まんじゅう様( 5〜10年目)
外科病棟に勤務した時、ある日夕方の申し送り前に、OP患者が帰室してバタバタしていた。皆、ナースステーションにいない。
で、その日、OP後ばっかり受け持ちであった私は、コールがあったんで(受け持ち部屋は全てステーション真ん前の重症部屋!)
ステーションのネームボードのコールを見たら、一度に3人の患者のコールが!!ひとりひとり用件を聞いてると、
皆トイレのお急ぎコールばっかり。丁度、夕方の抗生剤を接続しようとしてた私は、急コールのある部屋に行こうとした間、
患者の足元のオーバーテーブルに点滴を置いたまま、忘れて3人のトイレ介助に行ってしまった。
で、オーバーテーブルに置いたとこの患者さんは不穏気味の高齢者。コールから戻ると、点滴がない!!!
えー。でも、探しても探してもない。なんと準夜で、布団の中から抗生剤が出てきたそう。
どうやら、オーバーテーブルを患者さんが蹴っ飛ばしたひょうしに布団の中にボトルが落ちたようです。
でも、キャップが外れて針むきだしじゃなかったのが幸いでした。
同時に準夜の方が発見してくださり、次から複数コールで限度を感じたら誰かに頼むべし。と暖かい言葉。
しかし、副看護長はクドクド根にもってたらしい。
ちなみに読者のヒヤリハットはもう少し数が集まったら
「渡る世間はへそ曲がり」のようにして読者投稿の中に入れる予定です。