My Rose Garden 2

Clinic 又は我が家で咲いているバラ・紫陽花・クレマチスなどを紹介します。


20:スパニッシュ・ビューティー(薔薇)

 

クリニックのアーチに念願の薔薇の花が咲きました。写 真左は5/7現在の様子です。興味のある方は、
通りがけにでも見ていって下さい。スパニッシュ・ビューティーが美しく咲いてくれたので 、
とてもハッピーな気分になります。花なので「華がある」という表現は変ですが、
とても「華がある花」だと思います。縁の淡いピンクがなんとも透明感があって美しいですね。
毎年伸びてくれるとますます嬉しい。 26.5.7記載


19:チャールストン(薔薇)

  
黄色かった薔薇が、開花と共にだんだん朱を帯びて、散り際には朱色一色に(4/5→4/10→4/16)

3度目の正直である。チャールストンは前から咲かせたくて以前も苗を購入したのだが、2回とも
咲かずに枯れてしまった。育てるのが難しい花である・・・とは記載されていないので、運がなかった
だけかもしれない。でもこの花の移ろいを、ぜひ生で見たいと思って、今回の購入が3回目。どうしても
ほしい薔薇だった。そしてその想いが、乗り移ったかのような見事な花を見ることができて、毎日の
変化を楽しみにしているこの頃である。この楽しみも、まもなく終わってしまうかもしれないが、少しでも
いっしょに味わっていただきたいと、クリニックの玄関に持ってきたので、ぜひご鑑賞いただきたい。

この花に魅せられたら、あなたも薔薇の栽培人?           H26.4.20

18:芽」

  
左)薔薇の「芽吹き」芽はなぜか赤い 中央)赤薔薇は茎まで赤い 右)クレマチスの芽はサプライズ

  
左)紫陽花の芽は先端から出る 中央)ヤマアジサイはすこし遅くに発芽 右)カエデの芽は初めから紅葉

春先の植物の芽吹きはたいそうかわいいもので、冬の間に死んでしまったのではないかと心配させた
植物も見事に根元から生えそろうと、こちらまで気分が高揚する。人間にしても、植物にしても
育つのを見ることは嬉しい。小児科医って精神衛生上、健康にいいんだと思うときでもある。
芽は黄緑色を想像するかも知れませんが、実のところ、なぜかどれも赤茶色!紅葉なんか、最初から
紅葉のよう・・・みんな生きているを実感できるひととき   H26.4.1


17:花海棠(はなかいどう)

  
花海棠  3/29 朝→夕

ソメイヨシノの開花と歩調を合わせるように 3/28・3/29の暖かさで家の花海棠も一気に開花しました。
サクランボウのようななりわいの濃いピンクの蕾が鈴なりになって、見事に可愛い「桜」です。
4年前、この花に花屋で初めて巡り会った時に一目惚れして、
でも大きさ故にその場で買って帰るのに躊躇しました。
その年はそれで終わってしまい、3年越しで求めたのが2年前、今年我が家で3回目の開花です。
毎年、裏切ることなくたわわに可愛い花を付けてくれる我が家でもアイドル的な、春を告げる花です。 H26.3.30


16:シルホサ クレマチス

  
左:シルホサ   中央:シルホサ・バリアリカ(花弁にえんじの斑が入る)  右:シルホサ全景

我が家の北面の垣根には10種類くらいのクレマチスが植えてあるが、なかなか上手に育ってはくれない。
その中で最も元気のいいのは、このシルホサ系一群。この種のクレマチスはなんと秋から葉を増やし、寒くなる
に連れて青々とし、そして花を咲かせる類い希な花。
クリーム色単色の花を持つのがシルホサ原型(写 真左)。
花弁にえんじの斑が入るシルホサ・バリアリカ(写真中央)。 花弁が落ちるとしべが進展して放射状の第二の
花になる。本物の花弁よりも、この遠くから見たらタンポポの綿毛のように見えるこのしべの花が美しい。
ひとつひとつに華やかさはないものの、次から次に咲き、しべの花は長く残る。何もない極寒のこの時期に
群のように咲きほこるシルホサの白い花の連なりは、この上もなく上品で美しい(写 真右)。  H26.2.14
 

15:コーネリア 薔薇

  

