・Ｄ５１１０８６
Ｄ５１１０８６は現在、第２動輪を北海道亀田郡大沼町にあるＳＬ夢ギャラリー「ぽっぽ爺」に、第４動輪を北海道岩見沢市上幌向岩見沢観光バスに保存されています。１９４４年（昭和１９年）に製造され、姫路、新鶴見、平、水戸、原ノ町、釧路、新得、池田、追分、滝川、そして最終配置は追分機関区で、１９７５年（昭和５０年）１２月２４日の蒸機定期仕業最終日まで活躍し、１９７６年（昭和５１年）３月１０日に廃車になりました。保存予定で、追分機関区の扇形庫内で大切に保管されていましたが、４月１３日の深夜に起こった扇形庫の火災により、本機を含む１３輛（内８輛がディーゼル機関車、蒸機は他に７９６０２、Ｄ５１２４１、Ｄ５１４６５、Ｄ５１６０３）が焼失してしまいました。
モデルはカトー製（リニューアル）をベースに、やえもんデザインや南洋物産、銀河モデル、タヴァサホビーハウス、レボリューションファクトリーのパーツを用いて、最後の追分機関区での姿を再現しました。
カマボコ型ドームに船底型テンダー付きです。
標識灯の取り付け位置（高さ）が、左右で異なります。
カマボコ型ドームはやえもんデザイン製のパーツを使用
放熱管は２段です。
判りにくいですが、キャブ窓前後にバタフライスクリーンが取り付けられています。
逆止弁はカバーのないタイプです。
非公式側の放熱管は３段です。
速度検出ロッドも再現
二子三方コックは本当は短いタイプですが、軟質プラ製で加工がしにくいので、そのままにしました。
テンダーは南洋物産の戦時型船底テンダーキットを使用しています。
全長、幅、台車間の距離が少々異なるので、加工を施しています。