1番左の写真がこの薔薇の雰囲気を最も伝えてくれるかと思いますが、「苺の実の様な蕾」そんなたとえが
ぴったりの花つきをする、可憐で可愛い色のコーネリア。とても元気で、いいのか悪いのかとにかく
新しい枝がやたらにシュートして藪になってしまいます(文字通りブッシュタイプ)。花はソメイヨシノ
の様に1房にたくさんつき、蕾から開花へと順に繰り返していきます。蕾の色がご覧のように濃くって
とてもキュートですね。我が家にはこれが2本あって、玄関のはめ窓こしに桜・どうだんツツジと
いっしょに見える、我が家の顔の1つでもあります。とても良く増えるので、かわいい薔薇が好きな方に
お薦めです。ただし、横に増えるので、十分なスペースが必用です。これ200円で仕入れたものでした。
もう一つ、病気には比較的強いのですが、とても「美味しい」らしく、時々見に行かないとアブラムシの宝庫に
なっていたり、はらぺこあおむしの餌食になっていたりしますが、でも、めげずに増殖しています。  25.12.20



14:ボレロ(左)&ウインダーメア(右)薔薇

 
ボレロ                       ウインダーメア 

ボレロとウインダーメアはどちらも少しだけアプリコットのかかった白の花で、写 真では分かりかねますが、
どちらも鉢植えを家の中に置くと、最強の甘さを家中にほとばしらせ、すごいことになります。香りの種類
こそ違いますが、カサブランカレベルの強さといったら想像しやすいかと思います。色も白で、香りも強いと
なると、このふたつ、血縁が近いかと言えばそんなことないようです。ボレロはすこし低いところでたくさん
花を付けるタイプ。ウインダーメアもよく花を付けますが、やや枝の伸びが長く、ボレロより背高です。
その上、すこし枝振りが細いがために、やや大輪の花の重さに、時としてうなだれてしまいます。
ボレロをボタンに例えるなら、ウインダーメアはシャクヤクという感じでしょうか。それとボレロの方が
花弁が細かく、枚数も多い分だけ、他のばらと一緒に咲くと、ひとり目立つように思います。

ウインダーメアは、典型的なカップ咲きの薔薇の花の形をしています。
香りの好きな方、ぜひボレロをひとつお家に置いて見て下さい。大きくなって、一斉に花を持ったら
庭中がボレロの香りで包まれるかも知れません。   H25.11.23


13:ワイルドブルー・ヨンダー(左)&ラプソディー・イン・ブルー(右)薔薇

   
 ワイルドブルー・ヨンダー        ラプソディーインブルー 

美しい薔薇は数あれど、ため息が出るほどの美しさに魅入られることは少ない。ワイルドブルー・ヨンダーは
そういう類い希な魅力を持ち合わせた希有な薔薇だと思う。このビロードのような質感と花びらの有りよう、

これだけで 文句無しなのですが、香りもまた素敵です。ブルーという名がついていますが、見ての通 り
紫がかったローズレッドです。花付きもよく(四季咲)、弱くもなく(青系の花は弱い)、 絵になる花として
ナンバーワン揺るぎ有りません。ディスタント・ドラムス、ピースとならんで最も魅力的な薔薇です。
写真右はラプソディーインブルー、おなじみガーシュインの曲名から取られたものですが、これは結構
本紫で珍しい色の花です。この薔薇も結構強くって、花をたくさん付けてくれます(四季咲)。紫の花が
好みで、ひらひらした感じが好きな方にはとてもお薦めです。これも青いとはいいがたいですが、
ワイルドブルー・ヨンダーよりはまだブルーの名をつけてもよいかなと思います。
青い薔薇には永遠のあこがれが有るようで、みなさん青の名を冠したものが多いですよね。 H25.10.20

 

12:カサブランカ(ユリ)

数年前に既に終わってしまったカサブランカの大苗を500円か1000円で買ってきた。
そのまま腐ってしまうのかと諦めて放って置いたのが、毎年しっかり咲いてくれて
美しさも匂いも格別! カサブランカ(白い家)周辺に甘い香りを撒き散らし中です 25.7.15

 

11:クレマチス マルチブルー(左)&フェアリーブルー(右)クレマチス

 

クレマチスが 好きでツルがあげられそうなところは数多く植えていますが、生えそろう者は
揃うけれど咲かない者も有ります。このふたつはともに青色系の中でも、豪華なしべをつけた
者達で、お陰様で良く咲いてくれます。ふたつとも時間が経つと、外側の花びらがはずれて
中のしべだけの花に代わり、また別の雰囲気が楽しめます。 フェアリーブルーは植えてまだ1年ですが
マルチブルーは3年くらい経っているので、今年は良く伸びて、良く咲いてくれています。 25.5.29